新サービス「デジタルアドレス」は、「ゆうID」に登録している自分の住所を 7桁の英数字として取得・利用できるサービスです。
対応する各種サービスにおいて、既存の住所の代わりにこの「デジタルアドレス」を利用することで、住所の全文(郵便番号を含む都道府県から町域、建物情報など)を簡潔に伝えることができるようになります。
自分の住所を示す手段として、長い住所を書く手間がなくなるほか、一生涯にわたり同じ「デジタルアドレス」を持ち続けることも可能なため、引っ越しても住所変更の手続が楽になるなど、ユーザーが感じる「住所にまつわる不便」を解消することを目指すとのことです。
サービス詳細
■登録・利用方法
日本郵便が提供する「ゆうID」に登録することで、自身の「デジタルアドレス」を無料で取得できます。
本サービス開始時点では、日本郵便が提供する郵便局アプリのゆうパック・ゆうパケットの「送り状作成機能」で利用可能。同アプリの「デジタルアドレス」入力欄に 7桁の英数字を入力することで、「ゆうID」に登録済みの住所が自動で反映されます。
これにより、長い住所を入力する手間が省けるだけでなく、記入ミス防止にもつながることが期待されています。
■サービス特徴
住所を 7 桁の英数字で表現
長い住所を手書きしたり、Webサイトで入力したりする必要がなく、7桁の英数字の「デジタルアドレス」を入力するだけで、事前に登録した住所と連携します。
同じ「デジタルアドレス」を引越し後もそのまま使える
「デジタルアドレス」は、住所そのものではなく、個人の「ゆうID」に紐づいています。引越しなどで実際の住所が変更になった場合でも、登録している住所を変更するだけで、同じ「デジタルアドレス」を使い続けることができ、家族や友人、各種サービス提供者との情報共有もよりスムーズになります。
プライバシーに配慮された安心・安全な仕組み
「デジタルアドレス」は、7桁の英数字という構造上、地理的な場所や同居者の情報などが直接含まれていません。また、「デジタルアドレス」から名前を特定したり、逆に名前や住所から「デジタルアドレス」を検索したりすることはできない設計となっているといいます。
今後、日本郵便内外におけるサービス連携の拡大を予定しており、事業者向けの「郵便番号・デジタルアドレス API」の無料提供を開始。
さまざまな産業分野の事業者に本APIが導入されることで、「デジタルアドレス」を住所に変換することができ、日本郵便以外のサービスでも「デジタルアドレス」を簡単に利用できるようになるとのことです。
住所を、もっと便利に。デジタルアドレスはたった7桁の英数字で住所が伝わる仕組みです。使える場所やサービス、順次拡大中。デジタルアドレスの取得をぜひご検討ください。
出典元:日本郵便株式会社
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。





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