外部のプロ人材を活用した経験のある企業の8割は仲介サービスを利用 DXや戦略立案が人気のテーマに【サーキュレーション調査】

外部のプロ人材を活用した経験のある企業の8割は仲介サービスを利用 DXや戦略立案が人気のテーマに【サーキュレーション調査】

株式会社サーキュレーションは、外部のプロ人材を活用した経験のある企業担当者に対して「法人のプロ人材活用実態調査」を行い、結果を公開しました。


約7割が年間2回以上外部のプロを活用し、10回以上活用している割合も昨年から増加

同社が行った前回調査から大きな変動はないものの、年間で複数回以上外部のプロを利用する企業は69.6%であり、大多数を占めています。

回答者の中で「10回以上」と回答した割合も6.3%から9.3%へと増加しました。また、「毎年依頼するわけではないので分からない」と答えた割合も2022年に比べ2.3%減少しており、外部のプロの利用が定着しつつある兆候が見られます。

専門知識を中心に12の項目で企業からプロへの要求水準が上昇

企業が外部のプロを活用する際に最も重視しているのは「専門知識」で、非常に重視するという回答が42.3%を占めました。

この項目は同社の前回調査と比較して、ますます期待が高まっているようです。専門知識以外にも、12の項目で「とても重視している」スコアが5ポイント以上上昇しており、企業の外部のプロに対する期待、要求水準が以前よりも高まっていることが示唆されます。

同社が本調査を開始した2019年8月からの経年変化では、2021年の設問追加により「専門性」「信頼性」「対応力」が要求されるようになりました。一方「タスク管理能力」は非常に重視する割合に変動はないものの、唯一全体的な重視度が2分の1まで急激に低下しています。

外部のプロ活用経験のある企業の8割は仲介サービスを利用、最も人気のテーマはDX

過去5年間に特定の業務を外部のプロに依頼した回答者の中で、フリーランス・副業人材サービス未利用者は全体の15.7%にとどまりました(昨年度の16.7%から微減)。この結果から、外部のプロを利用経験がある企業の8割以上が、フリーランス・副業人材サービスを利用したことが明らかになりました。

最も多かった業務は「DX」で、21.3%の回答者がフリーランス・副業人材サービスを経由して依頼経験がありました。次いで「採用/人材育成(20.7%)」「人事戦略(20.0%)」が高く、ファイナンス/財務戦略、サステナビリティ経営/ESG対応がこれに続きます。

全体的な回答傾向と比較すると、過去5年間の依頼内容は「DX(52.6%)」「採用/人材育成(50.7%)」「広報/PR(47.6%)」が上位3位で、システム開発、経理/財務が続いています。これから企業がフリーランス・副業人材サービスを活用する際には、DXや人事戦略など、経営戦略への理解が求められる職種でプロを探す際に活用されていると考えられます。

費用感へのギャップが小さくなる中、情報セキュリティへの懸念が急上昇

外部への依頼を避ける主な理由は「費用が高そう」であり、最も多くの回答者、約半数の47.8%に選ばれました。その次に「プロの知識や能力が期待通りか不安(30.4%)」「情報流出が不安(29.0%)」が挙げられました。

一方で「プロの知識や能力」に関しては前回調査より5ポイント以上スコアが下がり、外部のプロの実態への解像度が高まっている可能性があります。

経年変化を見ると「費用が高そう」は1位を保ちつつもここ2年で10%近く低下しています。特に目立つ上昇は「情報流出」で、昨年から10.9ポイント上昇し、セキュリティへの不安が外部のプロの利用を抑制している可能性が高まっています。また今回は「採用で間に合う」という回答がわずか1.4%となり、採用と外部のプロのニーズが明確に区別されるようになった可能性も考えられます。

調査概要

調査期間:2023年12月5日(火)〜12月7日(木)
調査方法:インターネット調査(ディーアンドエム社によるパネル調査)
調査対象:外部のプロ(個人)または専門企業/専門業者に、5年以内に特定の業務(※)を依頼またはアドバイスを求めた/求めることがある会社員
有効回答数:300名(スクリーニング調査:5,054サンプル)
調査主体:株式会社サーキュレーション
今回の調査の詳細結果は近日中に公開する予定です。

出典元:株式会社サーキュレーション

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000015163.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


AIOが表示されるかどうかは、業種よりも「どんな聞かれ方をしているか」に強く左右されている【EXIDEA調査】

AIOが表示されるかどうかは、業種よりも「どんな聞かれ方をしているか」に強く左右されている【EXIDEA調査】

株式会社EXIDEAは、同社開発の検索結果モニタリングシステムを利用して、日本語Google検索 33,201クエリを対象にAI Overview(AIO)表示に関する独自調査を実施し、結果を公開しました。


「もう書くことがない…」BtoBマーケターの約8割が陥る“ネタ切れ”の実態【PRIZMA調査】

「もう書くことがない…」BtoBマーケターの約8割が陥る“ネタ切れ”の実態【PRIZMA調査】

株式会社PRIZMAは、BtoB事業会社のマーケティング担当者・広報担当者を対象に、「BtoB事業におけるコンテンツマーケティングの“ネタ”」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


電通デジタル、AI対話型でデジタル広告ダッシュボード分析をサポートする「Execution Agent」の提供を開始

電通デジタル、AI対話型でデジタル広告ダッシュボード分析をサポートする「Execution Agent」の提供を開始

株式会社電通デジタルは、AIを活用したマーケティングソリューションブランド「∞AI®(ムゲンエーアイ)」において、マーケティングコミュニケーション施策における一連のプロセスをAIエージェントとの対話により実現する 「∞AI MC Planning」に、デジタル広告のダッシュボード分析をAIとの対話形式で行う新機能「Execution Agent」を追加し、提供を開始したことを発表しました。


企業のマーケティング部門最終責任者の75%以上が、生成AIの普及は自社のプロモーション戦略に「影響を与えている」と回答【バリューコマース調査】

企業のマーケティング部門最終責任者の75%以上が、生成AIの普及は自社のプロモーション戦略に「影響を与えている」と回答【バリューコマース調査】

バリューコマース株式会社は、企業のマーケティング部門最終責任者(20代~50代の男女)を対象に「2026年AI時代のプロモーション戦略に関する調査」を実施し、結果を公開しました。


メディア視聴時間は減少に転換、タイパ志向とAI普及が消費行動の変化を加速【BCG調査】

メディア視聴時間は減少に転換、タイパ志向とAI普及が消費行動の変化を加速【BCG調査】

ボストン コンサルティング グループ(BCG)は、日本全国の15歳から69歳までのメディア利用者を対象に実施した「2025年度メディア消費者行動調査」を実施し、結果を公開しました。


ページトップへ