約6割のBtoB企業がWeb広告運用を外部委託!運用代行にあたっては事業への理解度に課題も【キーワードマーケティング調査】

約6割のBtoB企業がWeb広告運用を外部委託!運用代行にあたっては事業への理解度に課題も【キーワードマーケティング調査】

株式会社キーワードマーケティングは、同社が運営するメディア「キーマケLab」にて、自社のマーケティング施策に携わっているBtoB企業のマーケティング担当者を対象に「BtoB企業のWeb広告運用に関する実態調査」を実施し、結果を公開しました。


Web広告運用を外部に委託していると回答したBtoB企業は63.2%

BtoB企業のWeb広告の運用体制は全体の63.2%が「アウトソーシング(一部含む)」、25.2%が「インハウス(すべて自社内で運用)」という結果となりました。

一方で、自社のWeb広告の成果に満足しているかについては、「非常に満足している」が10.1%。「満足している」が24.3%と全体の約3割、「どちらとも言えない」が28.5%、「あまり満足していない」が22.6%、「全く満足していない」が5.6%という結果となりました。

Web広告運用のパートナーを選定する際のポイントは「費用や手数料が最適である」が45.1%で最多

現在の運用体制を「アウトソーシング(一部含む)」と回答した213名に対し、Web広告運用のパートナーや代理店を選定する際のポイントを聞いたところ、最多の45.1%が「費用や手数料が最適である」と回答。次点で40.4%が「自社が求める提案の提示」、39.9%が「強みが自社のニーズとマッチ」と回答しました。

Web広告運用の代行を依頼する上での悩みは「事業を理解してもらうのが難しい」が36.2%で最多

現在の運用体制を「アウトソーシング(一部含む)」と回答した213名に対し、パートナーや代理店に依頼する上での悩みを聞いたところ、最多の36.2%が「事業を理解してもらうのが難しい」と回答。次点で34.3%が「自社にノウハウを溜めたい」、27.2%が「手数料が高額」と回答しました。

また、Web広告を運用する上での困りごとを聞いたところ、32.6%が「コンバージョン率が低い」、31.5%が「リード件数が目標値以下」、26.4%が「広告のクリック率が低い」と回答し、コンバージョン数などの獲得施策に課題を感じていることがわかりました。

調査概要

調査対象:自社のマーケティング施策に携わっているBtoB企業の担当者337名
調査期間:2024年5月24日〜5月28日
調査方法:(株)IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

出典元:株式会社 キーワードマーケティング

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000070822.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連する投稿


オプト、新サービスに必要な検証をスピーディーに実現するAI駆動型の超高速プロダクト検証支援サービスの提供を開始

オプト、新サービスに必要な検証をスピーディーに実現するAI駆動型の超高速プロダクト検証支援サービスの提供を開始

株式会社オプトは、生成AIを活用したAI駆動型プロダクト検証支援サービス「DIGGIN’ ZERO(ディギンゼロ)」の提供を開始したことを発表しました。


BCG、年間消費額1,000万円以上の高額消費者の購買行動に着目した調査・分析結果を公開

BCG、年間消費額1,000万円以上の高額消費者の購買行動に着目した調査・分析結果を公開

ボストン コンサルティング グループ(BCG)は、「年収3,000万円以上かつ年間消費額1,000万円以上」の日本の消費者を対象に「BCG高額消費者調査」を実施し、結果を公開しました。


SNS広告が新たな購買行動のきっかけになった人は約7割!ストーリー形式の広告に対する評価が上昇傾向【PRIZMA調査】

SNS広告が新たな購買行動のきっかけになった人は約7割!ストーリー形式の広告に対する評価が上昇傾向【PRIZMA調査】

株式会社PRIZMAは、SNS広告で購入経験がある全国のZ世代(15〜27歳)、Y世代(28〜42歳)、X世代(43〜58歳)の方を対象に、「2025年最新版 SNS広告の購買行動調査」を実施し、結果を公開しました。


