ECの送料無料条件で追加購入した人の約6割が『買わなくてもよかった』と回答【スポルアップ調査】

ECの送料無料条件で追加購入した人の約6割が『買わなくてもよかった』と回答【スポルアップ調査】

株式会社スポルアップは、ECアクティブユーザーを対象とした「『まとめ買い行動』に関する調査2026」を実施し、結果を公開しました。


2人に1人が、条件のために「買う予定のなかった商品」を追加購入

『まとめ買い行動』に関する調査2026/スポルアップ

「送料無料や◯円以上で割引などの条件を満たすためだけに、本来買う予定のなかった商品を追加で購入した経験」を尋ねたところ、「よくある」14.0%、「たまにある」41.0%、合計55.0%——2人に1人が経験していました。

性別では女性60.0%、男性50.0%と10ポイントの差がありました。年代別では30〜50代が55〜59%と高く、20代は41.9%(n=31)と最も低い結果でした。

追加購入の主流は「1,000円未満」の帳尻合わせ

『まとめ買い行動』に関する調査2026/スポルアップ

追加購入した商品の1回あたり金額は、「500円〜1,000円未満」が最多の44.0%。「500円未満」24.3%と合わせ、1,000円未満が68.3%、2,000円未満では82.7%に達しました。

送料(多くの場合500円前後)を回避するために数百円〜1,000円程度を買い足す——という、支払いを避けるための支払いが、まとめ買い行動の実態です。

買い足すのは「日用品・消耗品」「食品・飲料」

『まとめ買い行動』に関する調査2026/スポルアップ

買い足した商品(複数回答)は、「日用品・消耗品(洗剤・ティッシュ・電池など)」44.9%、「食品・飲料(水・お茶・保存食など)」41.2%が上位。「お菓子・スイーツ」24.3%、「衣類の小物(靴下・インナー)」23.9%、「化粧品・スキンケア・衛生用品」22.2%が続きます。

「いつか使うもの」で帳尻を合わせるのが定石となっていますが、次項の通り、その多くが後悔につながっています。

追加購入した人の62.6%が「買わなくてもよかった」

『まとめ買い行動』に関する調査2026/スポルアップ

追加購入した商品について「後から『買わなくてもよかった』と感じたことがあるか」を尋ねると、「よくある」11.9%、「たまにある」50.6%で、後悔経験は合計62.6%にのぼりました。

さらに、追加購入の頻度別に見ると、

「よくある」層(n=42):後悔経験 88.1%
「たまにある」層(n=123):65.0%
「ほとんどない」層(n=78):44.9%

と、頻繁に追加購入する人ほど後悔している構造が明確に表れました。条件のための買い足しは、繰り返すほど「買わなくてもよかったもの」が積み上がる行動と言えます。

「欲しくて買う」と「条件のために買う」で、後悔の表れ方が対照的

『まとめ買い行動』に関する調査2026/スポルアップ

同社が2026年6月に実施した「自分へのご褒美EC」調査では、ご褒美として購入した後の満足度で「後悔した」人はわずか1.0%でした。一方、本調査では「条件のために追加購入」した人の62.6%が「買わなくてもよかった」と感じた経験をもっています。

※両調査は設問形式が異なります。「自分へのご褒美EC」(n=411)は購入後の満足度5段階における「やや後悔・後悔」の合計、本調査(n=243)は「買わなくてもよかったと感じた経験」の有無です。単純比較はできません。

設問形式は異なるものの、同じEC上の支出でも、「自分が欲しくて買う」消費では後悔がほとんど表れず、「条件のために買う」消費では6割以上が「買わなくてもよかった」と感じた経験をもつ——購入動機によって後悔の表れ方が対照的である傾向が、シリーズ調査の比較からうかがえます。

4人に3人が送料条件を「能動的に攻略」。一方、3割は別サイトへ

送料無料・割引条件への普段の対処(複数回答)は、「条件を満たせる“ちょうどいい商品”を探す」54.7%、「条件金額までまとめ買いする」43.6%が上位。いずれかを行う人は75.7%にのぼり、4人に3人が条件を能動的に攻略しています。

一方で「送料無料の別サイト・別店舗で買う」も28.8%。送料条件は購買の後押しであると同時に、約3割にとっては離脱の引き金にもなっています。「諦めて送料を払う」は20.2%(女性24.6% / 男性15.0%)でした。

自由記述に見る「失敗」と「工夫」

『まとめ買い行動』に関する調査2026/スポルアップ

自由記述(有効105件)では、失敗談が61%、工夫が33%でした。

失敗談:「せっかく買ったのに結局使うことがなかった」「飲料をまとめ買いでお得だと思ったら消費期限が短くて消費が大変だった」「まとめ買いした直後にセールをしていた」「洗剤を買ったら置き場の確保に困った」——結局使わない・量が多すぎる・他で安かった・置き場に困る、が典型パターンです。

工夫:「幾つ家にあっても邪魔にならず手頃な綿棒や絆創膏を買い足す」「買い足し候補を複数持っておき、不足金額に合わせて品物や個数を調整する」「家族の分もまとめる」「無理して買わない。違うサイトを見る」——“どうせ使う消耗品”で合わせる、リスト化しておく、無理をしない、が共通しています。

失敗と工夫を分けるのは、買い足すものが「どうせ使う消耗品」か「条件のために選んだ不要品」か——この一点に集約されます。

調査概要

調査名:「まとめ買い行動」に関する調査2026
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国 ECアクティブユーザー 男女
有効回答数:300名(男性150 / 女性150)
調査期間:2026年8月18日
調査主体:株式会社スポルアップ Research Division
補助参照データ:EC利用実態調査2026(予備調査・n=6,000・2026年3月実施)/「自分へのご褒美EC」に関する調査2026(n=500・2026年6月実施)
※ 追加購入の金額・商品・後悔・対処(Q2〜Q5)は、Q1で「まったくない」と回答した57名を除く243名を集計ベースとしています。

出典元:株式会社スポルアップ

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000113869.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

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