電通プロモーション、購買行動から8つのショッパークラスターを特定 リテールプロモーションの仮説構築を高度化

電通プロモーション、購買行動から8つのショッパークラスターを特定 リテールプロモーションの仮説構築を高度化

株式会社電通プロモーションは、食品スーパーの約60万件のID-POSデータと生活者の定性データをAIで分析し、購買行動の特徴に基づいた8つのショッパークラスターを特定しました。これにより購買時点における生活者の意識や行動背景の把握が可能となり、リテールプロモーションにおけるプランニングの高速化と高精度化を実現できるといいます。


近年、ID-POSデータはマーケティング分野で広く活用されていますが、多くの場合、商品やカテゴリー起点での分析にとどまり、顧客理解は性別や年代別といった大まかな区分に限定されてきました。

一方、アンケート調査などの定性調査では、生活者が日常でどのような消費生活を送っているのかを全体として把握するのが難しいという課題がありました。

その結果、購買の最終段階であるボトムファネルにおいて、「なぜ買うのか」といった本質的な理由を十分に捉えきれていませんでした。

こうした課題に対し、株式会社電通プロモーションはリテールプロモーション領域で培ってきた売場・購買接点に関する知見を生かして、全国122店舗の食品スーパーにおける約60万件のID-POSデータと生活者の定性データをAI分析し、購買行動の特徴に基づく8つのショッパークラスターを特定しました。

これにより、価値観やライフスタイル、購買時の判断軸まで含めた生活者理解が可能となり、従来の属性ベースでは把握できなかった購買スタイルや意思決定の違いを明らかにすることで、ショッパー理解を高度化できるといいます。

また、この分析では深いショッパーインサイトを得られるだけではなく、個々の製品の購買実態を8つのクラスターにひも付けた分析も可能とのことです。
※個別製品の分析は、ID-POSデータに含まれ、JANコードが明らかな製品に限ります。

さらに、特定した8つのショッパークラスターを、電通が開発した対話型AIソリューション「AI For Growth Talk」上で「AIショッパーペルソナ」として活用。生活者へのインタビューを模した対話や、複数のペルソナによるグループインタビュー形式の検討を通じて、購買理由や迷いに関する仮説構築・検証を効率化できるとしています。

出典元:株式会社電通プロモーション

引用:https://www.dentsupromotion.co.jp/news/20260730/

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

\Googleでマナミナをフォロー!/

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


クーポンの「特別感」、紙とデジタルでほぼ半々【NEXER Group・圧着DMネット調査】

クーポンの「特別感」、紙とデジタルでほぼ半々【NEXER Group・圧着DMネット調査】

株式会社NEXER Groupは圧着DMネットと共同で、全国の男女500名を対象に「郵送で届くクーポン・特典の受け止め方」に関する調査を実施しました。


BtoBの社内稟議、営業提供資料の約4割が「役立たなかった」【ネオマーケティング調査】

BtoBの社内稟議、営業提供資料の約4割が「役立たなかった」【ネオマーケティング調査】

株式会社ネオマーケティングは、直近1年以内にBtoB商材導入の社内稟議に関与した国内BtoB企業勤務者540名を対象に、社内稟議・承認プロセスの実態調査を実施しました。稟議の差し戻しや導入断念の経験、承認に説得力を持つ根拠・データ、営業担当者が提供した資料の有用性などを明らかにしています。


近隣の店舗・業者探し、43.5%がAI検索の利用経験あり【PRIZMA調査】

近隣の店舗・業者探し、43.5%がAI検索の利用経験あり【PRIZMA調査】

株式会社PRIZMAは、地域サービスの広報・マーケティング担当者などと、同サービスを検討した一般消費者の計1,004人を対象に、「地域サービスのWEB集客」に関する調査を実施しました。


45.2%がチラシを見て来店・利用を経験【NEXER Group・関東ポスティング協同組合調査】

45.2%がチラシを見て来店・利用を経験【NEXER Group・関東ポスティング協同組合調査】

株式会社NEXER Groupは、ポスティングの「関東ポスティング協同組合」と共同で、全国の男女500名を対象に「チラシを活用した地元店舗・サービスへの購買行動」に関するアンケートを実施し、結果を公開しました。


国内電通グループ、人とAIが協働する購買行動モデル「AIJES」を提唱

国内電通グループ、人とAIが協働する購買行動モデル「AIJES」を提唱

国内電通グループの4社(電通デジタル、電通、電通総研、電通マクロミルインサイト)は、AI時代における新しい購買行動モデル「AIJES(アイジェス)」を提唱しました。生活者とAIが協働して、情報の蓄積から意思決定、評価までを行う一連の購買プロセスを定義したものです。


ページトップへ