「推し活=高額」は思い込み?約7割が月1万円未満で愛を注ぐ結果に
事前調査で「推し活をしている/したことがある」と回答した20代〜60代の男女を対象に、「推し活に充てる金額は月平均でどれくらいです(でした)か?」というアンケートを実施したところ、最も多かった回答は「〜5,000円」で51.6%でした。
次いで、「5,001円〜10,000円」が18.4%となっており、推し活をしている(していた)方のうち約7割が月1万円以内で活動を行っていることが分かりました。
20代の推し活は全力投球!全年代で最も高額を費やす傾向が判明
年代別で見ると、「〜5,000円」と回答した方は50代が69.0%、次いで60代が67%と約7割近くに上った一方で、20代では「30,001円以上」の高額帯を回答した方の合計が約3割(31.0%)に上り、全年代で最も多くなっています。
若年層では、配信での投げ銭や月額制のファンクラブ、サブスクなどのデジタル課金を利用した推し活が浸透しているうえ、スマホやPCでのキャッシュレス決済が一般的になったことで、課金額が積み上がりやすい傾向にある可能性が推察されます。
また、若年層は独身の比率が高いことから、趣味に対して優先的にお金を使えることも影響していると考えられます。
独身は「時間もお金もかける」、既婚者は「家計と相談」の傾向がくっきり
未婚・既婚別で見ると、10,001円以上と回答したのは未婚の方が多かったのに対して、既婚の方は10,000円以下と回答した方が多いという結果になりました。
既婚者の方は家計を共有しているケースも多く、生活費・住宅ローン・教育費など趣味や娯楽以外に優先的な支出先があるため、推し活に使える金額が限られることが多いと考えられます。
その一方で、未婚者はお金だけでなく時間の自由度も高く、ライブやイベントなどに頻繁に参加できるため、支出が多くなりがちな可能性も伺えました。
「推しへの愛」は「年収」に比例しない。どの所得層にも存在する熱烈なファンたち
世帯年収別で見ると、世帯年収が〜500万円もしくは501万〜1,000万円の層では、「〜5,000円」と回答した方が過半数を占めました。
ただし、5,001円以上を推し活に充てているという方は収入に限らず一定数おり、特に「10,001円〜30,000円」と回答した方は収入による大きな差は見られず、所得に関係なく熱烈なファンは一定数存在することが分かりました。
調査概要
対象者:事前調査で「推し活をしている/したことがある」と回答した20歳~69歳の男女
サンプル数:500人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2025年06月19日
出典元:株式会社フォーイット
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