SEOに積極的に取り組んでいるサイトの9割以上が表示速度の重要性を認識!改善に取り組む目的は「顧客体験の向上」と「リピート率の改善」が上位【Repro調査】

SEOに積極的に取り組んでいるサイトの9割以上が表示速度の重要性を認識!改善に取り組む目的は「顧客体験の向上」と「リピート率の改善」が上位【Repro調査】

Repro株式会社は、Webサイト運営・管理者を対象とした、「Webサイトの表示速度改善についての実態調査」を実施し、結果を公開しました。


Webサイト運用に携わる人の7割以上が表示速度の重要性を認識している

Webサイトの表示速度の重要性への認識について尋ねると、「強く認識している」「ある程度認識している」という回答が7割以上を占めました。

■Webサイトの表示速度の重要性に対する認識

※「Q4 あなたご自身はWebサイトの表示速度の重要性についてどのように認識していますか?」に対する回答結果

SEOに積極的に取り組んでいるサイトの9割以上が表示速度の重要性を認識

SEO施策に積極的に取り組んでいるサイトの担当者の9割以上が、表示速度の重要性を認識していることがわかりました。さらに、SEOを担当領域としている回答者の8割以上が表示速度の重要性を認識しているという結果も出ています。

表示速度の重要性に対する認識に、Googleが実施した「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」のランキングシグナル導入が、大きな影響を及ぼしたことがうかがえる結果となりました。

SEO施策への取り組み状況と表示速度の重要性への認識

※「Q3 ご担当サイトのSEO施策へのお取組状況を教えてください」と「Q4 あなたご自身はWebサイトの表示速度の重要性についてどのように認識していますか?」に対する回答結果のクロス集計

SEO担当者の表示速度の重要性への認識

表示速度の改善に取り組む目的は「顧客体験の向上」と「リピート率の改善」が上位に

表示速度改善への取り組み経験を尋ねた結果、7割以上が表示速度改善に関心を持っていることがわかっています(「過去に取り組んだことがある」「現在取り組んでいる」「今後取り組もうと考えている」の合計)。

表示速度の改善に取り組んだ・取り組む目的については、「顧客体験の向上」が54.5%と最も多い結果に。「リピート率の改善」や「Webサイト経由の売上向上」にも回答が集まっています。

表示速度改善に取り組んだ経験

表示速度の改善に取り組んだ・取り組む目的

SEO担当者が表示速度を重要だと認識する理由で「顧客体験に関係するから(59.0%)」が「SEOに関係するから(38.1%)」を上回る

SEO担当者(SEOを担当領域とする回答者)に限定して、表示速度の重要性の認識について尋ねたところ、非常に興味深い結果が出ています。重要性を認識している理由として、「SEO」との関係性よりも「顧客体験」「リピート率」との関係性を挙げる人が多いのです。

顧客体験がSEOにとって重要であることを前提として、より広い視野でWebサイトの表示速度に向き合っていることがわかります。そもそも表示速度とSEOの関係性が急速に注目され始めたのは、Core Web Vitalsがランキングシグナルに採用されてからのこと。

Core Web Vitalsはユーザー体験を定量化した指標です。「表示速度の改善=検索順位の上昇」という短絡的な思考ではなく、本来の意味を正しく理解している人が多い証拠かもしれません。

SEO担当者が表示速度を重要だと認識する理由

SEO担当者の63.2%が表示速度改善に取り組んだことがあり、73.6%が表示速度をモニタリングしている

SEO担当者の表示速度改善への取り組み経験を調査すると、「過去に取り組んだことがある」が22.6%、「現在取り組んでいる」が40.6%と、改善に取り組んだことがある人は6割以上となっています。

さらに、SEO担当者のうち「表示速度をモニタリングしておりKPIとしても設定している」と回答したのは46.5%、「モニタリングしているがKPIとしては設定していない」が27.1%となりました。

SEOを担当領域としていない人に比べると、これらの割合が明らかに大きく、SEO担当者が表示速度改善の推進役になりつつある様子がうかがえます。

SEO担当者の表示速度の改善施策への取り組み

SEO担当者の表示速度のモニタリング状況

表示速度とSEOに関わるCore Web Vitalsを理解しているSEO担当者は27.7%しかいない

Core Web Vitalsは、Googleの検索順位に影響するユーザー体験を測る指標です。Webサイトの表示速度はCore Web Vitalsに影響を与えています。

このCore Web VitalsについてSEO担当者に尋ねると、「完全に理解しており構成要素の説明ができる」と回答した人は27.7%。全体の約4分の1にとどまりました。

表示速度の重要性を強く認識しているはずのSEO担当者でも、7割以上がCore Web Vitalsについて、説明できるほどには理解できていないのです。重要性の認識とそれに対する知識の乖離が発生しているといえそうです。

Core Web Vitalsについて知っているか

調査概要

調査期間:2024年9月25日~9月26日
調査方法:インターネットアンケート調査
調査対象:消費者向け(to C)Webサイトの管理・運営に携わっている⽅
有効回答者数:309名

出典元:Repro株式会社

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000246.000013569.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

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