メーカーの約8割がSNSによるユーザーコミュニティ形成に期待 理由は「ユーザーの声が拾いやすくなると思うから」など【SHINSEKAI Technologies調査】

メーカーの約8割がSNSによるユーザーコミュニティ形成に期待 理由は「ユーザーの声が拾いやすくなると思うから」など【SHINSEKAI Technologies調査】

株式会社 SHINSEKAI Technologies は、SNSマーケティングを実施しているメーカーのマーケティング担当者を対象に、コミュニティ形成に関する意識調査を実施し、結果を公開しました。


SNS運用において重視していること、「ブランドイメージを正しく理解してもらえるようなコンテンツ作り」や「ユーザーとの関係構築」など

「Q1.あなたが現在、SNS運用において重視していることを教えてください。」と質問したところ、「ブランドイメージを正しく理解してもらえるようなコンテンツ作り」が55.1%、「ユーザーとの関係構築」が51.4%、「自社製品・サービスを理解してもらえるためのコンテンツ作り」が49.5%という回答となりました。

SNS運用を行う中で、現在抱えている課題、「常に話題性の高いネタを提供できない」や「SNSに詳しい担当者が少ない/いない」など

「Q2.SNS運用を行う中で、現在抱えている課題を教えてください。」と質問したところ、「常に話題性の高いネタを提供できない」が43.0%、「SNSに詳しい担当者が少ない/いない」が41.1%、「フォロワー数の増やし方がわからない」が39.3%という回答となりました。

81.3%が、現在のSNS運用方法において、「直接的な事業成長につながらない」ことに「課題を感じている」と回答

「Q3.現在のSNS運用方法において、「直接的な事業成長につながらない」ことに課題を感じていますか。」と質問したところ、「非常に感じている」が27.1%、「やや感じている」が54.2%という回答となりました。

約8割が、事業の成長を進めていくために「ユーザーコミュニティ」の形成に「興味がある」と回答

「Q4.今後、事業の成長を進めていくために「ユーザーコミュニティ」の形成に興味はありますか。(※ユーザーコミュニティとは、企業や商品・サービスを軸に集まった既存顧客同士をつなげる場のことを指します。)」と質問したところ、「かなりある」が34.6%、「ややある」が43.9%という回答となりました。

・かなりある:34.6%
・ややある:43.9%

・あまりない:12.1%
・全くない:4.7%
・わからない/答えられない:4.7%

ユーザーコミュニティの形成に興味がある理由、「ユーザーの声が拾いやすくなると思うから」が65.5%で最多

Q4で「かなりある」「ややある」と回答した方に、「Q5.ユーザーコミュニティの形成に興味がある理由を教えてください。」と質問したところ、「ユーザーの声が拾いやすくなると思うから」が65.5%、「ユーザー同士のコミュニケーションが増加し愛着が増加すると思うから」が50.0%、「コアなファンの増加が企業成長につながると思うから」が48.8%という回答となりました。

「新規のファン層の拡大」や「サービス向上と売り上げにつながる」などの理由も

Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.Q5で回答した以外に、ユーザーコミュニティの形成に興味がある理由があれば、自由に教えてください。」と質問したところ、「新規のファン層の拡大」や「サービス向上と売り上げにつながる」など42の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・45歳:新規のファン層の拡大。
・47歳:より効率的なコミュニティの形成を行いたい。
・46歳:サービス向上と売り上げにつながる。
・52歳:顧客要望の情報を理解できるから。
・57歳:エンゲージメントの強化。
・36歳:ユーザ同士の活発な交流。
・55歳:社内だけでは解決しない課題に対して効果があると思う。

63.6%が、ユーザーコミュニティの1つとして「Discord」を「知っている」と回答

「Q7.あなたは、ユーザーコミュニティの1つとして「Discord」を知っていますか。」と質問したところ、「詳しく知っている」が24.3%、「聞いたことがある程度」が39.3%という回答となりました。

約9割が、事業共創の場として、Discordを「活用したことがある」と回答

Q7で「詳しく知っている」と回答した方に、「Q8.あなたは、事業共創の場として、Discordを活用したことがありますか。」と質問したところ、「活用したことがある」が88.5%、「活用したことがない」が11.5%という回答となりました。

約8割が、今後のユーザーコミュニティ形成に「期待している」

「Q9.あなたの、今後のユーザーコミュニティ形成への期待値を教えてください。」と質問したところ、「非常に期待している」が29.9%、「やや期待している」が45.8%という回答となりました。

調査概要

調査概要:コミュニティ形成に関する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年11月30日〜同年12月2日
有効回答:SNSマーケティングを実施しているメーカーのマーケティング担当者107名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

出典元:株式会社SHINSEKAI Technologies

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000115234.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


