日本の物価は長らく安定傾向にありましたが、2022年頃から顕著な上昇に転じました。物価高騰が続くなか、消費者の支出行動にも変化が生じていると考えられます。消費対象や支出項目の選び方に、物価高がどのような影響を与えているのでしょうか。また、世帯年収1,000万円以上の世帯や子どものいる世帯など、属性によって消費行動に特徴が見られるのでしょうか。
本調査では、直近2年間の消費者の支出状況とその増減に関する変化を把握します。また、特に消費者の支出状況に変化が見られた【食料品】にスポットを当て、プライベートブランドの利用状況や、食料品の中での購入品目の変化などを分析します。
消費者の支出行動に関する実態・変化を把握すると共に、その背景にある消費者の支出意向や生活状況の変化について、考察していきます。
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物価高による、消費品目の変化は?
全項目のうち、最も「増加」の回答割合が多かったのは、食料品(加工・生鮮)となっていました。食料品に関しては、価格が上昇しても購入量は変動しない、もしくは消費者が価格上昇を実感しやすい項目であることが示唆されます。
また、外食や衣料品、旅行については「減少」の回答割合が比較的多い項目となり、他項目と比較して、優先度が下げられやすいカテゴリなのではないかと考えられます。
セグメント別の食費への支出額変化は?
対象としたセグメントのうち、小学生以下、中高校生の子供がいる世帯は、増加傾向が顕著でした。食品の購入量を減らせない・減らしにくい世帯構成であるために、必然的に増加していると考えられます。
また、世帯年収1000万円以上世帯については、「変わらない」の割合が他セグメントよりも多い結果となりました。 実感しにくい状況が生じているのかもしれません。
下記6つの属性で軸を定めた分析を行っています。
・20代
・小学生以下の子供あり世帯
・中高生の子供あり世帯
・大学生以上の子供あり世帯
・高齢者世帯(自分が60歳以上)
・世帯年収1,000万円以上世帯
各属性セグメントの消費傾向サマリは?
消費行動に特徴が出ると考えた属性をセグメントでわけ、消費傾向について分析しました。各セグメントごとに消費傾向と具体的な項目についてまとめています。
例えば20代セグメントでは、他セグメントと比較して応援している人(推し)に対しての消費が増えたり、外食や旅行と趣味への消費割合が増加していることが分かります。
物価高においてスイッチされた食料品は?(ランキング)
バターからマーガリンへのスイッチは、ケースとして非常に多く、代替されていることが分かります。「品質や味わい」よりも「価格の合理性」が消費者にとって優先度の高いカテゴリであることが示唆されます。
また、牛肉の買い控え・豚肉/鶏肉へのスイッチも特徴的で、「肉は買いたいが、牛肉以外の単価の低いお肉にしよう」という、消費者の現実的な選択が現れた結果なのかしれません。
そして、品目のみならず、メーカー品⇒プライベートブランドへのスイッチも、工夫として実践されている様子がうかがえます。
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