データ分析の基礎固めにおすすめの本9冊

データ分析の基礎固めにおすすめの本9冊

膨大なデジタルデータが集まる現代では、経営やマーケティング施策の意思決定にデータ分析を活用する企業が増えています。企業あるいは現場でデータを収集・分析・活用するために参考となる本をご紹介します。


データ分析は目的が大事

データを収集・分析するにあたり、目的に対して適切な手法を取ることが大事です。業務内容や部署が変われば、必要となるデータやその分析方法は変わります。

データ分析の基礎知識や事例、現場で使えるノウハウ、統計や分析手法などを知りたい、といった場合におすすめの本、なかでも入門者向けとも言える内容のものをチョイスしました。

データ分析でメジャーリーグ球団を強くする「マネー・ボール」

データ分析を駆使してメジャーリーグ球団を改革するという、データサイエンス小説です。小説のほか、2011年にはブラッド・ピット主演で映画化もされています。

データ分析のイメージを掴むのに最適な読み物なので、リラックスしながらデータ分析の世界を感じられる一冊と言えます。

マネー・ボール〔完全版〕 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) (日本語) 文庫 – 2013/4/10

¥ 1,034

データ分析の有効性を把握するには「統計学が最強の学問である」

「データ分析」というワードを世に知らしめたと言っても過言ではない、ベストセラー「統計学が最強の学問である」の続編です。

今作では、統計的手法をマーケティングや人事、そして経営戦略などの領域でどのように活かすかの考え方や手法を系統立てて学べるようになっています。

統計学が最強の学問である[ビジネス編]――データを利益に変える知恵とデザイン (日本語) 単行本(ソフトカバー)

¥ 1,980

データ分析をどうビジネスに活かすか知る「会社を変える分析の力」

大阪ガスのデータサイエンティストである、河本薫氏の書籍。

データ分析というと、数字をどのように扱うかに終止してしまいがちですが、その目的はあくまでもビジネスを変える効用を得るための意思決定で用いる材料の構想が重要である、つまり、データ分析とはなにか?というマインドセットを意識させてくれる一冊です。

会社を変える分析の力 (講談社現代新書) (日本語) 新書

『Excel対応 90分でわかる!日本で一番やさしい「データ分析」超入門』

値下げの効果は?顧客を満足させるには?など具体的な課題に対し、どのようにデータ分析を用いるのかを具体的に紹介しています。

「超入門」とあるように、統計学について具体例とともに解説されているので、これからデータ分析を学ぼうという場合でも読み進めやすくなっています。

Excel対応 90分でわかる! 日本で一番やさしい「データ分析」超入門 (日本語) 単行本

「文系ビジネスパーソンのためのデータ分析入門――分析手法からケーススタディまで」

プログラムや数式を専門としない文系出身者でも、データ分析や統計解析を活用してビジネスを成功させられる、というのが本書のテーマです。

内容としては、データ分析の基本的な紹介、選択すべきデータ分析製品、ケーススタディを通した実践的なデータ活用例などが紹介されています。

文系ビジネスパーソンのためのデータ分析入門――分析手法からケーススタディまで (日本語) 単行本

本サイトに筆者のひとりであるデジタルガレージの渋谷氏にデータ分析組織づくりについて伺ったインタビュー記事があります。あわせてご覧ください。

株式会社デジタルガレージCDOの渋谷直正さんが語る、データ分析組織づくりの2つの方向とは

https://manamina.valuesccg.com/articles/559

データ分析組織づくりの2つの方向性は、トップダウンかボトムアップか。日本航空(JAL)にて10年間データ分析に携わり、現在は株式会社デジタルガレージにてCDO(チーフ・データ・オフィサー)を務める渋谷直正さんが語ります。

「確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力」

著者のひとり、森岡氏はUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に就任してから3年間で年会来場者数を700万人から1000万人に増やした経歴の持ち主です。

その過程、マーケティング戦略の立案を、実際の数式なども交えて解説しています。そのほか、消費者データを扱う際の注意点や組織づくりなどにも言及しています。

「数学マーケティング」と銘打たれていますが、数学が苦手でも十分に読み進められるのも本書の特徴のひとつです。

確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力 (日本語) 単行本

¥ 3,168

「完全独習 統計学入門」

データ分析に関連する「統計学」について学べる一冊。

標準偏差、母平均推定、カイ二乗分布、t分布統計学といった統計学の基礎を解説していますが、中学数学程度の内容が理解できれば問題ありません。

確率や微分積分、シグマも使わないので、数学が苦手だったという人でも安心して読み進められます。

完全独習 統計学入門 (日本語) 単行本

¥ 1,980

「本物のデータ分析力が身に付く本」

データ分析のプロセスを順を追って解説し、ワークブック形式で実際に手を動かしながら理解できるようになっている一冊です。

データ分析を行う上で気をつけるべき点、課題設定の方法やデータの前処理の重要性を特に重点的に解説しています。

なお、分析のためにエクセルを使う点も、実践的な内容を後押ししていると言えます。

本物のデータ分析力が身に付く本 (日経BPムック)

¥ 2,567

「データ分析人材になる。 目指すは「ビジネストランスレーター」」

『本書は、「ある日突然、データ分析チームを率いたり、データ分析チームのメンバーになったりした」ときに進むべき方向が記されたガイドブック』との記述がある通り、ビジネスで役立つデータ分析の進め方が具体的に示されており、「文系人材」を「データ分析人材」に育成する方法に関しても詳しく説明されている実践的な一冊です。

「データ分析」をビジネスパーソンの基本スキルとして捉え、データ分析を“うまく”進めるための方法論が、著者らが成功と失敗を繰り返して見つけ出した独自の「5Dフレームワーク」という方法論をもとに解説されています。

データ分析人材になる。 目指すは「ビジネストランスレーター」

¥ 1,870

筆者のひとりである三井住友海上火災保険の木田氏に「ビジネストランスレーター」のキャリアについて伺った対談記事があります。こちらもあわせてご覧ください。

文系30歳からデータ人材に。三井住友海上の精鋭データ組織を支える「ビジネストランスレーター」のキャリア

https://manamina.valuesccg.com/articles/757

「データ人材を目指す道はいま、より簡単になっている」。そう語るのは、三井住友海上火災保険株式会社でデータ分析を率いる、木田浩理さんです。意外にも木田さんがデータ分析を学び始めたのは30歳になってから。現在、第一線で活躍するデータサイエンティストに、必要なスキルや身に付け方について、ヴァリューズの後藤がお話しを聞きました。

まとめ

データ分析は、知識だけでは不十分です。データ分析のスキルは経験から得られるものが大半と言えます。よって、ひと通りの知識を身につけたら、実際に手を動かして多くの分析を手掛けるのが、データ分析の習得の第一歩となります。

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この記事のライター

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