Zoomの録画は無料版でもOK?録画の方法を確認しよう

Zoomの録画は無料版でもOK?録画の方法を確認しよう

Web会議やセミナーの録画機能は、Googleの「Hangouts Meet」が無料対応していましたが、2020年10月1日以降有料版のみの制限が付きます。有料無料で動画の保存場所の違いはありますが、「Zoom」でも録画は可能です。今回は、Zoomの録画機能について紹介します。


Zoomで会議・セミナーを録画するための基礎知識

有料会員と無料会員で録画の種類が異なる

大前提として、Web会議・セミナーのツール「Zoom」には無料プランである「基本」、そして有料プランとして「プロ」「ビジネス」「企業」の3つが用意されています。

すべてのプランに録画機能はありますが、録画データの保存場所の選択肢が異なるのが最大の注目点です。

■無料プラン:ローカル(パソコン)保存のみ
■有料プラン:ローカル、クラウドどちらにも保存可能。また、スマホやタブレットからの参加でもクラウド録画ができる


有料プランだけの機能であるクラウド保存は、ディスクの容量を気にせずに済む、会議・セミナーをメンバー以外にも共有しやすいといったメリットがあります。会議やセミナーをまるまる録画しておくとなると、それなりのデータ容量になります(容量については後述)。手元のパソコンの容量節約にも役立ちます。

有料版の詳細については以下の記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

Zoomでテレビ会議!無料版は何人まで?コロナ対策で一部の時間制限緩和中

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新型コロナ対策で高まるテレワーク需要でテレビ会議ツールの需要が高まっています。なかでも「Zoom(ズーム)」は敷居の低さや通話品質が評価され、急激にユーザーを増やしています。人気になった理由や無料版と有料版の違いなどZoomの基本を解説します。

Zoom会議・セミナーの録画可否はホストが決める

有用なセミナーだから録画したい!という場面もあると思いますが、Zoomで録画するかどうか決めるのは、Web会議・セミナーの主催者(=ホスト)のみ。デフォルトでは、参加者が録画できない仕様になっています。

参加者が録画できるようにするには、ホストから録画の権限を与える必要があります。
手順としては、参加者の一覧(ギャラリービュー)から該当するメンバーを右クリックし、「レコーディングの許可」を選択するだけです。

自分が参加者で、会議やセミナーを録画したい場合は、ホストへひと声かけて録画の権限を与えてもらいましょう。

Zoom録画の手順

ここではZoomの録画方法について紹介しますが、前項で紹介したように録画する方がホストであるという前提で話を進めます。

まず、録画先の決定ですが、これはミーティング作成段階で設定します。「ミーティングオプション」内の「ミーティングを自動記録」にチェックを入れ、右側の「ローカルコンピューター上」か「クラウド内」かのいずれを選択します。

ちなみに、無料プランの場合でもこの段階で「ローカルコンピューターにミーティングを自動記録」という項目がありますので、ここにチェックを入れると録画できるようになります。

あとは、会議・セミナーを開始したら、録画し始めたいタイミングで画面下部に表示される「レコーディング」ボタンをクリックするだけです。録画を止めたい場合は「一時停止/停止」ボタンをクリックします。

スマホやタブレットで録画(有料プラン限定)する場合は、ミーティング画面の右下にある「詳細」アイコンをタップ。その中に「クラウドにレコーディング」という項目がありますので、それをタップ。録画の停止は、画面右上に表示される「レコーディング…」をタップします。

録画された動画データの詳細

録画データはMP4形式で保存されています。容量に関しては1時間の会議・セミナーの場合は200MBほどになります。

ローカル記録

https://support.zoom.us/hc/ja/articles/201362473-%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AB%E8%A8%98%E9%8C%B2

ビデオ 概要ローカル記録は有料登録者は無料でご利用いただけます。ローカル録画を使用すると、参加者はミーティングのビデオと音声をコンピューターにローカルで記録することができます。記録されたファイルは、Dropbox、Googleドライブ、YouTubeやVimeoなどの公開ストリーミングサーバーなどのファイル保存サイトにアップロードできます。 注意:  2017年11月4日以降、Zoom機能...

ローカル保存を選択した場合の保存先ですが、デフォルトではZoomフォルダ内となっています。保存先を変更する場合は、録画停止後の保存先フォルダーの選択で任意の場所を選びます。

クラウド保存した場合は、管理画面の「記録」に会議・セミナーの模様が録画されています。ここから自分のPC(ローカル)へのダウンロード、リンクを取得してほかのメンバーへの共有を行えます。

Zoomの標準機能以外で会議やセミナーを録画できる?

パソコン:Windows10でZoomを録画

Windows10の画面キャプチャー(画面を録画する)ツール「ゲームバー」が標準装備されていますので、これを利用すれば録画できます。

[Windows]+[G]キーでゲームバーを表示させると「キャプチャ」のコントロール画面が表示されます。この中に録画ボタンなどが表示されますので、適宜録画開始、停止ができます。注意点はデフォルトでは録音がOFFになっている(マイクのアイコンに斜線が入っている)ので、マイクボタンをクリックして音声も併せて録画できるようにしておく必要があります。

録画したファイルは「ビデオ」フォルダ内の「キャプチャ」に保存されます。なお、ファイル形式はMP4となっています。

スマホ:iPhoneでZoomを録画

iPhoneにデフォルトで備わっている画面収録機能を利用しての録画が可能です。

「設定」>「コントロールセンター」>「コントロールをカスタマイズ」とたどると「画面収録」という項目が出てきます。
「画面収録」の左側にある「+」をタップすると、コントロールセンター画面収録のアイコン(二重丸)が追加されます。

あとは任意のタイミングでコントロールセンターを呼び出し、画面収録ボタンをタップすると3秒後から録画が始まります。
ここでひとつ注意しておきたいのが、録画開始時にスタート音(ピッ)が鳴ってしまうこと。これが気になる、録画を感づかれたくないという場合は、会議・セミナー開始前から録画してしまう方法があります。

まとめ

Zoomは無料プランでも権限を与えてもらえばローカルへの録画データが保存ができます。ただ、この場合はディスク容量には気を使う必要がある点に注意しなければなりません。録画の方法自体はとても簡単で、データもMP4という汎用性のある形式なのでOSの違いを気にする必要がないのもうれしいところ。そして、Windows10やiPhoneを使えば自分だけのメモとして気兼ねなく録画できる方法がある点もぜひ覚えておいていただきたいポイントです。

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Zoomのスクリーンショットについては特に制限ありませんが、マイクがONの場合は、シャッター音に気をつけましょう。

一方、Zoomの動画を録画できるかは、ホスト(主催者)の設定次第です。ホストが録画している場合は、画面上にRECボタンが表示されるので、参加者に知られずに録画することはできません。また、参加者が録画すると主催者に通知が行くので、通知されるのを避けたい場合はZoomの標準機能以外の録画ツールを用いる必要があります。

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iPhoneやAndroidのスマホには、標準で録画機能が付いています。これらを使ってZoomを録画すると、相手に伝わってしまうでしょうか?この場合、Zoom標準の録画機能ではないため、相手に通知されません。ただし、録画開始時に音が出るツールもあり、それによって相手に伝わることがあります。

Zoom録画の保存先は?

Zoom録画の保存先には2種類あり、無料版ではローカル保存、有料版ではローカル保存とクラウド保存両方から選べます。

Zoomの録画時間の制限は?

Zoomの無料版の場合、一回のセッションは複数人では40分、1対1では24時間という制限があります。どちらの場合でも、録画時間は最長40分です。有料版の場合、セッションも録画時間も最長24時間に延長されます。

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