AIOに選ばれている企業の8割以上が引用状況を毎月2回以上チェック!
AI検索に自社の情報が正しく反映されているかを把握するためには、まず現状の表示状況を知ることが基本となります。
そこでまずはじめに、自社のブランド名やサービス名が検索された際、AIの回答枠に自社の情報がどのように表示され、引用されているかの確認・分析をしているか尋ねました。
調査の結果、AIOの参照枠を獲得できている企業では、自社名での検索時に「週に1回以上(34.5%)」、「月に2~3回程度(48.5%)」確認・分析を行っていると回答し、合わせると8割以上が月に2回以上定期的にチェックを行っていることが分かりました。
一方で、通常の検索で上位に入っているもののAIO枠を獲得できていない企業では、月2回以上の定期的なチェックは約5割程度に留まり、約2割が「これまでに一度も確認・分析したことはない」と回答しています。
AIOに自社コンテンツが選ばれている企業ほど、ユーザーが自社名を検索した際にAIがどのように自社情報を引用・紹介しているかを日常的に確認しています。
検索結果の変化をタイムリーに捉え、自社の情報が正確かつ意図した形で伝わっているかを継続的に検証する。このサイクルを確立できているかどうかが、AIOで成果を上げるための最初の分岐点になっていると考えられます。
AIOが活用される場面は「比較検討」フェーズが最多!ユーザーが商品・サービスを“選ぶ重要な場面”で活用される実態
次にAIO引用を獲得できている企業を対象に、AIOで商品やサービスが表示される際、ユーザーがどのような検討フェーズにあることが多いと感じるか尋ねました。
調査の結果最も多く挙げられたのは『比較検討(76.7%)』となり、約8割に達しました。
次いで『情報収集(55.8%)』、『指名検索(28.6%)』、『購買直前(11.6%)』と続いています。
単なる興味本位の調べ物以上に、ユーザーが「どの商品やサービスを選ぶか」を具体的に悩んでいる比較検討の場面で、AIによる要約が頻繁に表示されていることが分かります。
比較検討という購入や問い合わせに直結するタイミングで、AIに自社情報が引用・紹介されるかどうかが、選定候補に残るための大きなポイントとなっています。
情報収集では「公式サイト」、比較検討では「第三者比較・レビューサイト」が1位に!フェーズで変化するAIの参照元
続いて、AIOの回答枠に自社に関する情報が引用・参照された際、どのようなサイトが参照ソース(引用元)として最も表示されているか、ユーザーの検討フェーズ別に尋ねました。
調査の結果、情報収集フェーズでは『自社の公式サイト(47.0%)』が最も高く、自社からの情報発信が直接参照されていることが分かりました。
しかし、比較検討フェーズになると、『第三者が運営する比較サイト、レビューサイト、ランキングサイト(35.5%)』が最多となり、『自社の公式サイト(32.9%)』を上回る結果となりました。
言葉や仕組みを調べる「情報収集」の段階では自社サイトの情報が信頼されますが、具体的にサービスを選ぶ「比較検討」の段階になると、AIは客観的な評価や第三者の意見が載った比較・レビューサイトを優先的に参照・引用する傾向が見られます。
自社サイト内の整備だけでなく、外部メディアや評価サイト上で自社がどのように語られているかという、客観的な露出の多さが重要になりそうです。
AIOに選ばれている企業が最も効果を実感した施策は『外部メディアやプレスリリースサイトへの配信』、次いで『独自の“一次情報”発信』
さらに、AIOに自社コンテンツを引用させるために、実際に効果があったと感じる施策について尋ねました。
調査の結果、AIO引用を獲得できている企業が最も効果を感じたと答えたのは、『外部メディアやプレスリリースサイトへの配信(52.8%)』で、半数を超えていました。
次いで『独自のアンケート調査や実証データなどの「一次情報」の発信(43.5%)』、『専門家による監修や、著者情報の明記(32.6%)』と続いています。
プレスリリースなどを通じて信頼できる外部メディアへ自社情報を配信することや、自社ならではのアンケート調査・データ(一次情報)を社会へ届けることが、AIに「信頼できる明確な根拠」として認知される道のひとつになっていると言えるでしょう。
AIOに選ばれている企業の3割以上が「独自の一次情報や本質的なコンテンツの作成」に集中すると回答!
最後に、AIOなどの仕組みや表示形式が頻繁に変更されることも含めて、今後の対策についてどのように考えているか尋ねました。
調査の結果、AIO引用を獲得できている企業では、『ユーザーに評価される「独自の一次情報」や「本質的なコンテンツ」の作成に集中する(36.2%)』が最も高くなりました。
次いで『最新トレンドを追いかけながら柔軟に対応し続ける(25.9%)』、『実験的な施策を繰り返し、社内にノウハウを蓄積する(22.6%)』と続いています。
一方、AIO引用を未獲得の企業では、「独自の一次情報への集中(25.6%)」や「柔軟な対応(24.8%)」を挙げる割合が選ばれている企業より低い水準にとどまり、『わからない(12.8%)』や『仕組みが安定するまでは様子見する(12.0%)』といった回答が合わせて2割以上を占めました。
検索エンジンの仕組みや仕様変更への向き合い方として、未獲得の企業には「様子見」や「対応の保留」が見られるのに対し、すでにAIO引用を獲得している企業は、仕組みの変化に一喜一憂することなく「自社ならではの一次情報づくり」という取り組みに注力しています。
また、自社で試行錯誤や実験を繰り返してノウハウを溜めていこうとする前向きな姿勢も見られるのが特徴的です。
調査概要
調査テーマ:SEO検索上位層とAIO獲得層における、LLMO対策への意識に関する調査
調査期間:2026年7月16日(木)~2026年7月21日(火)
調査方法:PRIZMAが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査
調査人数:426人
調査対象:調査回答時に①AI Overviews(AIO)の参照枠に選ばれている、企業のマーケティングに関わる方/②SEO検索上位(1〜5位)が取れているが、AIO引用は取れていない、企業のマーケティングに関わる方と回答したモニター
調査元:株式会社PRIZMA
モニター提供元:サクリサ
出典元:株式会社PRIZMA
「SEO検索上位層とAIO獲得層における、LLMO対策への意識」に関する調査
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