約65%が「毎日または週に数回」AI検索を利用、Web担当者の日常業務に浸透
約65%が「毎日利用」「週に数回利用」と回答しており、AI検索は一部の先進ユーザーだけでなく、Web担当者の日常業務に浸透し始めていることがわかります。
特に、情報収集や文章作成の効率化を目的に、業務インフラの一つとして定着しつつある状況が見られます。
■AI検索は「情報収集」に加え、比較検討用途でも31.3%が活用
最も多かったのは「情報収集(62.5%)」でしたが、「比較検討(31.3%)」も3人に1人近くにのぼりました。
これまではGoogle検索で複数サイトを比較しながら情報収集する流れが一般的でしたが、現在はAI検索によって「おすすめサービス」「違い」「比較ポイント」などを一度に整理してもらう使い方が広がっていることがうかがえます。
■73.6%が「1年前よりAI検索利用が増えた」と回答、業務フローへの定着進む
「大幅に増えた」「やや増えた」を合わせると73.6%となり、多くのWeb担当者がこの1年でAI検索の利用頻度を高めていることが分かりました。
AI検索は一時的なトレンドではなく、業務フローの中に組み込まれ始めている段階に入っていると考えられます。
35.3%が「AI検索を主に利用」、検索エンジンとの併用も23.5%
「検索エンジンが多い」が最多となった一方、「AI検索が多い」「ややAI検索が多い」を合わせると35.3%に達しました。
また、「半々」という回答も23.5%あり、従来の検索エンジンとAI検索を用途に応じて使い分ける行動が広がっていることがうかがえます。
半数がAI回答内のサイトをクリック、AI経由の流入行動が一般化
「よくクリックする」「半分程度クリックする」と回答した人が合計50.0%と、半数の人がAIの回答に表示されたサイトをクリックしていることがわかります。
■44.1%がAI回答を「信頼している」、一方で32.4%は不信感も
AIの回答について、「非常に信頼している」「やや信頼している」と回答した人は合計44.1%となり、一定の信頼を得ていることが分かりました。
一方で、「あまり信頼していない」「全く信頼していない」も32.4%存在しており、AIの回答に対する評価は二極化の傾向が見られます。
実際の回答理由としては、効率性や利便性を評価する声がある一方で、誤情報や情報の鮮度に不安を感じる声も見られました。
「信頼していない」の回答理由
・まだ未発展段階だから信用できない。嘘ばかりつくから。(40代・男性)
・間違いも多いので(50代・男性)
・元になる情報が古い(70代・男性)
・何回も騙されたから(40代・男性)
「信頼している」の回答理由
・全て鵜呑みにしているわけではないがおおよそ合っているため、とても効率が良い。(40代・女性)
・情報を要約してくれる。(60代・女性)
・大筋はあっているから。ただし、新しくできた法令などには誤りがあるから、おおもとの法令は必ずチェックしている。(60代・男性)
・最初は疑いながら利用していたが、精度が上がり、有意義です。(50代・男性)
「どちらとも言えない」の回答理由
・正しい情報と誤った情報が混在していると思うから。(30代・女性)
・たまに間違っているから。(20代・女性)
この結果から、AI検索は「参考情報」としては一定の信頼を得ている一方、最終的には一次情報や公式情報で確認しながら活用しているユーザーが多いことがうかがえます。
■約6割がAI回答をきっかけに企業・サービスを認知
58.8%の人がAI経由で新規サービス認知を経験しており、AI検索が新たな流入経路になりつつあります。
■23.5%がAI回答を参考に問い合わせ・資料請求を経験
問い合わせや資料請求など、実際のコンバージョン行動につながった人はまだ約23.5%にとどまりました。
一方で「検討まではした」人も23.5%存在しており、AI検索が比較・検討フェーズには一定の影響を与えていることがうかがえます。
LLMOを「内容まで理解している」は14.7%、認知はまだ限定的
LLMOという単語を聞いたことがある人は41.2%、さらに内容まで知っている人は14.7%のみでした。
AI検索自体は普及しているものの、「LLMO」という専門用語や概念はまだ一般化していない状況が見られます。
26.5%がAI検索普及による自社サイトへのマイナスの影響を実感
自社サイトに影響が出ているのは26.5%と、現時点では大きな変化を感じていない企業も多い一方、すでに一部では検索流入への影響を実感し始めており、変化の兆しが現れ始めている段階といえます。
■41.2%が「従来SEOだけでは限界を感じる」と回答
「強く感じている」「やや感じている」を合わせると41.2%となり、従来のSEOだけでは限界を感じる層が一定数存在していることが分かりました。
実際の回答理由としては、「現時点では従来のSEOでも十分成果が出ている」といった声がある一方で、検索結果の競争激化やAI検索の普及を背景に、新たな対策の必要性を感じる声も見られました。
「限界を感じている」の回答理由
・どんなにSEO対策をがんばっても企業ドメインには勝ち目がないから。実際に検索結果で個人サイトが一切見当たらないから。(30代・女性)
・早急にAI検索対策を進めるべきだと思う(50代・男性)
・AI技術を採用しない手はない(60代・男性)
・数値が伸びない。(60代・男性)
「限界を感じていない」の回答理由
・LLMO対策しなくても検索流入は年々増えているから。対策さえ間違えなければ現状のままでも問題ないから。(40代・男性)
・十分に上位表示がされるので(40代・男性)
・AIに頼って損害がでても、誰も責任を取ってくれない(50代・男性)
・もっぱら自分で考える。(70代・男性)
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査時期:2026年4月16日~4月22日
集計対象:事前調査で「これまでに、企業においてWebサイトの運営や管理、またはデジタルマーケティング業務に従事した経験がある」と回答した男女
調査人数:事前調査629人 / 本調査34人
調査機関:株式会社NEXER
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
出典元:株式会社NEXER
LLMOとは?SEOとの違い・AIOとの関係を詳しく解説 | 株式会社NEXER(ネクサー)
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