Meta、音声・テキスト両対応の多言語翻訳AI「SeamlessM4T」を発表

Meta、音声・テキスト両対応の多言語翻訳AI「SeamlessM4T」を発表

Meta社は8月22日(米国時間)、音声およびテキスト翻訳用のマルチモーダルAIモデル「SeamlessM4T」を発表しました。


今日、より多くの多言語コンテンツにアクセスできるようになり、多言語でのコミュニケーションが重要性を増しています。Meta社は、このニーズに応える新技術「SeamlessM4T」を発表しました。「SeamlessM4T」は、研究者や開発者向けで提供を開始しているほか、機能を試すことができるデモページが公開されています。

「SeamlessM4T」は、音声認識、音声からテキストへの翻訳、音声から音声への翻訳、テキストからテキストへの翻訳、そしてテキストから音声への翻訳を一つのシステムで実行可能なオールインワン多言語マルチモーダルAI翻訳モデル。以下をサポートしています。

・約100の言語の音声認識
・約100の入出力言語の音声からテキストへの翻訳
・音声から音声への翻訳は、約100の入力言語と 36 (英語を含む) の出力言語をサポート
・約100言語のテキストからテキストへの翻訳
・テキストから音声への翻訳は、約100の入力言語と35(英語を含む)の出力言語をサポート

「SeamlessM4T」は、従来の複数のモデルを使用する手法よりも効率的で、エラーと遅延が少ないという利点があります。これにより、異なる言語を話す人々がより効果的にコミュニケーションを取ることができるとのことです。

出典元:Meta

引用:https://about.fb.com/news/2023/08/seamlessm4t-ai-translation-model/

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


約7割が再来店につながらず...単発購入で終わる顧客が増加傾向?小売業のリピーター獲得に立ちはだかる壁とは【iTAN調査】

約7割が再来店につながらず...単発購入で終わる顧客が増加傾向?小売業のリピーター獲得に立ちはだかる壁とは【iTAN調査】

株式会社iTANは、小売店経営者・店舗責任者・マーケティング担当者を対象に、「小売業界における再来店促進と顧客接点の実態」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


「1円スマホ」の購入経験者は約1割も、機会があれば利用したい人は約5割と利用に前向きな姿勢あり【イード調査】

「1円スマホ」の購入経験者は約1割も、機会があれば利用したい人は約5割と利用に前向きな姿勢あり【イード調査】

株式会社イードは、スマートフォンやデジタルライフについてユーザー目線で最新情報をお届けするメディア「LiPro(インターネット)」において、1円スマホに関心のあるユーザーを対象に「1円スマホ」に関する関心・意向についてアンケート調査を実施し、結果を公開しました。


電通デジタル、リテールメディアが生活者にもたらす購買行動とブランド指標への影響についての調査結果を公開

電通デジタル、リテールメディアが生活者にもたらす購買行動とブランド指標への影響についての調査結果を公開

株式会社電通デジタルは、生活者のリテールメディアへの接触が購買行動およびブランド認知に与える影響を明らかにするため、「2025年 リテールメディア調査」を実施し、結果を公開しました。


若年層の消費行動、2025年8月に増えたのは「外食/カフェの飲食やテイクアウト」が最多【LINEリサーチ調査】

若年層の消費行動、2025年8月に増えたのは「外食/カフェの飲食やテイクアウト」が最多【LINEリサーチ調査】

LINEリサーチは、全国の15~24歳を対象に「直近1か月で、ふだんより多くお金を使った項目」についての2025年9月期の調査を実施し、結果を公開しました。


AIエージェントを導入している企業は35%!生成AIの導入スピードを上回る【BCG調査】

AIエージェントを導入している企業は35%!生成AIの導入スピードを上回る【BCG調査】

ボストン コンサルティング グループ(BCG)は、MITスローン・マネジメント・レビュー誌(MIT SMR)と共同で、AIによるビジネスへの影響に関するレポート「The Emerging Agentic Enterprise: How Leaders Must Navigate a New Age of AI」を発表しました。


ページトップへ