ChromeでのサードパーティCookieの廃止方針を撤回した件の賛否、48.2%が「非常に賛成」「やや賛成」
2024年7月にGoogle社がWebブラウザー「Chrome」での「サードパーティCookie」の廃止方針を撤回すると発表した件について、48.2%が「非常に賛成」「やや賛成」と回答。
これに対し、41.4%が「わからない/どちらともいえない」と回答し、マーケティング担当者として判断が難しい状況であることが明らかになりました。
廃止方針に「非常に賛成」「やや賛成」と回答した方にその理由を聞いたところ、最多の59.5%が「現在の広告・マーケティング手法を維持できるから」と回答。
「ユーザー行動の追跡が容易なままで済むから」が52.7%、「パーソナライズされた広告配信が継続可能だから」が41.2%と続く結果となりました。
サードパーティCookieの廃止撤回がもたらす影響、39.0%が「あまり理解していない」「全く理解していない」
サードパーティCookie廃止撤回の影響について、47.9%が「十分に理解している」「やや理解している」と回答した一方、39.0%が「あまり理解していない」「全く理解していない」と回答しました。
サードパーティCookieの廃止撤回がもたらす影響について、「十分に理解している」「やや理解している」と回答した方に、実際のマーケティング施策にどのような影響を与えると思うか聞いたところ、最多の52.4%が「リターゲティング広告の効果が維持される」と回答しました。
次点で「広告効果測定の精度が維持される」が51.7%、「ユーザーの行動分析がより詳細に行える」が48.3%と続く結果となりました。
サードパーティCookieの廃止撤回によって、マーケティング方針は「変更は予定していない」が36.8%
サードパーティCookieの廃止撤回により、現在のマーケティング方針を変更したか尋ねたところ、36.8%が「特に変更は予定していない」、27.4%が「今後変更する予定」、8.5%が「すでに変更した」と回答しました。
マーケティング方針について「すでに変更した」「今後変更する予定」と回答した方に、具体的にどのような変化があったか、または今後予定されているか聞いたところ、最多の57.3%が「サードパーティCookieを活用した広告戦略の継続」と回答。
続いて「プライバシーに配慮した代替技術の併用」が48.2%という結果となりました。
調査概要
調査対象:事業会社のマーケティング担当者307名※
調査期間:2024年10月7日〜10月9日
調査方法:(株)IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
※調査対象の「事業会社のマーケティング担当者」は、事前のスクリーニング調査にて「ChromeのサードパーティCookie廃止撤回やCookie規制に関する質問に答えられる方」(307名)のみを対象としています
出典元:株式会社 キーワードマーケティング/キーマケLab
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
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