BitStar、2024年1-3月「インフルエンサーパワーランキング」を発表!アニメとコラボレーションした楽曲が高視聴数を記録

BitStar、2024年1-3月「インフルエンサーパワーランキング」を発表!アニメとコラボレーションした楽曲が高視聴数を記録

株式会社BitStarは、インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「BitStar Match」のデータに基づき、2024年1月~3月に活躍した動画クリエイターや動画チャンネルのランキングを発表しました。


1. YouTube チャンネル総再生回数ランキング(通常動画)

2024年1月1日~3月31日にYouTubeに投稿された動画において、同期間に多く再生されたチャンネルのランキングです。

◾️インフルエンサー・アナリスト大川未央による分析とコメント

インフルエンサー・アナリスト 大川 未央

大学卒業後、シンガポールにてインターネット広告系会社にて5年間勤務。その後UUUM株式会社で経営企画室に参画。その後自らYouTubeチャンネルの運用を開始。約半年で登録者数10万人を達成、最終的には登録者数21万人、再生回数1.37億回。現在BitStarではマーケティングソリューション本部・営業企画部にてマーケティングを担当。自らYouTube運用を行った経験を活かし、SNSトレンドを分析している。

1位 FNNプライムオンライン
大川:2023年でも1位に輝いていたFNNプライムオンライン。テレビでYouTubeを楽しむ家庭が増えてきたこと、多くのテレビ局がYouTubeに次々と参入していることから、ニュース番組も含めて多様なコンテンツが手軽に視聴できるようになっています。

視聴者がいつでもどこでも好きな時にニュースを見られるという新しいメディア消費の形を示しているように思います。

2位THE FIRST TAKE
大川:動画再生回数ランキング・TIkTok楽曲ランキングで1位になっていたCreepy Nutsさんの「Bling-Bang-Bang-Born」 が大きくチャンネルの総再生数ランキングに大きく影響をもたらしました。

このような一発撮りやLive映像はYouTube内で再生されているコンテンツです。

3位 Creepy Nuts
大川:Creepy Nutsさんの「Bling-Bang-Bang-Born」 は今期最もバイラルヒットした曲といえるでしょう。1動画だけで9123万再生を超えており、TikTokの楽曲ランキングでも1位です。

YouTubeだけでなく、複数のソーシャルメディアプラットフォームを活用していることや、他のクリエイター・アーティストのコラボが広範囲にシェアされ、再生数が増加している要因の1つです。

「チャンネル総再生回数ランキング」総括
大川:ランキングには音楽、エンターテインメント、ニュース、スポーツ、ペットなど、さまざまなジャンルのチャンネルがランクインしています。

YouTubeが多様な興味や趣味を持つ広範な視聴者層に対応している事がわかるランキングになっているように思いました。

2. YouTube 動画再生回数ランキング(ショート動画を除く)

2024年1月1日~3月31日にYouTubeに投稿された、ショート動画(YouTube Shorts)を除く動画1本あたりの再生回数のランキングです。

1位 Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」 × TV Anime「マッシュル-MASHLE-」 Collaboration Music Video #BBBBダンス Creepy Nuts
大川:アニメとアーティストで作られたMVは通常のMVよりも注目を集めます。また、タイトルにもあるハッシュタグ「#BBBBダンス」を通じての視聴者参加型にする事で、再生数を増加させる大きな要因の1つです。

ファンが自分たちのダンスビデオをアップロードして参加できる企画は、コミュニティを活性化させ、SNSで拡散を促します。2位にも同じ曲でランクイン。

3位 ヒカキン、結婚しました。【結婚報告100連発】
大川:HIKAKINさんの「YouTube Rewind」を彷彿させる100連発。今までのHIKAKINさんの活動が次々と思い出だされ、その思い出と結婚報告が重なる事で、視聴者が心から祝福したくなるような感動的な動画となっています。

4位1704万回 【大晦日生配信】Snow Man Special Live〜みんなと楽しむ大晦日!~ Snow Man
大川:大晦日に実施したこちらの生配信動画が4位にランクイン。生配信をすることで沢山のコメントが集まったこと、初披露の曲が公開された事でファンは楽しい新年を迎えられた事は間違いありません。

「動画再生回数ランキング」総括
大川:ランキングには楽曲が多くランクインしていました。「Creepy Nuts」や「JO1」「西川貴教」など、アニメとコラボレーションした楽曲が高視聴数を記録しています。

アニメと音楽の組み合わせは、特に日本のエンターテインメント業界において強力なマーケティングツールとなっています。

3. YouTube 新規開設チャンネルランキング

2024年1月1日~3月31日に新しく開設されたYouTubeチャンネルの、同期間内での登録者数のランキングです。

1位 中丸銀河ちゃんねる
大川:中丸銀河ちゃんねるは、中丸雄一の公式アカウントです。豪華ゲストを招いて銀河の如く対談するチャンネルとなっており、毎週土曜夜8時30分に更新されています。