電話・スマホでのコミュニケーションは通話よりもテキストを利用 テキストの良さは「後から読み返せる」「時間を気にしなくていい」【クロス・マーケティング調査】

電話・スマホでのコミュニケーションは通話よりもテキストを利用 テキストの良さは「後から読み返せる」「時間を気にしなくていい」【クロス・マーケティング調査】

株式会社クロス・マーケティングは、全国20歳~69歳の男女を対象に「電話での声と文字のやり取りに関する調査(2024年)」を実施し、結果を公開しました。


スポーツの推し活をしている人が応援するために使っている金額は年間約3万2千円【ネオマーケティング調査】

スポーツの推し活をしている人が応援するために使っている金額は年間約3万2千円【ネオマーケティング調査】

株式会社ネオマーケティングは、全国の20歳~79歳の男女を対象に「スポーツの推し活」をテーマにインターネットリサーチを実施し、結果を公開しました。


実店舗でコスメ・アパレル商品購入時に「レビューをしたい」と感じている女性は8割以上【ReviCo調査】

実店舗でコスメ・アパレル商品購入時に「レビューをしたい」と感じている女性は8割以上【ReviCo調査】

株式会社ReviCoは、会員登録をしているブランドの実店舗で、月に1回以上アパレル・コスメ商品を購入している20~40代の女性を対象に、実店舗購入時のレビューに関する意識調査を実施し、結果を公開しました。


サーチとパス・コミュニケーションズ、アイトラッキングによる屋外大型ビジョンの視認率調査結果を公開

サーチとパス・コミュニケーションズ、アイトラッキングによる屋外大型ビジョンの視認率調査結果を公開

屋外広告媒体事業を展開する有限会社サーチと株式会社パス・コミュニケーションズは、屋外大型ビジョンの視認率に関する調査を共同で実施し、結果を公開しました。


アクセス分析ツール導入後、約4割が想定よりも活用できていない 「データの活用の難しさ」「複雑な機能」がハードルに【インフォネット調査】

アクセス分析ツール導入後、約4割が想定よりも活用できていない 「データの活用の難しさ」「複雑な機能」がハードルに【インフォネット調査】

株式会社インフォネットは、サイト運営をしており、アクセス分析ツール選定に携わった経験のある、非専門人材/兼務人材を対象に、アクセス分析ツール選びに関する実態調査を実施し、結果を公開しました。


最新の投稿


電話・スマホでのコミュニケーションは通話よりもテキストを利用 テキストの良さは「後から読み返せる」「時間を気にしなくていい」【クロス・マーケティング調査】

電話・スマホでのコミュニケーションは通話よりもテキストを利用 テキストの良さは「後から読み返せる」「時間を気にしなくていい」【クロス・マーケティング調査】

株式会社クロス・マーケティングは、全国20歳~69歳の男女を対象に「電話での声と文字のやり取りに関する調査(2024年)」を実施し、結果を公開しました。


カーシェアの市場規模や利用者数を調査。主要サービスの公式サイト訪問データから考察

カーシェアの市場規模や利用者数を調査。主要サービスの公式サイト訪問データから考察

カーシェアは車を共同利用するサービスで、日本にシェアリングエコノミーの考え方が広がるとともに普及しました。今回は国内の主要な13のカーシェアサービスのWebサイトを訪問した人のデータから、カーシェア業界の市場規模やどのような層が関心があるのかを調査していきます。


スポーツの推し活をしている人が応援するために使っている金額は年間約3万2千円【ネオマーケティング調査】

スポーツの推し活をしている人が応援するために使っている金額は年間約3万2千円【ネオマーケティング調査】

株式会社ネオマーケティングは、全国の20歳~79歳の男女を対象に「スポーツの推し活」をテーマにインターネットリサーチを実施し、結果を公開しました。


実店舗でコスメ・アパレル商品購入時に「レビューをしたい」と感じている女性は8割以上【ReviCo調査】

実店舗でコスメ・アパレル商品購入時に「レビューをしたい」と感じている女性は8割以上【ReviCo調査】

株式会社ReviCoは、会員登録をしているブランドの実店舗で、月に1回以上アパレル・コスメ商品を購入している20~40代の女性を対象に、実店舗購入時のレビューに関する意識調査を実施し、結果を公開しました。


マーケティングに欠かせないファネル分析とは?種類や事例、分析に役立つツールを紹介

マーケティングに欠かせないファネル分析とは?種類や事例、分析に役立つツールを紹介

マーケティングに欠かせないファネル分析は、顧客の購買プロセスを可視化することで、自社の現状の課題を明確化するために行います。 売り上げをアップさせるためには、マーケティングファネルの概念を理解した上で、分析結果に基づいた効果的な施策を行う必要があります。 しかしながら、マーケティングファネルには種類があり、目的や課題によって利用するファネルが異なります。 そこで本記事では、マーケティングファネルの種類や事例に加え、やり方や円滑に分析できるツールについてご紹介します。


競合も、業界も、トレンドもわかる、マーケターのためのリサーチエンジン Dockpit 無料登録はこちら

アクセスランキング


>>総合人気ランキング

ページトップへ