seamint.、Z世代女子が選ぶ2023年トレンド大賞&2024年トレンド予測を発表!「BeReal」「カプセルトイ」「Number_i」などがランクイン

seamint.、Z世代女子が選ぶ2023年トレンド大賞&2024年トレンド予測を発表!「BeReal」「カプセルトイ」「Number_i」などがランクイン

株式会社seamint.は、全国の中学生・高校生・大学生に対してアンケート調査を実施し、同社のZ世代女子による「2023年トレンド大賞」と「2024年トレンド予測」を発表しました。


2023年トレンド大賞

1位:ChatGPT #IT

OpenAIが2022年11月に公開した、自然な文章で会話を行うことができる生成AI(生成系人工知能)チャットサービス。リリース後、約2ヶ月で全世界ユーザー数が1億人を突破し話題になりました。無料で利用できることから、幅広い世代に様々な場面で活用されています。

他にも、カメラアプリSNOWの「AIアバター」や画像編集アプリEPIKの「AIイヤーブック」など、画像生成AIツールも利用者数が増加しSNSで話題になることが多くありました。

2位:ちょんまげ小僧 #YouTube

6人組の中学生YouTuber。メンバーそれぞれの個性的な名前や、メンバーのひとりであるひき肉さんの「ひき肉です!」という独特のイントネーションと両腕を広げるポーズの挨拶が話題になり人気急上昇しました。

3位:BeReal #アプリ

通知が届いてから2分という短い制限時間内に写真を撮影し、投稿する写真共有SNS。自分が投稿しないと友達の投稿が見えない仕組みになっており、内カメラ外カメラで撮影し、フィルターや加工機能がなく素の自分を見せるため限られた親しい友人間で利用されています。

2022年に日本でも利用可能になった後、2023年には学生を中心により多くの人が利用するようになりました。BeRealを投稿した画面のスクショをInstagramのストーリーに載せることや、より夢中な友達を呼ぶ「ビーリアラー」という言葉も流行りました。

4位:推しの子 #漫画/アニメ

2020年4月より週刊ヤングジャンプにて赤坂アカと横槍メンゴがタッグを組み連載を開始した漫画。2023年4月からはTVアニメとしても放送を開始し、SNSでも話題に。

TikTokを中心にアニメに登場する楽曲や、主題歌であるYOASOBIの「アイドル」もバズっています。踊ってみた動画なども多く、リリースから約2週間で全世界の動画・ストリーミング累計1億回再生を突破しました。

5位:なぁぜなぁぜ #言葉

女性アイドルグループ「FRUITS ZIPPER」の楽曲「ハピチョコ」歌詞内の「なになに?」という一文から「なぁぜなぁぜ?」という言葉に変化し、マイクを片手に自分が疑問に思っていることや理不尽なことを「○○が○○なの、なぁぜなぁぜ?」というように可愛らしくネタにして発信する動画スタイルでTiktokを中心に流行しました。

TikTok内では、「#なぁぜなぁぜ」がついた動画が計6億回以上再生されています。

6位:カプセルトイ #エンタメ

何が出てくるかわからないワクワク感を楽しむためにカプセルトイで遊ぶ人が増えました。景品には、人気のフードや商品のクオリティが高いミニチュア製品や、懐かしいキャラクターのアイテムなどが多く販売されました。手軽に回せる価格帯なこともあり、運試し感覚で利用する人も多くいました。

7位:スイカゲーム #ゲーム

ランダムに出てくる果物を任意の場所に落として同じ種類のものをくっつけて進化させながら高得点を目指すパズルゲーム。Nintendo Switchで発売された「スイカゲーム」の累計ダウンロード数は360万回を超えています。

「スイカゲーム」で遊んでいる様子を発信するゲーム実況者をきっかけに、リリースから約2年経った2023年9月以降に急激にブームになりました。

8位:ストリートスナップ #SNS

「写真家なんですけど、ストリートスナップ撮ってもいいですか?」という声かけのやり取りから始まり、実際に撮った写真はふざけたものやコメディ感のある自撮りという「#写真撮ってもいいですか」がTikTokで流行しました。

それをきっかけに、本格的なストリートスナップを撮るアカウントが出現し始め話題になりました。福岡を拠点に活動する大学生の「アノニマス/Anonymous」さんや大阪を拠点に活動するフォトグラファーの「ハレ/晴」さんなどが有名です。

9位:シェイクうどん #グルメ

丸亀製麺が2023年5月に発売したテイクアウト商品「丸亀シェイクうどん」。車のペットボトルホルダーにも入るように設計された容器は手軽に持ち運ぶことができ、振るだけで美味しいうどんが味わえることから、SNSを中心に話題になりました。季節ごとに新商品も発売されており、様々な味を楽しむことができます。

