約4割がステルスマーケティングへの対応を進めている
「Q1.あなたのお勤め先では、10月1日から始まったステルスマーケティング規制への対策を行っていますか。 」と質問したところ、「対応はしていないが、対応に向けて動いている」が13.0%、「すでに対応済み」が23.0%という回答となりました。
ステルスマーケティングの施策に伴うマーケティングの見直しを実施済/実施予定が半数以上
「Q2.ステルスマーケティングの施策に伴い、マーケティングの見直しを実施していますか。」と質問したところ、「かなりそう思う」が12.2%、「ややそう思う」が34.0%という回答となりました。
■実施内容は「広告規制違反に関するチェック方法」が最多
Q2で「既に実施している」と回答した方に、「Q3.具体的にどのような点を見直しましたか。」(n=21)と質問したところ、「広告規制違反に関するチェック方法」が42.9%、「社員全員のステルスマーケティングについての正しい理解」が38.1%、「社内でのステルスマーケティングに関しての明確な基準の設定」が9.5%という回答となりました。
ステルスマーケティングへの規制強化に未対応の場合、約半数が今後の取引への影響懸念あり
「Q4.ステルスマーケティングの規制強化に対応しなかった場合、今後の取引に影響すると思いますか。」と質問したところ、「非常にそう思う」が18.0%、「ややそう思う」が30.0%という回答となりました。
今後していきたいステルスマーケティング規制への対応方法、「社内基準を変更する」や「他社に委託し外部チェックを行う」が上位に
「Q5.ステルスマーケティングの規制に今後どのように対応していきたいですか。 」と質問したところ、「社内基準を変更する」が29.0%、「他社に委託し外部チェックを行う」が27.0%、「広告を表示するまでの確認の工数を増やす」が25.0%という回答となりました。
■「ライバル会社の対応を観察する」や「レビューや口コミサイトを定期的に閲覧する」などの声も
Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.Q5で回答した以外に、ステルスマーケティングの規制への対応方法が他にあれば自由に教えてください。」と質問したところ、「ライバル会社の対応を観察する。」や「レビューや口コミサイトを定期的に閲覧する。」などの回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・56歳:ライバル会社の対応を観察する。
・33歳:レビューや口コミサイトを定期的に閲覧する。
・28歳:正しい情報を知る。
・50歳:開発チームを発足。
・53歳:簡単に理解度の確認ためのe-Learningテストの実施。
・53歳:専門家のアドバイス。
・36歳:面倒くさいがチェックリスト
約半数が、今後アフィリエイト広告施策に「注力していきたい」
「Q7.今後「アフィリエイト広告施策」にどのくらい注力していきたいですか。」と質問したところ、「非常に注力していきたい」が16.0%、「やや注力していきたい」が31.0%という回答となりました。
ステルスマーケティング規制への対応で懸念は「専門的な知識のある人材の選定が難しいこと」や「サイト数や投稿数が多く確認漏れが発生すること」
「Q8.ステルスマーケティング規制への対応にあたって懸念になると感じることを教えてください。」と質問したところ、「専門的な知識のある人材の選定が難しいこと」が35.0%、「サイト数や投稿数が多く確認漏れが発生すること」が28.0%、「確認作業により全体の作業工数が増え、他業務が滞ること」が20.0%という回答となりました。
■「ステルスかどうかを完全に見分けるのが難しいこと」や「ルールだけではなく文化なども変える必要がある」などの声も
「Q9.Q8で回答した以外にステルスマーケティング規制の対応にあたって懸念になることがあれば自由に教えてください。」と質問したところ、「ステルスかどうかを完全に見分けるのが難しいこと。」や「ルールだけではなく文化なども変える必要がある。」などの回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・33歳:ステルスかどうかを完全に見分けるのが難しいこと。
・60歳:ルールだけではなく文化なども変える必要がある。
・38歳:投稿の自由がなくなること。
・39歳:弊社の内容に関係があるのかの検証が必要になる。
・62歳:詳しい情報を持つ会社と連携。
・47歳:対策に手間がかかること。
調査概要
調査概要:ステルスマーケティング規制に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年11月17日〜同年11月29日
有効回答:BtoC企業のマーケティング担当者、または、広告代理店の担当者100名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
出典元:株式会社レントラックス
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
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