1年以内にサブスクリプションサービスの契約状況を見直している人は約半数【バリューファースト調査】

1年以内にサブスクリプションサービスの契約状況を見直している人は約半数【バリューファースト調査】

株式会社バリューファーストは、同社が運営する「ゼニエモン」にて10代以上の男女を対象に、サブスクリプションサービスの利用実態についてアンケートを実施し、結果を公開しました。


回答者の約8割がサブスクリプションサービスを利用している

「現在、サブスクリプションサービスを利用していますか?」という質問に対し、回答者の79.0%が「利用している」と回答。なかでも20代は92.0%と高い普及率を誇っています。

サブスクにかかる毎月の料金は「2,000円以下」が最も多い

「毎月、サブスクリプションサービスに合計でどのくらいお金を使っていますか?」という質問に対し、最も多かった回答は「2,000円以下」でした。

回答者の多くがサブスクリプションサービスに対して、比較的手頃な金額で利用していることがわかります。

このことから、無料期間だけ利用していたり、基本的な機能のみの低価格プランを選んでいるユーザーが多い可能性があると考えられます。

また、サブスクリプションサービスへの支出が家計の負担にならないよう、利用頻度の高いサービスだけに絞って、抑制している方もいるかもしれません。

契約してからほとんど利用していないサブスクは「ない」?

「現在、契約しているサブスクリプションサービスの中で、ほとんど利用していないものはありますか? 」という質問に対し、「ある」と回答した方はたったの7.75%

また、利用していないサブスクに毎月いくら支払っているかを尋ねたところ、「1000円以下」と回答した方が61.29%でした。

最近、よくニュースやSNSでも“無駄なサブスク”について、取り上げられているのを見かけます。しかし、今回のアンケートでは、「無駄なサブスクはない」という声が多く寄せられました。

“無駄なサブスク”を解約しない理由とは?

今回のアンケートで、「ほとんど利用していないサブスクがある」と回答した方に解約しない理由について尋ねました。

最も多かった回答は「たまに利用している」から。この結果から、利用頻度は低いものの、いざという時に使える状態にしておきたいという心理が働いていることがわかります。

少額であれば、たまに使う時のために契約を続けている方が、再契約する手間や費用を考えると、合理的だと感じる方が多いのかもしれません。

ユーザーがサブスクリプションサービスを解約しない背景には、利用頻度だけではなく、将来的な利便性や再契約の手間など、複合的な要因が絡み合っていることがわかります。

サブスクの契約状況を1年以上見直していない人は約3割


「現在のサブスクリプションサービスの契約状況について、どのくらいの頻度で見直していますか?」という質問に対し、最も多かった回答は「1年以上見直していない」でした。

しかし、アンケートの結果から、回答者の半数が1年以内にサブスクリプションサービスの契約状況を見直していることが読み取れます。

このことから、サブスクリプションサービスへの支出が負担だと感じている方は、定期的に契約状況を見直し、無駄な支出がないよう家計の管理を行っていると推測できます。

調査概要

調査期間:2025年7月24日~2025年8月7日
調査機関:自社調査
調査対象:クラウドワークスに登録している10代以上の男女
有効回答数:400件
調査方法:クラウドワークスによるインターネット調査

出典元:株式会社バリューファースト

【アンケート結果】そのサブスク、本当に必要?サブスクリプションサービスの利用実態を徹底調査!

https://valuefirst.co.jp/article/678.html

サブスクリプションサービスとは、商品やサービスを購入するのではなく、定額料金を払って「利用する権利」を購入するビジネスモデルの総称です。ゼニエモンでは、10代以上の男女400名を対象に「サブスクリプションサービス」に関するアンケートを実施しました。アンケート結果をもとに、サブスクリプションサービスの利用実態と不要なサブスクの断捨離について解説していきます!

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000047794.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


【December 2025 core update】Googleコアアルゴリズムアップデートをリリース(2025年12月)

【December 2025 core update】Googleコアアルゴリズムアップデートをリリース(2025年12月)

Googleが2025年12月のコアアルゴリズムアップデート(December 2025 core update)をリリースしました。


オンラインギフトを贈った経験がある人が約5割!10代では"体験型ギフト"が人気【LINEリサーチ調査】

オンラインギフトを贈った経験がある人が約5割!10代では"体験型ギフト"が人気【LINEリサーチ調査】

LINEリサーチは、全国の15~69歳の男女を対象に「オンラインギフト(eギフト)」を贈った経験について調査し、結果を公開しました。


電通グループ、「世界の広告費成長率予測(2024~2027)」を発表

電通グループ、「世界の広告費成長率予測(2024~2027)」を発表

電通グループは、世界56市場から収集したデータに基づき、「世界の広告費成長率予測」の最新値を発表しました。


ファン育成施策を行った企業の84.1%が効果を実感!「関係値の可視化」「顧客との継続的なコミュニケーション」がファン育成の重要な要素に【kazeniwa調査】

ファン育成施策を行った企業の84.1%が効果を実感!「関係値の可視化」「顧客との継続的なコミュニケーション」がファン育成の重要な要素に【kazeniwa調査】

株式会社kazeniwaは、ファン施策の実施率およびファン育成施策の効果に関する調査を実施し、結果を公開しました。


若年層の生成AI利用実態「ふと気になったことを調べる」が3割半ばで最多【LINEリサーチ調査】

若年層の生成AI利用実態「ふと気になったことを調べる」が3割半ばで最多【LINEリサーチ調査】

LINEリサーチは、、全国の15~24歳の男女を対象にした「生成AIサービスの利用とその内容」の継続調査として2025年9月期の結果を公開しました。


ページトップへ