データ活用に関する外部委託利用度合い
「あなたのお勤め先のデータ活用について、外部委託の利用度合いはどの程度ですか。」という設問には、ある程度ないしほとんど外部委託をしているという回答は20%にとどまり、ある程度ないしほとんど内製化をしているという企業が約6割(56.8%)を占めました。
外部委託・内製化の意向
「データ活用について、今後内製化もしくは外部委託の割合を増やす考えはありますか。」という設問では、「割合は変えない」が47.2%、続いて「内製化を増やす」が32.8%、「外部委託を増やす」は20%にとどまりました。
データ活用に関する外部委託利用度合い別で比較すると、内製化が進んでいる場合は外部委託を増やす意向は低く、ほとんど外部委託をしている場合は外部委託を増やす意向を持つ企業と内製化を増やす意向を持つ企業とに分かれるが、内製化を増やす意向を持つ企業が多い結果となりました。
また、数は少ないものの、ほとんど外部委託をしている企業では割合を変えないという回答がなく、データ活用業務を増大させるにあたって外部委託を増やす、あるいは社内のナレッジ蓄積やコスト効率向上などの狙いで内製化を増やすなど、企業によって方針に違いがあることが推察されます。
内製化が進まない理由
「データ活用に関する業務の外部委託利用度合い」で「ほとんど内製化している」と回答した場合を除いた「データ活用の内製化が進まない、進んでいない理由はなんですか。」という設問の回答を見ると、205人中「データ活用人材が育成できない」と回答したのが129人(62.9%)、「データ活用人材が採用できない」と回答したのが86人(42%)、「データ活用に人員を割くことができない」と回答したのが71人(34.6%)と、上位3つが人材不足に関連する回答となりました。
調査概要
調査方法:インターネット調査(自社調べ)
調査日:2023年10月17日
調査対象:DX・データ分析業務に携わる就業者 326名
出典元:株式会社メンバーズ メンバーズデータアドベンチャーカンパニー
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
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