YouTube動画きっかけで商品を購入した約7割が、ショートよりも長尺動画の方が"購入意欲が沸く【NEXER調査】

YouTube動画きっかけで商品を購入した約7割が、ショートよりも長尺動画の方が"購入意欲が沸く【NEXER調査】

株式会社NEXERは、株式会社アートブレインズと共同で、普段からYouTubeを視聴する方を対象に、「YouTube動画と商品購入」についてのアンケートを実施し、結果を公開しました。


アライドアーキテクツ、顧客の声をAIで解析してコミュニケーションの起点となるインサイトを発見するデータプラットフォーム「Kaname.ax」の提供を開始

アライドアーキテクツ、顧客の声をAIで解析してコミュニケーションの起点となるインサイトを発見するデータプラットフォーム「Kaname.ax」の提供を開始

アライドアーキテクツ株式会社は、同社が蓄積してきたSNSのUGC(User Generated Content)をはじめとする顧客の声(VOC:Voice of Customer)データとマーケティングコミュニケーション領域で培った知見をAIで統合・解析し、コミュニケーションの起点となるインサイトを継続的に導き出すデータプラットフォーム「Kaname.ax(かなめ・エーエックス)」のサービス提供を開始したことを発表しました。


最新の投稿


みんなの注目キーワードは?週間検索トレンドランキング(2025/05/05〜2025/05/11)

みんなの注目キーワードは?週間検索トレンドランキング(2025/05/05〜2025/05/11)

ヴァリューズのWeb行動ログ分析ツール「Dockpit(ドックピット)」をもとに、週次の検索急上昇ワードランキングを作成し、トレンドになっているキーワードを取り上げます。


オプト、新サービスに必要な検証をスピーディーに実現するAI駆動型の超高速プロダクト検証支援サービスの提供を開始

オプト、新サービスに必要な検証をスピーディーに実現するAI駆動型の超高速プロダクト検証支援サービスの提供を開始

株式会社オプトは、生成AIを活用したAI駆動型プロダクト検証支援サービス「DIGGIN’ ZERO(ディギンゼロ)」の提供を開始したことを発表しました。


BCG、年間消費額1,000万円以上の高額消費者の購買行動に着目した調査・分析結果を公開

BCG、年間消費額1,000万円以上の高額消費者の購買行動に着目した調査・分析結果を公開

ボストン コンサルティング グループ(BCG)は、「年収3,000万円以上かつ年間消費額1,000万円以上」の日本の消費者を対象に「BCG高額消費者調査」を実施し、結果を公開しました。


レジリエンス経営 ~ 危機を乗り越えて

レジリエンス経営 ~ 危機を乗り越えて

物理学をはじめ、精神医学や心理学、果ては経営に関わる概念としても応用されている「レジリエンス」。この広範囲な分野で活用される「レジリエンス」とは、広義で捉えると柔軟性・回復・復興といったところでしょうか。まさに現代の社会的にも企業の経営的にも必要とされている「レジリエンス」について、広告・マーケティング業界に40年近く従事し、現在は株式会社創造開発研究所所長、一般社団法人マーケティング共創協会理事・研究フェローを務めている渡部数俊氏が体系的に解説します。


SNS広告が新たな購買行動のきっかけになった人は約7割!ストーリー形式の広告に対する評価が上昇傾向【PRIZMA調査】

SNS広告が新たな購買行動のきっかけになった人は約7割!ストーリー形式の広告に対する評価が上昇傾向【PRIZMA調査】

株式会社PRIZMAは、SNS広告で購入経験がある全国のZ世代(15〜27歳)、Y世代(28〜42歳)、X世代(43〜58歳)の方を対象に、「2025年最新版 SNS広告の購買行動調査」を実施し、結果を公開しました。


競合も、業界も、トレンドもわかる、マーケターのためのリサーチエンジン Dockpit 無料登録はこちら

アクセスランキング


>>総合人気ランキング

ページトップへ