10位:おぱんちゅうさぎ #キャラクター

人気クリエイター「可哀想に!」が生み出したピンク色のうさぎのキャラクター。うるうるの瞳に分厚い唇、白いパンツが特徴的で、「なかなか恵まれない。今にも泣きそうだが、ひたむきに健気に生きていく。」がコンセプト。あまりにも報われない姿や不憫なところが可哀想すぎて応援したくなることから人気となりました。

2024年トレンド予測

FRUITS ZIPPER #アーティスト

ASOBISYSTEMのアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」 より2022年4月にデビューした7人組アイドルグループ。「わたしの一番かわいいところ」など楽曲が度々TikTokでも人気に!2024年5月には、グループとして初の日本武道館でワンマンライブの開催が決定しているなど、これからますます人気になること間違いなしのアイドルグループです。

没入型体験 #エンタメ

リアリティあふれる映像や音響に入り込みその世界に浸る体験が増えています。これまでには、著名な絵画作品の世界を楽しむ「Immersive Museum」などが開催され人気になりました。

また、2024年の春には東京・お台場で世界初の"イマーシブ・テーマパーク"である「イマーシブ・ フォート東京」のオープンが予定されています。体験施設が増えることで「没入」という体験がより身近になり注目されていくのではないでしょうか。

アオのハコ #漫画/アニメ

2021年4月から週刊少年ジャンプで連載中の青春部活ラブストーリー漫画。主人公の猪股大喜とヒロインの鹿野千夏の恋愛を描いたジャンプでは珍しい青春漫画です。アオのハコは、恋愛をメインにしながら部活動というスポーツ要素も持ち合わせたところが特徴的です。

2023年10月時点で単行本の累計発行部数が270万部を超えています。また、2023年11月にはアニメ化が発表され、今後ますます人気が出る作品なのではないでしょうか。

鈴木愛理 #アーティスト/女優

元「ハロー!プロジェクト」のメンバーで現在はソロアーティストや女優として活躍しています。2023年10月からは人気バラエティ番組「あざとくて何が悪いの?」の新MCに就任するなど活躍の幅を広げています。

また、推す側の心情を歌った最強の推しソング「最強の推し!」がTikTokなどで話題になっています。2024年はさらなる活躍が期待されます。

Number_i #アーティスト

滝沢秀明氏が設立した会社「TOBE」より、新たに結成されたグループ。メンバーは元King & Princeメンバーである平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3名。

TOBEのチャンネルで行われた、Number_iの結成を発表する配信では67万人近い最大同時接続者数をを記録し、さらにXで関連ワードが世界トレンド1位になりました。人気グループのメンバーだった3名が新たなグループとして活動するということもあり、今後の動向に注目が集まります。

ID by amo #SNS

2023年2月にサービスが終了したZ世代を中心に人気を博していた位置情報共有アプリ「Zenly」。そのZenlyの共同創業者であるアントワーヌ・マーティン氏によって「ID by amo」という新アプリがリリースされました。

コンセプトは「新しいプロフィールの形」で、ひとつのキャンパスの中で自分や友達の好きなものや趣味を貼り付け、シェアしていくものです。「使い方がわからない」などの声も上がっていますが、Zenlyのような人気アプリになる可能性も高そうです。

AIインフルエンサー #SNS

TikTokを中心に、AIで画像生成したAI美女のインフルエンサーが出現し話題になっています。近頃は、可愛すぎると話題のTikTokerのコメント欄で「この子AI?」と言われるなどAIで作られた美女と現実の美女の区別がつかない程クオリティの高いAIインフルエンサーが増えています。

今後も続々とAIインフルエンサーが誕生していき浸透していくのではないでしょうか。

日プ女子新グループ #アーティスト

2023年10月5日より開催されている「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」(通称:日プ女子)。日本版の「PRODUCE 101」シリーズでは初のガールズグループオーディションであることからも番組が人気になっています。そのため、同オーディションから誕生するグループも注目されること間違いなしです。

チュロス #グルメ

2023年に韓国で大ブームとなりました。オープン前から並ぶほどのお店があるなど韓国でカフェ巡りをするには欠かせないフードとなりました。そんなチュロスが日本でも注目されています。

テーマパークで食べるイメージの強かったチュロスですが、最近はカフェメニューとして人気が出ています。チョコレートやレアチーズなどのソースにディップしたりと、カフェならではの食べ方で提供されています。2024年は店舗や食べ方にさらなる発展がありそうです。

フルーツ飴の達人 #ゲーム

2023年10月31日にリリースされたゲームアプリ。ゲーム内でフルーツ飴を作り、それを食べる様子を配信するというゲームです。本物の飴を食べているかのような音を楽しめるASMRとお店屋さん要素を組み合わせたものです。スマホでプレイできるアプリゲームであることや、ASMRを楽しむゲームという新しいコンセプトで人気になりそうです。

調査概要

調査対象:全国の中学生・高校生・大学生
調査期間:2023年11月
調査方法:任意回答のSNSフォームによるアンケート調査
有効回答数:2174人
調査機関:自社調査

出典元:株式会社seamint.

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000048437.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

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