74%が商品購入やサービス予約で迷った経験あり。操作方法の直感性や操作ステップ数への不満が多い
74%が商品購入やサービス予約で迷ったり手間取ったりした経験があると回答しました。
要因としては「操作方法が直感的にわからない」「購入・予約までのステップが多い」が特に多く、アプリの仕様面(重い・落ちる・エラー)よりも操作に関して不満を感じる人が多い結果となりました。
操作に迷った際、若年層はチャットボット活用、50代以上は自力解決の傾向。40代以上は諦める人も多かった
アプリの操作に迷った際、若年層ほどチャットボットやフォームなどで問い合わせをしていることがわかりました。
50代、60代は自力解決と回答した人が多く、「困ったらWeb検索」という行動が浸透していると推測されます。このことから、40代以降は問い合わせずに諦める人も多く、操作ガイドやよくある質問の重要性がうかがえます。
デザインや操作性が良いと感じるアプリ1位は「Amazon」。7割が直感的に使える慣れたUIを支持している
デザインや操作性が良いと感じるアプリは1位「Amazon」、2位「LINE」、3位「Instagram」、4位「メルカリ」「楽天市場」(同率)となりました。デザインや操作性を評価する理由として、67%が「メニューやボタンの直感的な理解のしやすさ」を挙げました。
決定ボタンの位置についてのアンケートでも、iOSとAndroidのガイドラインをもとに、多くのアプリが採用している「右」が使いやすいと回答した人が7割になるなど、直感的に使える慣れたUIの支持率が高い傾向にありました。
調査概要
調査名:アプリ利用体験に関するアンケート(以下の内容で計2回実施)
1回目 :①アプリ利用体験 / 2回目:②詳細のアプリ利用体験
対象:15歳~69歳の男女
※②は①で「アプリに対して使いづらさを感じ利用をやめた経験がある」と回答した人を対象に調査
調査期間:①2024年2月13日~2024年2月20日 / ②2024年2月16日~2024年2月17日
調査方法:インターネットリサーチ
サンプル数:①4,822名 / ②231名
出典元:株式会社アイリッジ
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
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