約3割が画像検索をテキスト検索よりも優先する場面が増えたと回答!SNSや動画プラットフォームとの連携を意識した"画像SEO"が重要【PLAN-B調査】

約3割が画像検索をテキスト検索よりも優先する場面が増えたと回答!SNSや動画プラットフォームとの連携を意識した"画像SEO"が重要【PLAN-B調査】

株式会社PLAN-Bは、全国の10代から70代の男女を対象に「画像検索の利用状況に関する調査」を実施し、結果を公開しました。


画像検索を使用したことがある人の割合は10代が最多、50代以上は平均以下

「Q1. あなたは画像検索を使用したことがありますか?」と質問したところ、半数以上の52.6%が「はい」と回答しました。

また、性別・年代別の調査では、「画像検索を利用したことがある」と回答した人の割合は10代女性が最も高く81.8%にのぼり、対して男性の場合は40代が65.0%と最も多く、50代以上は男女ともに平均値を下回るという結果になりました。

画像検索の利用頻度は「月に数回」が39.4%

「画像検索を利用したことがある」と回答した人を対象に「Q2. 画像検索をどのくらいの頻度で利用しますか?」と質問したところ、「月に数回」が最多で39.4%、次いで「ほとんど使わない」が27.5%、「週に数回」が23.3%となり、「ほぼ毎日」利用する人は9.9%と少数であることがわかりました。

特に年代別の利用頻度に対する調査では、一番利用率が高かった10代でも「月に数回」が68.2%を占め、画像検索を活用する機会は多いものの、テキスト検索やSNSの検索機能と併用している可能性が高いことが示唆されます。

30代は「ほぼ毎日」利用の割合としては13.3%と最多ですが、「ほとんど使わない」割合も32.8%と高く、職業やライフスタイルによって利用頻度が大きく異なることが考えられます。

画像検索の主要デバイスは「スマートフォン」

「画像検索を利用したことがある」全世代の対象者へ「Q3. 普段、画像検索を利用するデバイスを教えてください。(複数選択可)」と質問したところ、 90.0%がスマートフォンを利用していると回答しました。

PCは42.0%、タブレットは19.3%という結果になり、スマートフォンを主要デバイスとしつつも多様なデバイスが使用されていることがわかります。

画像検索の主な利用シーンは商品・レシピ・観光地検索が上位

「Q4. 画像検索の主な利用シーンを教えてください。(複数選択可)」という質問に対して、最も多かったのは「商品やサービスの情報収集」が74.0%でした。次いで「観光地や風景の検索」が48.0%、「料理・レシピの検索」が42.0%と続きました。

この結果から、特にECや旅行・観光業界では、画像検索を意識したビジュアルコンテンツによる集客戦略が有効であるということが言えるでしょう。また、レシピ検索の多さを考慮し、食品・飲食業界でも画像検索対策の重要性が今後さらに高まっていくことが予想されます。

検索方法 は 6割が「キーワード入力→画像タブ」を使用

「Q5. 画像検索を行う際、最もよく利用するのはどの方法ですか?」という質問では、「キーワードを入力して検索し、画像タブを開く」方法が64.0%で最多となり、キーワードからの検索が依然として主流であることがわかりました。

一方で、「画像をアップロードして検索(Google Lens など)」は28.0%、「スマホの長押し機能(Googleで画像を検索)」は8.0%という結果になりました。

SNS検索との比較では画像検索が優位

「Q6. 画像検索とSNS検索(Instagram・Pinterest など)のどちらをよく使いますか?」という質問では、「画像検索の方が多い」が47.3%に対して「SNS検索の方が多い」が20.7%となり、SNS検索よりも画像検索を行う人の方が2倍以上多いことがわかりました。

ここ1~2年の利用頻度は半数以上が「変化なし」と回答

「Q7. ここ1~2年で画像検索の利用頻度は変わりましたか?」という質問では、「変わらない」が60.0%と多数を占め、「増えた」が34.7%、「減った」が5.3% という結果になりました。

