中国人100人に聞いた!日本の行きたい場所や利用額【マーケティングアプリケーションズ調査】

中国人100人に聞いた!日本の行きたい場所や利用額【マーケティングアプリケーションズ調査】

株式会社マーケティングアプリケーションズは、中国の10代~40代以上の男女を対象に中国におけるインバウンド調査を行い、結果を公開しました。


中国人観光客の海外旅行意向

中国人の約8割が「今年は海外旅行に行きたい」

今年の海外旅行をする意向がある人は、全体の78.0%という結果になりました。コロナ流行時と比べ規制が緩和され、海外に旅行に行きたいというニーズは中国でも高まっていると考えられます。

また、回答傾向について中立選択肢である「どちらでもない」が1%と非常に低く出ており、国民性が垣間見える結果になりました。

海外旅行先で行きたい国1位は「日本」

海外旅行先について、最も行きたい国を聞くと「日本」が1位という結果になり、2位「ロシア」、3位「シンガポール」となりました。

中国人の約8割が「日本に行きたい」

また、日本への旅行意向についても全体の約8割が意向ありを示しており、過去に旅行経験がある人やこれから日本に行きたい人については、ほぼ全員が日本に行きたいと回答しています。

日本で行きたい場所1位は『東京』

『日本のどこに行きたいですか。行ったことがある方はどこに行ったか教えてください。』という質問を自由記述形式で回答してもらうと、東京、富士山、大阪、北海道という順に多い結果に。

また、下記のような回答内容がありました。
『東京スカイツリー、富士山、高島屋でのビューティショッピングなどを訪ねます。(30代女性)』
『富士山に行きたい、日本の桜を見たい(20代女性)』
『大阪に行きたい、東京には行ったことがある(20代女性)』

中国人観光客の訪日意向

直近1年間の訪日割合は25%

直近1年以内に日本を訪れたと回答した人は25%となりました。

また、過去に日本を訪れたことがある人を含めると、全体の52%となり、2人に1人は日本に旅行をしたことがあるという結果になりました。

直近1年の訪日予定者は45%

直近1年以内に日本に行く予定があるか聞いたところ、45%が予定ありと回答しました。

中国人観光客の滞在中の概要

日本でしたいこと「有名な観光地に行くこと」がトップ

日本でしたいこととして最も多かったのは「日本の有名な観光地に行くこと(73.0%))」が最も多く、次いで「日本の自然・景色を楽しむこと(62.2%)」、「ショッピング(58.1%)」となりました。

また、日本でしたいこととして「温泉に行くこと」が過去に行った人より、これから日本に行きたい人の方が6.3%高くなっています。

日本について調べる手段「インターネット検索」がトップ

日本について何を使って調べるかを聞いたところ、「インターネット検索(77.0%))」が最も多く、次いで「ガイドブック(62.2%)」、「SNS(59.5%)」となりました。

日本で使った金額「20万円~40万円未満」が最多

日本で使った金額を聞いたところ、「20万円~40万円未満(36.5%))」が最も多く、次いで「10万円~20万円未満(28.8%)」、「40万円~60万円未満(21.2%)」となりました。

日本の滞在期間「5日」が最多

日本での滞在期間は「5日(36.5%)」が最も多く、次いで「3日(25.0%)」となっており、滞在期間は長めの印象を受けます。

日本で購入したいものランキング

日本で何を買ったのか(買いたいのか)を聞いたところ、「化粧品(63.5%)」が最も多く、次いで「食品(62.2%)」、「菓子類(47.3%)」という結果になりました。

日本で印象に残っていること「綺麗・清潔」

日本で印象深かった出来事について自由記述形式で聞くと、「綺麗・清潔」、「礼儀正しい」などが上位を占めました。
他には下記のような回答内容があり、ポジティブな回答をした人がほとんどでした。
『人々はとても親切である(20代男性)』
『環境保護が非常に重要視されており、5日間ほとんど埃がない。(30代男性)』
『清潔で整理整頓された環境に優しい、秩序ある社会、偽物がない。(40代女性)』

調査概要

【中国におけるインバウンド調査】
調査実施会社:株式会社マーケティングアプリケーションズ
実施期間:2023年6月9日(金)~2023年6月12日(月)
対象者:10代~40代以上/男女/中国
有効回答数:100人
抽出方法:インターネット調査用パネルからランダムに抽出
調査方法:インターネット調査(セルフ型アンケートツールSurveroidを利用)

出典元:株式会社マーケティングアプリケーションズ

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000105399.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


AppDriver、ユーザー属性や興味・行動データを分析し、ユーザーをターゲティングする新機能をリリース

AppDriver、ユーザー属性や興味・行動データを分析し、ユーザーをターゲティングする新機能をリリース

株式会社ADWAYS DEEEは、提供するリワード広告配信プラットフォーム「AppDriver」に搭載する「プッシュリワード」において、新機能「インサイトターゲティング」を提供開始したことを発表しました。