2位 あのちゅーる
大川:アーティスでミュージシャンの「あのちゃん」のチャンネルです。金髪にガラッとイメチェンしたことで、Yahooニュースなどでも話題に。YouTubeチャンネルで1本目に投稿した動画は123万再生を超えています。

3位 紡木こかげ
大川:ぶいすぽっ!所属のVTuber。 2024年3月17日にデビューしたばかりですが、すでに多くのチャンネル登録者がいます。1本目の動画では研究生から合格するまでの思いを書いたノートをムービーで公開しました。

4. YouTube PR動画ランキング

1位 株式会社miHoYo / 原神
大川:YouTubePR動画で鉄板のゲームタイアップが1位に。美しいグラフィックと広大な世界観、様々なキャラクターとその物語が特徴のゲームです。

この世界観をユーザーに伝えるべく、ゲーム実況以外の、アニメチャンネルとのコラボやコスプレ、『原神』の料理を再現するなどの企画が視聴数を伸ばしています。

2位 ZOETOP Business Co., Limited / SHEIN
大川:2022年・2023年の年間1位に輝いたSHEIN。引き続きライフスタイル系・エンタメ系・美容系・カップル系など幅広いジャンルのクリエイターを起用し、すでにこの3ヶ月で約102本のタイアップ動画を投稿しています。つまり1日に1本以上、YouTube上だけでPR投稿されています。

3位 株式会社Mizkan / カンタン酢
大川:YouTubeで高い効果を獲得した動画広告を表彰する広告賞「YouTube Works Awards Japan 2023」でも受賞していた株式会社Mizkan カンタン酢。SNS上でのプロモーションに力が入っている事がわかります。

5. Instagram PRリールランキング

2024年1月1日~3月31日に投稿された動画で、同期間に多く再生された「Instagram PRリール」のランキングです。

1位 Temu / Hinechi
大川:Temuは中国の大手eコマースプラットフォームで、250以上カテゴリーの製品を販売しています。最近ではファンションに注力しており、様々なSNSでタイアップが散見されています。

2位 Studio Cafe MARU / takuya | 東京カフェ巡り
大川:韓国で総再生数1億回を突破した「トスニプリン(猫プリン)」のPR動画が2位にランクイン。揺れる猫の形をしたこのプリンは、日本の新大久保にあるカフェで楽しむ事ができます。面白くて可愛らしい見た目が人々の心を捉えています。

3位 P&G アリエール除菌プラス / ゆずみつ
大川:楽しくほのぼのした日常をお届けしている5人家族のゆずみつさん。アリエールのCMのように白衣を着たみっくんがとても可愛らしく、PR動画らしい動画構成に関わらず、沢山のいいねが集まっています。

6. TikTok PR動画ランキング

2024年1月1日~3月31日にTIkTokに投稿投稿された動画で、同期間に多く再生された「TikTok PR動画」のランキングです。

1位 shu uemura キヌケアグローアップ リップ / せよ
大川:商品を使ってのリアクション・感情ダダ漏れでレビューをする事で共感され、ファンをもつ「せよ」さんのPR動画が1位に。

2位 メイベリン ビジュ無限ファンデ / たけたろう
大川:すっぴんからファンデーションを塗っていくと、こんなに肌が綺麗になるの?と思わせる動画構成。自称コスメ消費量日本1の美容男子たけたろうさんだからこそ、説得力のある動画に仕上がっています。

3位 楽天モバイル Rakuten最強プラン / ピュティフィ
大川:日常アニメをSNSに投稿しており、グッズ展開もするピュティフィ。ゆるっとしたキャラクターの会話の流れで楽天モバイルのPRを歌で披露しています。

7. TikTok 使用楽曲ランキング

2024年1月1日~3月31日に投稿された動画で、同期間に多く使用された「TikTok使用楽曲ランキング」です。

1位 Bling-Bang-Bang-Born / Creepy Nuts
大川:YouTubeの動画再生数ランキングで1位を獲得した曲が、TikTokでも1位にランクインし、バイラルヒットを記録しています。

2位 Athletic Meet "Heaven and Hell"  / クラシック音楽
大川:「天国と地獄」という曲は、運動会などのイベントで頻繁に使用される音楽です。この曲を使うと、自然とコミカルな印象が生まれます。TikTokのコンテンツと相性が抜群です。

3位 POKÉDANCE / Pokémon/ポケモン【公式】
大川:ポケモン【公式】さんが出した新曲は、中毒性があるとTikTok上で話題に。ポケモン公式アカウントからも、かわいいポケモン達がダンスをしている動画が投稿されました。

出典元:株式会社BitStar

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000390.000015232.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

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