「ミラーレス」と「一眼レフ」の検索キーワード動向

「ミラーレス」と「一眼レフ」の検索キーワード動向

ミラーレスがカメラ業界を牽引?!


ネット行動分析サービスを提供する株式会社ヴァリューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻本 秀幸)は、ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、デジタルカメラの「ミラーレス」と「一眼レフ」の検索動向について調査・分析しました。

分析概要

全国のモニター会員の協力により、ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、「ミラーレス」と「一眼レフ」関連ワードを検索したネットユーザーの行動を分析しました。
※関連ワードとは、以下の検索ワードとする
ミラーレス:ミラーレス
一眼レフ:一眼レフ、一眼レフカメラ
※検索者数やサイト訪問者数は、VALUES保有モニターでの出現率を基に、国内ネット人口に則して推測。
※集計期間は2016年9月~2018年8月

考察サマリ

2018年2月に「ミラーレス」関連ワードが「一眼レフ」関連ワードを逆転!

スマートフォンに押され、苦境続きだったカメラ業界ですが、“インスタグラム”の流行が追い風となって復調の兆しを見せているようです。今回は小型で一眼画質を楽しめる「ミラーレス」と、高画質カメラの代表的な「一眼レフ」の関連ワードの検索者数推移について比較してみました。
2018年1月まで「一眼レフ」関連の検索者数が常に上回っていましたが、2018年2月に「ミラーレス」関連ワードが逆転し、2018年8月は検索者数がさらに上昇、両者の差が開いています。直近では、ユーザーの「ミラーレス」への興味関心度合いが高まっていることがうかがえました。【図1】

若年層を中心に「ミラーレス」への興味関心が拡大

次に、「ミラーレス」の検索者数が「一眼レフ」を逆転した月の前後(2016年9月~2018年1月と2018年2月~2018年8月)で検索者の属性に違いがあるかを見てみました。
性別でみると、どちらも大きな変化は見られませんでしたが【図2】、年代別では「ミラーレス」の20代が2018年2月以降に4.2ポイント増加しており、若年層を中心に「ミラーレス」への興味関心が拡大していることが考えられます。【図3】

「ミラーレス」と「一眼レフ」の違いについて調べるユーザーが多い

続いて、「ミラーレス」を含むキーワード検索後にどのようなコンテンツを見ているか、検索後のランディングページ(LP)を見てみました。1位は2位と1.5倍以上の差をつけて「ミラーレス」と「一眼レフ」の違いについてのノウハウページでした。他にも「ミラーレス」と「一眼レフ」の“違い”についての説明ページや基礎知識ページが多数ランクインしており、ユーザーの多くは“違い”について調べていることがうかがえます。【図4】一方で、「一眼レフ」のLPはノウハウやおすすめページがランクインしていました。【図5】

写真・カメラの展示会イベントや、ニコンのミラーレス再参入記事に注目集まる

最後に「ミラーレス」に関連するWeb上の情報接触者数の日次トレンドを見てみたところ、3月1日(※1)、7月25日(※2)、8月23日(※3)の3ヶ所で訪問者数が顕著に伸びていました。【図6】
3月1日は『CP+ CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW 2018』が開幕し、それに関する記事が最も多く閲覧されていました。7月25日は『ニコンのミラーレス再参入』、8月23日は『ニコンの新製品発売』に関するページが多く閲覧されていました。7月25日の『ニコンのミラーレス再参入』の記事は男性によく見られており、高年層のユーザーが多いことから、記事により属性の特徴が表れており興味深い結果となっていました。【図7】

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