内製運用より、外注活用による運用の方が成果満足度が高いという結果に
内製でSNS運用を実施している企業と、支援会社を活用してSNS運用を実施している企業それぞれに、成果に対する満足度を聞いたところ、内製企業で「非常に満足」「やや満足」と回答した割合は約68%、外注企業では74%という結果になりました。
大きく差が開いているわけではないですが、専門ノウハウを持つSNS運用代行会社などの支援会社に依頼をした方が、工数とノウハウの観点から成果に対する満足度が高くなることが考えられます。
外注で最も満足度の高い業務は「画像・動画撮影」
外注活用企業を対象に「外注している業務」と「最も満足度している業務」の調査も行ったところ、外注している業務では「画像・動画撮影」「投稿内容の企画」などの専門性が高い業務に次ぎ、「アカウント開設」などのリソースを補填する業務の割合が高い結果となりました。
最も満足している業務では「画像・動画撮影」の割合が高く、次いで「投稿内容の企画」「投稿クリエイティブの制作」という結果になりました。これにより、「アカウント開設」などのリソースを補填する業務ではなく、撮影や企画など、専門的な知見やノウハウが必要な業務を外注すると成果に繋がりやすいということが考えられます。
月間20万円~50万円で外注している企業の満足度が最も高い
外注活用企業を対象に「月間の外注費用」の調査を行ったところ、最も回答数の多かったのは「月間10万円~20万円」という結果になりました。
この回答をもとに成果満足度とのクロス分析を行ったところ、「非常に満足」「やや満足」と回答した割合が最も多かったのは「月間20万円~50万円」と回答した企業という結果に。この結果から、リソースを補填する業務ではなく、撮影や企画など専門的な知見やノウハウが必要な業務を外注すると成果に繋がりやすいという傾向を再確認することができます。
調査概要
調査目的:企業のSNS公式アカウント運⽤における外注活⽤状況を把握するため
調査対象:学生、パート・アルバイト、専業主婦(主夫)を除く、20~60代の男女
有効回答数:220件
調査期間:2025年5月27日
調査方法:インターネット調査
調査企画・実施:株式会社Cone
出典元:株式会社Cone
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
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