23.7%がマーケティング業務で生成AIを「利用したことがある」
マーケティング業務で生成AIを利用したことがあるか聞いてみました。
23.7%と2割以上の方が、マーケティング業務で生成AIを「利用したことがある」と回答しています。
どのようなことに利用したことがあるか、当てはまるものをすべて選んでもらいました。
「市場調査」がもっとも多く、52.5%と半数以上の方が回答していました。さらに「消費者心理の分析」が37.5%、「資料作成」が30%と続いています。
70%がマーケティング業務において、うまく生成AIを活用できていると「思う」
続いてマーケティング業務で生成AIを「利用したことがある」と答えた方に、うまく生成AIを活用できていると思うか聞いてみました。
7割の方がマーケティング業務において、うまく生成AIを活用できていると「思う」と回答しています。
それぞれ理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
マーケティング業務において、うまく生成AIを活用できていると「思う」その理由は?
・生成AIを活用することで、業務がスムーズに進むようになったと感じるから。(30代・男性)
・時間を短縮できるから。(30代・女性)
・検索順位一位を獲得できているから。(30代・女性)
・資料のクオリティが上がった。(40代・男性)
・マーケティング資料を作成する際はかなり役立つ。(50代・男性)
「業務の効率化が進んだから」「資料のクオリティが上がったから」「便利さを実感しているから」などの声が多く挙がっていました。
一方で、うまく生成AIを活用できていると「思わない」と回答した方の理由も見てみましょう。
マーケティング業務において、うまく生成AIを活用できていると「思わない」その理由は?
・あまり情報が得られていないため。(30代・男性)
・裏を取るとまだ実際の状況と解離している部分がある、完全には信用できない。(40代・男性)
・慣れてない。(40代・男性)
「まだ使いこなせていない」「データがまだ浅く半信半疑で人間の経験と照らし合わせる必要がある」といった意見が挙がっていました。
■49.6%が今後マーケティング業務で生成AIを利用しようと「思う」
一方で、マーケティング業務で生成AIを利用したことが「ない」と回答した方に、今後マーケティング業務で生成AIを利用しようと思うか聞いてみました。
およそ半数の方が、今後マーケティング業務で生成AIを利用しようと「思う」と回答しています。
どのような業務に生成AIを利用したいか、もっとも当てはまるものを1つだけ選んでもらいました。
実際に使われているのと同じく、「市場調査」がもっとも多い結果となりました。
その業務で生成AIを利用したいと思う理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
「市場調査」その業務で生成AIを利用したいと思う理由は?
・傾向も含めレポートの原案を作るのに便利だから。(30代・男性)
・市場調査はニーズをとらえるのに大事。(40代・男性)
・データの分析を早くこなせるから。(40代・男性)
・人間が行うと集計など大変だから。(50代・男性)
・トレンド分析や予測分析に生かせる。(50代・男性)
「消費者心理の分析」その業務で生成AIを利用したいと思う理由は?
・自分の意見や気持ちを抜きにして、完全に客観的に心理を洗いたいから。(30代・女性)
・自分では考えが及ばないアイデアが浮かびそう。(40代・男性)
・消費者の傾向分析をすることで実態に近いマーケティングを展開することができる。(50代・男性)
・AIは、そのような分野が得意だから。(50代・男性)
調査概要
調査期間:2024年10月7日 ~ 10月14日
調査機関:株式会社NEXER(自社調査)
調査対象:事前調査で「マーケティング業務の業務経験がある」と回答した全国の男女
有効回答数:169サンプル
調査方法:インターネット調査
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
出典元:株式会社NEXERによるStrh株式会社のサポートを受けた調査
Strh株式会社(ストラ) | マーケティングコンサルティング×テクノロジーカンパニー
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