主に「SNSや動画での気になる情報の補完」に活用

「Q8. 以前と比べて、画像検索の使い方にどのような変化がありましたか?」という質問では、「SNS検索で見つけた画像を検索することが増えた」が33.3%で最多となり、次いで「特に変化はない」が32.7%、「テキスト検索よりも画像検索を優先する場面が増えた」が 29.3%という結果になりました。

また、「動画(YouTube・TikTok)で見た情報を画像検索で補完することが増えた」も 25.3%という結果となり、SNSや動画プラットフォームで気になった情報を、画像検索を通してさらにリサーチするといった検索行動が増えてきていることがわかります。

調査概要

調査期間:2025年3月3日~同年3月5日
調査対象:画像検索を利用したことがある全国の男女
有効回答数:150名(スクリーニング2,000人から対象者を抽出)
調査方法:「Freeasy」によるインターネット調査

出典元:株式会社PLAN-B

SEOとは?正しいSEO対策と上位表示の方法、事例を紹介 #SEO #SEO対策 | 株式会社PLAN-B

https://www.plan-b.co.jp/blog/seo/57421/

2025年1月更新-SEOとはSearch Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略です。検索エンジンでの検索結果で上位表示させることで、自社サイトへの多くの流入を獲得するための取り組みを総称してSEO対策と言います。本記事では、「SEO対策を自分でできるようになること」をテーマに、基礎から施策の進め方まで徹底的に解説しています。

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000310.000068228.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング SEO

関連する投稿


約7割が再来店につながらず...単発購入で終わる顧客が増加傾向?小売業のリピーター獲得に立ちはだかる壁とは【iTAN調査】

約7割が再来店につながらず...単発購入で終わる顧客が増加傾向?小売業のリピーター獲得に立ちはだかる壁とは【iTAN調査】

株式会社iTANは、小売店経営者・店舗責任者・マーケティング担当者を対象に、「小売業界における再来店促進と顧客接点の実態」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


「1円スマホ」の購入経験者は約1割も、機会があれば利用したい人は約5割と利用に前向きな姿勢あり【イード調査】

「1円スマホ」の購入経験者は約1割も、機会があれば利用したい人は約5割と利用に前向きな姿勢あり【イード調査】

株式会社イードは、スマートフォンやデジタルライフについてユーザー目線で最新情報をお届けするメディア「LiPro(インターネット)」において、1円スマホに関心のあるユーザーを対象に「1円スマホ」に関する関心・意向についてアンケート調査を実施し、結果を公開しました。


電通デジタル、リテールメディアが生活者にもたらす購買行動とブランド指標への影響についての調査結果を公開

電通デジタル、リテールメディアが生活者にもたらす購買行動とブランド指標への影響についての調査結果を公開

株式会社電通デジタルは、生活者のリテールメディアへの接触が購買行動およびブランド認知に与える影響を明らかにするため、「2025年 リテールメディア調査」を実施し、結果を公開しました。


若年層の消費行動、2025年8月に増えたのは「外食/カフェの飲食やテイクアウト」が最多【LINEリサーチ調査】

若年層の消費行動、2025年8月に増えたのは「外食/カフェの飲食やテイクアウト」が最多【LINEリサーチ調査】

LINEリサーチは、全国の15~24歳を対象に「直近1か月で、ふだんより多くお金を使った項目」についての2025年9月期の調査を実施し、結果を公開しました。


AIエージェントを導入している企業は35%!生成AIの導入スピードを上回る【BCG調査】

AIエージェントを導入している企業は35%!生成AIの導入スピードを上回る【BCG調査】

ボストン コンサルティング グループ(BCG)は、MITスローン・マネジメント・レビュー誌(MIT SMR)と共同で、AIによるビジネスへの影響に関するレポート「The Emerging Agentic Enterprise: How Leaders Must Navigate a New Age of AI」を発表しました。


ページトップへ