
2017年上半期、中国インターネット求人産業における収益が27億1000元にも達しました。前年比18.9%の伸びを見せています。
インターネット求人産業が国内で活発な広がりを見せている事と、雇用主の利益増加の2つの要因がインターネット求人産業の収益増加を促したようです。ネット求人関連の主要企業は特に中流層地域、低所得地域で拡がりを見せており、肉体労働者数、雇用主数ともに増加傾向にあります。今やインターネット求人産業は、雇用主と雇用者を直接結びけるだけでなく、外部委託を含む人材サービス事業にまで拡がりを見せています。そのことがより一層インターネット求人産業の収益増加を促しました。

2017年上半期、「51job」と「Zhaopin」の2社は中国インターネット求人産業を牽引する役割を果たしました。マーケットシェアは、第1位「51job」(31.8%)、第2位「Zhaopin」(30.7%)という結果になりました。この結果を見ても判る通り、大手2社が中国インターネット求人市場を独占している状態です。当面この状況が続くと予想されています。新たな企業の誕生や企業合併も行われていますが、新しい企業が成功を収めるにはまだまだ時間がかかりそうです。

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