会社員の約8割が「物価上昇を日常生活で感じている」と回答
副業の有無に関わらず会社員として働く人に物価上昇を日常生活で感じているかについて聞いたところ、会社員の77.5%が「感じる」と回答し、「変わらない」が14.3%、「感じない」が8.2%という結果になりました。
この結果により、会社員の8割近くが物価上昇の影響を認識していることがわかります。
「今の働き方やキャリアで、将来の物価上昇や生活費に対応できるか不安」を抱える会社員が約8割を占める結果に
副業の有無に関わらず会社員として働く人に今の働き方やキャリアで、将来の物価上昇や生活費に対応できるかについて尋ねたところ、77.1%が「不安」と回答しました。
物価上昇の実感だけでなく、自身のキャリア継続に対する危機感も8割近い高水準にあることがわかりました。
副業未実施の会社員は「ポイ活」に、副業を実施する会社員は「さらなる副業」に意欲的
物価上昇対策として、今後特に興味・関心があるものを聞いたところ、副業を実施していない会社員は「ポイ活」へ意欲的であり、次いで「節約」に興味があると回答しました。
一方、既に副業を実施している会社員は、「副業」に関心を示しており、副業を実施していない会社員と比べて相対的に「副業」への関心が高いことがわかります。
副業への抵抗は「時間不足」「知識・スキル不足」が最大の障壁に
副業を実施していない会社員にこれまで副業を実施してこなかった理由について聞いたところ、最も多かったのは「副業をする時間の余裕がない」「知見やスキルが不足していると思うから」であり、26.3%の同率トップの選択肢となりました。
この結果から時間的な制約に加え、知識やスキルの不足の認識が副業に踏み出せない主な要因となっていることがわかりました。
副業の中核は「趣味・特技のサービス化」、個人の強みを武器にした働き方へ
現在行っている副業の業務内容を具体的に聞いたところ、最も多かったのは「プライベートの趣味や特技を活かしたサービス提供」となり、次いで「スキマバイト」、「会社員での知見を活かしたサービス提供、コンサルティング」という結果になりました。
この結果から、副業は個人の趣味やスキル、既存の知見を活かすものが主流となっていることがわかります。
調査概要
調査期間:2025年11月25日〜12月3日
調査方法:Webアンケート方式
調査対象:副業を実施していない会社員、副業を実施している会社員に当てはまる全国の20〜60代男女
回答者数:1232名(副業をしていない会社員:725名、副業を実施している会社員:507名)
出典元:フリー株式会社
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