今回同社が発表した「AI POS for Brand」は、メーカー企業が直面するPOSデータ分析やマーケティング施策の効果測定における課題を解決することを目的に、2024年にローンチした小売企業向け「AI POS」を基盤に、AI研究開発組織「AI Lab」と連携して開発。メーカー企業特有のデータ課題に対応することで、POS分析の効率化・高度化を実現するといいます。
メーカー向けマーケティングツール「AI POS for Brand」特徴
■POS分析の効率化
従来のPOSデータ分析は依頼・受け取り・深掘り・再依頼・資料化といった煩雑なプロセスが必要でした。
「AI POS for Brand」では、生成AIを活用したエージェントが自動でレポートを作成。チャット形式でのデータ加工から深掘り、資料化までを一気通貫で実行でき、誰でもスピーディに分析が可能となります。
■POS分析の高度化
大規模言語モデル(LLM)を活用し、質問を入力するだけで最適なデータを抽出し分析結果を提示。
例えば「ブランドAの売上増加要因は?」といった問いに対して、POSデータに加え気候やトレンドなど外部データも組み合わせ具体的な要因を提示。さらに、広告キャンペーンの効果を売上データと連携させて分析することで、ROI(投資対効果)を明確に可視化します。
■活用例
ブランドマネージャーが分析結果をもとにリテールメディア施策やキャンペーン計画を策定したり、マーケティング担当者がPOSデータを参照してTVCMやデジタル広告の予算配分を決定することを想定しているとのことです。
出典元:株式会社サイバーエージェント
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。





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