博報堂行動デザイン研究所、「行動デザイン予報2026」を発表

博報堂行動デザイン研究所、「行動デザイン予報2026」を発表

株式会社博報堂の専⾨組織・生活者発想技術研究所傘下の博報堂⾏動デザイン研究所は、15〜69歳スマートフォン保有の男⼥を対象に、「情報⾏動・欲求に関する調査」を実施し、結果を公開しました。


情報プールや情報に関する実感の状況

情報プールとは、博報堂⾏動デザイン研究所が開発した次世代型行動デザインモデル「PIXループTM」で提唱している、生活者が自身の欲求を満たせる役立ちそう/面白そうな情報をSNSや街などの日常からうまく引き寄せ”貯めておく”情報行動です。

●情報プール行動の有無
「情報プールを行っている」割合は72.9%と、同社が実施した2024年度調査と比較して全体で+4.7ptと増加。性年代別でみても、男性10代でわずかに減少したものの、全体的に増加傾向です。

●情報に関する実感(TOP2・上位10項目)
「情報は伝える速さよりも内容の確かさだ」(45.8%)「世の中の情報量は多すぎる」(41.6%)といった情報量や情報の真偽・扱い方への不安のほか、「インターネット上での道徳や基本的な使い方について、指導が必要」(42.6%)といった情報不安への対策意識が上位に並び、前回調査からも増加。

また2026年から聴取した「AIの呈示する情報は、うのみにはできない」も41.2%と上位4番目に入っており、生成AIを活用した情報収集にも関心と警戒心があることがうかがえます。

当てはまると思う12欲求

博報堂⾏動デザイン研究所が定義した、情報プールや気持ちの発火の元となる「12欲求」について、今回調査の値と2024年度調査との差を性年代別にみると、「安心系欲求」に該当する3つの欲求(安全欲、損失回避欲、簡便欲)が2024年度調査同様TOP3となりました。

特に男性20ー30代、女性30代と若年層の間で増加傾向にあります。昨今の社会情勢や円安傾向など、社会や経済の不安定さが影響している可能性もうかがえます。 

●12欲求(TOP2):今回調査

●12欲求(TOP2):今回調査と2024年度調査との差分

生活者の『剪択行動』について

本調査では、自分にとって有益な情報を残し、不要な情報は手放す『剪択行動』についても調査を行っています。

●『剪択行動』の実施有無
『剪択行動』は、全体の6割以上が実施しており、男女ともに10-30代で特に高い傾向がみられました。一方で、男性50代では『剪択行動』実施者は少なく、年代による差異が読み取れます。

●『剪択行動』の具体的な内容
『剪択行動』の具体的な内容としては、アプリの削除/通知オフがトップ、ついでWEBサイトのブックマーク削除、公式アカウントの削除などが続きました。

一方で偏ったアルゴリズムをリセットするような行動は2割程度に留まり、目に見える通知やアプリの削除といったハードルの低い行動から始めている生活者の様子がうかがえます。

●『剪択行動』を行う理由
『剪択行動』を行う理由としては、「自分の本当に知りたい情報を見つけるため」が57.1%とトップで、「偽の情報に惑わされないようにするため」「精神的な余裕を確保するため」が34.5%と続きました。

また「情報を処理することに疲れたため」は30.7%と最も低く、生活者が『剪択行動」を情報の質を上げるために能動的な動機から進めている側面もあることが読み取れます。

調査概要

●2026年 情報行動・欲求に関する調査
実施時期:2026年1月9日〜1月14日
調査方法:インターネットリサーチ(全国)
対象者:15歳〜69歳のスマートフォン保有の男女
サンプル数:2,000 人

出典元:株式会社博報堂

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001158.000008062.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

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