約7割のウェビナー視聴者がアーカイブ配信が申し込みの決め手となった経験あり【シャノン調査】

約7割のウェビナー視聴者がアーカイブ配信が申し込みの決め手となった経験あり【シャノン調査】

株式会社シャノンと株式会社Innovation X Solutionsは、企業でサービスや製品を導入する際、情報収集や選定に関わる20歳以上の男女と、ウェビナーを主催する企業を対象に「ウェビナーに関するアンケート」を実施し、結果を公開しました。


視聴者の約6割が「2024年と比較して2025年はウェビナーの視聴頻度が増えた」と回答し、2022年調査時と同様に増加傾向を維持

ウェビナー視聴者に昨年と比較した視聴頻度を質問したところ、「昨年と比較して今年は増えた」との回答は、2025年:56.6%、2022年:63.2%となりました。

コロナ禍の2022年調査時と比較すると若干減少したものの、視聴頻度が増加したという回答が半数以上にのぼり、ウェビナーに対する高い関心は継続しています。

企業のウェビナー開催頻度は、2024年と比較して2025年は「増えた」が約3割、「変わらない」が5割と、実施頻度は横ばいで推移

ウェビナー実施企業に昨年と比較した開催頻度を質問したところ、「昨年と比較して今年は増えた」との回答は、2025年:27.2%、2022年:42.1%となり、2022年調査時より14.9%減少しました。

一方で「昨年と比較して今年は変わらない」との回答が2025年:51.2%と半数以上を占めており、ウェビナー実施頻度は高い水準で維持されています。

視聴者がウェビナーに参加するメリットの全体最多は「移動がない:約7割」だが、20代は「再生速度の調整やスキップ:約7割」、30代は「スマホでの視聴:約7割」と若い年代は傾向が異なる

視聴者のウェビナーに参加するメリットは、回答者全体だと「移動がない」が66.2%と最多でした。

ただし、年代別で見ると、20代は「再生速度の調整やスキップをしながら自分のペースで視聴できる」が70.0%。30代は「スマートフォンで気軽に視聴できる」が65.2%と全体との回答傾向が異なりました。

視聴者の内、ウェビナーのアーカイブ動画視聴経験有りは約9割。その内、アーカイブが申込みの決め手となった経験有りは約7割

視聴者にアーカイブ動画の視聴経験について尋ねたところ、「視聴経験あり」と回答したのは93.4%でした。

そのうち、「アーカイブが申込みの決め手となった経験あり」は69.2%にのぼります。年代別で見ると、20代では95.0%と最も高い割合を示しており、40代以下は約8割とアーカイブが申込みの決め手となる傾向が強いことがわかりました。

ウェビナー開催企業でアーカイブ動画を配信した経験があるのは約5割

ウェビナー開催企業でアーカイブ配信をした経験があるのは、47.2%に留まります。

これは、約9割の視聴者がアーカイブ視聴経験を持つという需要とは対照的な結果となりました。

調査概要

出典元:株式会社シャノン

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000572.000002984.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


セプテーニ、検索エンジン・SNS・生成AIでのブランド露出状況を統合的に可視化する「デジタル棚取りスコア」を開発

セプテーニ、検索エンジン・SNS・生成AIでのブランド露出状況を統合的に可視化する「デジタル棚取りスコア」を開発

株式会社セプテーニは、独自の統合マーケティング構想「MXONE」において、検索エンジン・SNS・生成AIでのブランド露出状況を統合的に可視化する「デジタル棚取りスコア(Digital Availability Index)」を開発したことを発表しました。


自社のサービスや製品の認知拡大に向けた活動を行っている中小企業の8割以上が、現在の活動に課題を実感【レイクルー調査】

自社のサービスや製品の認知拡大に向けた活動を行っている中小企業の8割以上が、現在の活動に課題を実感【レイクルー調査】

株式会社レイクルーは、従業員数100名以下の企業の経営者を対象に「自社サービス・製品の認知拡大に向けた活動の実態に関する調査」を実施し、結果を公開しました。


中小企業のWEBマーケティング、予算不足より「戦略・記事品質・改善プロセス」の欠如が浮き彫りに【LiKG調査】

中小企業のWEBマーケティング、予算不足より「戦略・記事品質・改善プロセス」の欠如が浮き彫りに【LiKG調査】

株式会社LiKGは、全国の中小企業経営者および役員を対象に、「Webマーケティング投資実態調査2025」を実施し、結果を公開しました。


OpenAI、「あなたの1年間のChatGPTまとめ」を公開

OpenAI、「あなたの1年間のChatGPTまとめ」を公開

OpenAIは2025年12月23日 午前4:45(日本時間)、ChatGPTのウェブ版およびモバイルアプリで「Your Year with ChatGPT(あなたの1年間のChatGPTまとめ)」の展開を開始したと発表しました。


店内でアプリを開くユーザーの約7割が、購買の意思決定が行われる「レジ前の店内」でもアプリを活用【DearOne調査】

店内でアプリを開くユーザーの約7割が、購買の意思決定が行われる「レジ前の店内」でもアプリを活用【DearOne調査】

株式会社DearOneは、小売店舗(スーパー・コンビニ・ドラッグストアなど)の公式アプリを週1回以上利用するユーザーを対象に実施した調査結果をまとめた「リテールメディア動向レポート〜ARUTANA Lab Vol.2〜」を公開しました。


ページトップへ