ランサーズ、企業ニーズが伸びた「発注トレンドランキング2025」を発表

ランサーズ、企業ニーズが伸びた「発注トレンドランキング2025」を発表

ランサーズ株式会社は、同社が運営するビジネスマッチングプラットフォーム『ランサーズ』において集計した「発注トレンドランキング2025」を公開しました。


2025年に依頼が増えた発注トレンドランキング

■生成AI普及の定着 − AI時代の“仕上げ”需要

2025年は、1〜9位が昨年から総入れ替えとなり、昨年1位だった「AI・機械学習・ChatGPT」は10位に順位を下げました。

一方、今年1位となった「デザインデータ修正・変換」は、生成AIで作成したデザインの最終調整や形式変換といった“仕上げ工程”へのニーズが高まった結果と考えられます。

AIの生成能力が向上する中で、人の判断や経験が必要となる領域の重要性が一層明確になっています。

■「2025年問題」人手不足の影響 − 建築・製造の外部委託が増加

「建築・インテリア・図面デザイン」(2位)や「製品開発・設計」(6位)の上位入りは、専門性の高いリアル産業において外部委託が進んでいる可能性を示唆しています。

背景には、いわゆる“2025年問題”による専門人材の不足が挙げられます。実際に、経済産業省『ものづくり白書2024』でも、製造業における労働力不足が課題として示され、デジタル実装やプラットフォームビジネスの推進が提言されています。

こうした状況を受け、建築・製造といった領域で、プロジェクト単位の外部人材活用が広がっていると考えられます。

■EC市場・SNSマーケティングの成長 − スモールタスクの外部委託が拡大

「内職・軽作業・代行」(7位)や「レビュー・投稿・アンケート」(9位)の上位入りは、誰にでも取り組みやすいスモールタスクの外部委託が広がっていることを示しています。

EC市場やSNSマーケティングの拡大に加え、人手不足やコスト最適化の流れを背景に、商品発送・検品といった軽作業から、口コミ・アンケートといったマーケティング支援まで、細かな業務を外部に委託する動きが一段と進んでいます。

【調査方法】
『ランサーズ』内で2024年と2025年の発注者の依頼数をカテゴリ毎に抽出し、前年比を算出。(期間は各年1月1日〜11月30日とする)依頼数が100件未満のカテゴリは、母数が少なく参考値としての精度が低いため対象外とする。

検索キーワードランキング2025

■生成AIの影響 − 単純作業の縮小

トレンドランキングでも10位となった「AI・機械学習・ChatGPT」に関連し、「ChatGPT」(2位)や「AI」(19位)がランクインし、検索動向においてもAI需要の高さがうかがえます。

その一方で、2023〜2024年と2年連続でランクインしていた「文字起こし」はランク圏外となり、生成AIの普及により、単純作業の依頼ニーズが減少していることが示されています。

■動画・SNSマーケティングの定着 − 発信力を強化するニーズが拡大

「動画編集」(1位)、「ショート動画」(4位)、「YouTube動画編集」(14位)、「SNS運用」(3位)など、動画・SNS関連のキーワードが多数上位に入りました。

企業・個人の情報発信が日常化し、SNSを軸にした集客施策が一般化したことで、動画制作やSNS運用を外部委託する動きが引き続き強まっています。

■ブランド・事業立ち上げの需要増加 − 安定した制作系スキル

「ロゴ」(6位)「LP」(8位)「チラシ」(16位)「バナー制作」(17位)は今年も安定して検索上位に入り、4年連続のランクインとなりました。これらのデザイン関連ワードは、新規事業の立ち上げやリブランディングの機会が増える中で、デザイン制作の根強い需要を示しています。

また、「開業」(12位)も2年連続でランクインしており、事業の立ち上げから運用まで外部パートナーを活用する傾向が強まっています。

【調査方法】
2024年と2025年に『ランサーズ』の「パッケージ方式」内で主に発注者が検索したキーワードを抽出(期間:各年1月1日〜11月30日)。パッケージ方式とは、『ランサーズ』でスキルを購入・販売できる機能です。

2026年のスキル需要予測

2025年の動向を踏まえると、2026年はさらに「AI活用」と「専門性の外部化」が進む一年になると見込まれます。

■生成AI案件に求められるスキルの高度化

生成AIの定着に伴い、AI生成物の品質やリスクを適切に管理する「AI運用・監修スキル」の重要性がさらに高まると考えられます。

■専門技術領域における外部委託の広がり

2025年問題による専門職人材の不足が続き、建築・製造といった領域では外部委託の一般化が進むと予測されます。

■EC市場成長に伴うデザイン・制作スキルの継続需要

EC市場拡大にともない、「画像編集」「LP改善」など売上に直結するデザイン・制作スキルは引き続き高い需要が見込まれます。

2026年は、AIによる効率化が一層加速する一方で、人が担う専門性の価値がより明確に浮かび上がる一年になると予想されます。

出典元:ランサーズ株式会社

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000251.000010407.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

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