「行動率」の算出
今回の分析では、599人から得られた自由回答のうち、固有の広告主・銘柄として集計できた907件すべてを対象に分析を行いました(1人が複数の広告を回答しているため、回答数は回答者数を上回ります)。
アンケート調査では、「あなたがこれまでに見た電車内の広告のうち、内容を覚えているものの広告主名、商品名/サービス名を教えてください。」と自由記述形式で質問した後、「前設問の広告主名・商品名/サービス名の広告を見た後、これまでにあなたが行ったものとしてあてはまるものをすべて教えてください。」と選択肢形式で質問しました。「いずれも行っていない」の回答割合を100%から差し引いた値を「行動率」と定義しています(回答者数ではなく回答数を基準としています)。
行動率は全体で60%
純粋想起された広告について、広告を見た後に何らかの関連行動を行ったと回答した割合は、分析対象907件全体で60%でした。
首都圏と関西では出稿実態が異なりますが、同一回答者による複数回答を考慮した分析の結果、首都圏と関西の間に統計的に有意な差は認められませんでした(以降についても同様に、同一回答者による複数回答を考慮した分析を行っています)。
年代別で見ると、首都圏では15~29歳で行動率が高い
次に、首都圏と関西それぞれで、行動率を年代別に見てみます。関西では年代による統計的に有意な差は認められませんでしたが、首都圏では年代全体で統計的に有意な差が認められました。
行動内容別に見ると、首都圏の「広告内容について調べた」割合には年代全体で統計的に有意な差が認められました。15~29歳では51%と過半数になりました。
性別で見ると、関西では男性の行動率が女性より高い
関西では、男性の行動率が68%、女性が48%で、男性の方が有意に高い結果となりました。
首都圏では男性が63%、女性が56%で、男性の方が高かったものの、統計的に有意な差は認められませんでした。
広告内容の業種別に行動率を集計
純粋想起として回答された広告主・銘柄を業種別に分類しました(回答数が29以上の業種のみ掲載)。そのうち、全体の行動率である60%以上となった業種を、以下の表に示しました。「BtoB」の行動率は83%で、「広告内容について調べた」割合は59%でした。ただし、「BtoB」の回答数は29件であり、29件を分母とした場合、1件は約3.4ポイントに相当します。標本数が限られるため、参考値としています。
関西については、業種別の回答数が限られるため、業種別結果を掲載していません。
調査概要
調査名称:「広告の純粋想起」に関する調査
調査期間:2026年6月26日(金)~6月30日(火)
調査方法:インターネット調査『Knowns 消費者リサーチ』
調査対象:首都圏(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)または関西(京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・滋賀県・和歌山県)に居住し、調査回答時に電車利用頻度が週1回以上と回答した15~69歳のモニター
調査人数:1,000人
調査主体:株式会社オリコム
モニター提供元:ノウンズ株式会社
出典元:株式会社オリコム|株式会社オリコム『「広告の純粋想起」に関する調査』2026年6月
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。






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