年末年始にオンラインで買い物をした人は72%
2023年12月末から2024年1月上旬の年末年始の期間、オンラインで買い物をしたか尋ねた結果、「はい(72.0%)」、「いいえ(28.0%)」でした。
全体の7割以上が、年末年始にオンラインで買い物をしたようです。
年末年始のセールを利用して買い物をした人は61.2%
年末年始にオンラインで買い物をしたと回答した547人に、セールを利用したか聞いてみると、「はい」が61.2%、「いいえ」が38.8%でした。
年末年始の期間中にオンラインで買い物をした人の約6割が、セールを利用し普段よりも安く購入した事がわかります。
セールの開催情報を事前に把握していた人は66.9%
年末年始にオンラインで買い物をした人に、セールの開催情報を事前に知っていたかを尋ねると、「知っていた(66.9%)」、「知らなかった(26.9)」という結果でした。
セールがあることを事前に知っていた人の方が上回っていることから、普段よりも安く購入できる機会をあらかじめ調べ、計画的に買い物したと考えられます。
年末年始のセールで購入したもの1位は「衣類・アクセサリー」、続いて「食料品」
年末年始のセールで購入した商品を調査すると、1位は「衣類・アクセサリー(234人)」、2位「食料品(196人)」、3位「日用品(177人)」でした。
年末年始は冬のボーナス商戦や在庫整理のためのセール、福袋や初売りなど、安く購入できる機会が多くあります。特に衣類は、春物が出てくる前で冬物を安く買うチャンスであることから、一度購入しようとして見送ったアイテムを、セールのタイミングで購入した人が多いのではないでしょうか。
この結果を男女別で見てみると、「衣類・アクセサリー」「コスメ・美容」や「日用品」は女性の方が割合が高く、男性では「パソコン・電子機器」「家電製品」「CD・DVD・ブルーレイ」「自動車・バイク用品」などが多いことが分かりました。
年末年始セールで使った総額、「10,000~30,000円」が最多
年末年始のセールで使った総額を聞いてみると、「3万円未満(29.4%)」が最も多く、次いで「1万円未満(22.7%)」、「5,000円未満(20.8%)」という結果でした。
全体の53.2%が、年末年始のセールで1万円以上の買い物をしていることがわかります。
年末年始セールでお得になった金額は「1,000~5,000円未満」が最多
セールでお得になった金額を尋ねると、最も多いのは「5,000円未満(34.9%)」、次いで「1万円未満(17.0%)」、「1,000円未満(14.4%)」でした。
セール情報を事前に知っていた人とそうでない人で比較してみると、1万円以上得した人の割合は、セール情報を知っていた人で23.4%と、知らなかった人の約1.4倍多くなっています。
また、セール情報を知らなかった人の17%は「覚えていない」と回答していることから、安く手に入る機会を意識していなかったと考えられそうです。
円安、物価高騰などにより節約志向が強まり、欲しいものを安く購入できる機会を利用しようと考えている人は多いでしょう。
今回の調査の結果、購買意欲が高まる年末年始に開催されるセール情報を事前に得ることで、計画的に買い物している人が多いことが明らかになりました。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年1月22日〜2月5日
調査委託先:株式会社ジャストシステム
調査対象:全国の15歳~69歳の男女1,242人
◇年齢
15~19歳:207人
20~29歳:243人
30~39歳:215人
40~49歳:187人
50~59歳:194人
60~69歳:196人
◇性別
男性:627人
女性:615人
※本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しています。合計が100%にならない場合があります。
出典元:ナイル株式会社/Appliv TOPICS
【年末年始の買い物に関するアンケート】7割近くの人がセール開催を事前に把握していた(Appliv TOPICS調べ) -Appliv TOPICS
https://mag.app-liv.jp/archive/149303/「Appliv TOPICS」は15~69歳男女1,242人を対象に、2024年1月29日~2月5日の期間で、年末年始のセール利用実態に関するアンケートを実施しました。
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
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