検索エンジンの「一強時代」に変化の兆し!?Google検索の利用率は依然トップも、SNS・動画・生成AIとの併用が進む【メディアリーチ調査】

検索エンジンの「一強時代」に変化の兆し!?Google検索の利用率は依然トップも、SNS・動画・生成AIとの併用が進む【メディアリーチ調査】

株式会社メディアリーチは、検索・情報収集に関するユーザー行動の変化を捉えるため「検索エンジン・生成AI・SNSを利用した検索行動に関するアンケート調査」を実施し、結果を公開しました。


レイ・フロンティア、「AI × ライフログ」でパーソナライズ施策の反応を可視化する行動変容レポートの提供を開始

レイ・フロンティア、「AI × ライフログ」でパーソナライズ施策の反応を可視化する行動変容レポートの提供を開始

レイ・フロンティア株式会社は、AI解析とライフログ技術を活用し、パーソナライズ通知やプロモーション施策による生活者の行動変容を可視化する新サービス「行動変容レポート by SilentLog」の提供を開始したことを発表しました。


ビジネスモデルの変革・新規事業など攻めのDXが進行する中、9割以上の企業がDX人材の不足に課題【メンバーズ調査】

ビジネスモデルの変革・新規事業など攻めのDXが進行する中、9割以上の企業がDX人材の不足に課題【メンバーズ調査】

株式会社メンバーズは、ビジネス変革や新規事業開発など「攻めのDX」に関与する大手企業の経営・管理職を対象に、【攻めのDX実態調査2025】を実施し、結果を公開しました。


BtoB企業マーケターの約7割が「ソートリーダーシップ」構築に前向き!「ホワイトペーパーや調査レポートの企画・制作」支援を外部に期待【IDEATECH調査】

BtoB企業マーケターの約7割が「ソートリーダーシップ」構築に前向き!「ホワイトペーパーや調査レポートの企画・制作」支援を外部に期待【IDEATECH調査】

株式会社IDEATECHは、BtoB・BtoBtoC・BtoBとBtoCの両方を展開している企業のマーケティング担当者を対象に、ソートリーダーシップ関心企業の実態調査を実施し、結果を公開しました。


最新の投稿


AppDriver、ユーザー属性や興味・行動データを分析し、ユーザーをターゲティングする新機能をリリース

AppDriver、ユーザー属性や興味・行動データを分析し、ユーザーをターゲティングする新機能をリリース

株式会社ADWAYS DEEEは、提供するリワード広告配信プラットフォーム「AppDriver」に搭載する「プッシュリワード」において、新機能「インサイトターゲティング」を提供開始したことを発表しました。


低アルコールの代表「ほろよい」。「華よい」との違いは?ブランド戦略を徹底調査

低アルコールの代表「ほろよい」。「華よい」との違いは?ブランド戦略を徹底調査

若者の「アルコール離れ」が叫ばれる中、お酒が苦手な人でも飲みやすい設計で、低アルコール市場を席巻するサントリーの「ほろよい」。2024年9月には、同じく果実系の低アルコールブランド「華よい」がキリンから登場しました。今回は華よいと比較しながら、ほろよいの集客戦略と購買状況について分析していきます。


検索エンジンの「一強時代」に変化の兆し!?Google検索の利用率は依然トップも、SNS・動画・生成AIとの併用が進む【メディアリーチ調査】

検索エンジンの「一強時代」に変化の兆し!?Google検索の利用率は依然トップも、SNS・動画・生成AIとの併用が進む【メディアリーチ調査】

株式会社メディアリーチは、検索・情報収集に関するユーザー行動の変化を捉えるため「検索エンジン・生成AI・SNSを利用した検索行動に関するアンケート調査」を実施し、結果を公開しました。


トランプ相互関税の政治的背景と狙い、グローバルマーケティングへの影響は

トランプ相互関税の政治的背景と狙い、グローバルマーケティングへの影響は

世界に混乱を巻き起こしている「トランプ関税」。アメリカにとって、その政治的背景と狙いはどのようなものなのでしょうか。世界の秩序と平和維持への影響も問われるこの問題について、国際政治学者としてだけでなく、地政学リスク分野で企業へ助言を行うコンサルティング会社の代表取締役でもある和田大樹氏が多角的な視点より解説します。


レイ・フロンティア、「AI × ライフログ」でパーソナライズ施策の反応を可視化する行動変容レポートの提供を開始

レイ・フロンティア、「AI × ライフログ」でパーソナライズ施策の反応を可視化する行動変容レポートの提供を開始

レイ・フロンティア株式会社は、AI解析とライフログ技術を活用し、パーソナライズ通知やプロモーション施策による生活者の行動変容を可視化する新サービス「行動変容レポート by SilentLog」の提供を開始したことを発表しました。


競合も、業界も、トレンドもわかる、マーケターのためのリサーチエンジン Dockpit 無料登録はこちら

アクセスランキング


>>総合人気ランキング

ページトップへ