ECサイト訪問時、約3割が「購入したい商品は決まっていない」
ECサイト訪問時、購入商品が決まっているかを尋ねると、4~5割が「おおよそ決まっている」と回答。「書籍・メディア」に関しては「常に決まっている」という回答がほかと比較して割合が多くなっています。
また、購入したいものが決まっていないときにどのように探すかという質問に対しては、「ECサイトで探す(81.8%)」が最多。ユーザーは商品購入時に、そのECサイトを回遊しながら商品を比較・検討しているとことが考えられます。
ECサイト訪問時、購入したい商品は決まっているか
アプリとWebサイトの利用優先度はアプリのほうがやや優先度が高く、決め手となるのは「使いやすさ」
スマートフォンでECサイトを利用する際、アプリとWebサイトのどちらを優先的に使うかという質問では、「アプリを優先して利用する」が43.4%と、アプリのほうがやや高い結果となりました。
その理由としては、「アプリが使いやすいから」が82.8%。そのほか、「アプリのほうがお得になるから」や「インストールされているから」「決済が簡単だから」といった理由が続いています。
つまり、ユーザーはアプリに対し使いやすさや利用するメリットを感じられれば、優先的にアプリを使用すると考えられます。
商品購入時のアプリ・Webの利用について
アプリを優先的に利用する理由
一方で、「Webサイトを優先して利用している」と回答した370名に対しその理由を尋ねると、「Webサイトのほうが使いやすいから」が88.1%と、アプリを優先的に利用する理由とほぼ変わらない結果になりました。
ユーザーはアプリ・Webサイトのどちらを利用するにしても、「使いやすいかどうか」を一番に重視していることがわかります。
Webサイトを優先的に利用する理由
ECサイトで商品を購入する際に重視することは「価格」や「送料・配送オプション」
次のグラフは、ECサイトで商品を購入する際に重視することについて、「価格」「レビュー・評価」「キャンペーン・セール情報」「送料・配送オプション」「ECサイトのデザイン・レイアウト」「ECサイトの使いやすさ」の6項目における、ユーザーの重要度を表したものです。
ユーザーが大きく重要視すると回答した割合が多かったのは、「価格(56.2%)」や「送料・配送オプション(39.2%)」。逆に、「ECサイトのデザイン・レイアウト」については、ほとんど重視しない・全く重視していないことがわかりました。
ECサイトで商品を購入する際に重視すること
ユーザーがECサイトに求めることとして、「リアルタイムでわかる在庫状況」や「返品交換プロセスの簡便さ」「セールのプッシュ通知」の3点が上位に
ECサイトで便利だと感じた、またはあると嬉しいと感じる機能について尋ねると次のような結果になりました。
「とても便利/嬉しいと感じる」「やや便利/嬉しいと感じる」を合わせた割合で見ると、もっとも多いのは「リアルタイム在庫状況(60%)」。さらに、「返品・交換プロセスの簡便さ(56.6%)」、「セールのプッシュ通知(44.9%)」が続いています。
ECサイトで便利だと感じた・あると嬉しいと感じる機能
調査概要
調査名 :店舗アプリについての利用実態調査
調査期間 :2024年1月26日~1月28日
調査方法 :インターネットアンケート調査
調査対象 :店舗アプリを利用したことのある16~69歳の男女
有効回答者数:1,030名(男性=526名/女性=504名)
出典元:Repro株式会社
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