推し起用の商品・サービスは7割が購入意欲アップ!推し活が購買行動に影響【日本インフォメーション(株)調べ】

推し起用の商品・サービスは7割が購入意欲アップ!推し活が購買行動に影響【日本インフォメーション(株)調べ】

日本インフォメーション株式会社は、インターネットリサーチで全国の16~44歳 男女を対象に、「Z世代のイマ~推し活のリアルと消費への影響~」の調査を実施し、結果を公開しました。


Z世代は「推し」がいるのが当たり前?

「推しのジャンル」について、世代および性別、オタク度を軸に確認しました。

その結果、Z世代女性の75.4%には推しがおり、Y世代女性、Z世代男性よりも割合が多い結果となりました。加えて、Z世代女性およびガチ勢の推しのジャンルは、「J-POPアイドル・アイドルグループ」が1位という結果に。

近年、アイドルのオーディション番組が頻繁に行われていることや、男女問わず多くのアイドルグループが存在し、SNS等でも頻繁に話題に挙がることが影響しているのではないでしょうか。

また、SNSやテレビ等でも「推し活」というワードは日常的に使われているため、特にZ世代は、「推し」がいることへのハードルが低くなっていると考えられます。

推し活に時間と出費をかけるZ世代。Y世代は家庭と両立で制約も

「推し活にかける費用と時間」について、世代および性別、オタク度、推しのジャンルを軸に確認しました。

「費用」に関して、Z世代女性はガチ勢も多いことから、費用も多くかける人の割合が多いことが分かりました。また、アイドル・歌手系の推し活では、コンサートやイベントに伴って、グッズを買う機会もより多いことが考えられることから、平均金額も高くなっている様子が窺えます。

ライト勢は1万円以下選択者が87.1%を占める一方で、ガチ勢は53.1%が1万円以上を選択する結果となっており、ライト勢はSNS等での応援やメディア視聴など、費用がかからない推し活がメインとなっていますが、ガチ勢ではコンサートやイベント、遠征などの費用がかかる推し活をする人が多いことが予想されます。

続いて「時間」に関しては、推し活にかける費用と同様に、Y世代女性は10時間以下選択者が57.9%を占めており、Z世代よりも時間をかけない人が多い結果となりました。

Y世代女性は家族との時間も多くなり、推し活にかける時間が少ない様子が窺えます。また、ガチ勢は平均時間が44時間という結果となり、日常生活の中でも推し活をすることが当たり前になっていることが考えられます。

推し活、何してる?なぜ推すの?

「推し活の内容」について、世代および性別、オタク度、推しのジャンルを軸に確認しました。

全体として、グッズ購入や推しの音楽・作品鑑賞、SNSが多く選択されており、公式から供給されるものが上位となりました。その反面、推しの応援グッズやファンレターの作成など、手間や時間・労力が多くかかるものは少ない傾向ですが、ガチ勢は全体的に選択率が高い結果でした。

推し活の最大の目的としては、趣味・楽しみが圧倒的に1位でした。

また、どの世代、性別でも趣味・楽しみとして推し活をすることが日常になっている様子も窺え、今後も「推し活」は広まっていくと考えます。

情報収集源は公式SNSが主流

「推し活での情報収集源」について確認したところ、全体として公式のSNSが上位に挙がっており、性別・年代・オタク度・ジャンル関係なく使用されていることが分かりました。

どのようなジャンルの推しでも、基本的には公式SNSをもっていることが多いことが要因だと考えられます。ただ、SNSの中だとTikTokは予想よりも選択率が低く、TikTokは情報収集源としてではなく、あくまでも動画を見て楽しむ目的で使用しているのではないかと考えられます。

購買意欲を動かす推しの存在感

推しを起用した企業の商品・サービスは購入意欲が高まるのかを確認したところ、全体的に購入意欲は高まる傾向となり、推しの存在が購買行動に影響を与えることがわかりました。

また、推し活の内容として、グッズ購入も多く挙がっていたことからも、推しに関連したものを購入することは身近にできる推し活でもあり、身近に推しの活躍を感じられることをうれしく思う人も多いのではないでしょうか。

調査概要

調査地域:日本全国
調査対象:16~44才男女
調査実施期間:2025年4月11日~4月14日
調査手法:インターネットリサーチ
サンプルサイズ:有効回収計 914サンプル

出典元:日本インフォメーション株式会社

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000120.000048646.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

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