Ubie、生成AIを活用した初の「問診要約機能」を医療機関向けに提供開始

Ubie、生成AIを活用した初の「問診要約機能」を医療機関向けに提供開始

Ubie株式会社は、AI問診等を提供する医療機関向けサービス「ユビーメディカルナビ」にて、生成AI(LLM:大規模言語モデル)を活用した初の機能「問診要約機能」の提供をクリニック向けに開始することを発表しました。


生成AI(LLM:大規模言語モデル)を活用した「問診要約機能」について

今回提供を開始したクリニック向けの新機能「問診要約機能」は、患者さんがユビーメディカルナビで回答した20〜30問の症状や生活習慣等の情報と、フリーテキストで入力した医師への相談内容を生成AIが要約し、医師のPC画面上に共有するもの。この機能により、医師は「患者がどのような症状でどのような気になり・相談があるのか」を端的に理解することが可能となり、診療の品質向上が期待されるとのことです。

本機能は同社が現役医師を含めた開発チームと、今年7月に設立し、医療・ヘルスケア領域における生成AI等のイノベーションと安全性の両立を目指す研究組織「Ubie Lab」が共同で開発。生成AIの強みを活かしながらも安全性と信頼性に配慮し、要約による情報の見落とし防止の観点から、デフォルトは要約前の原文とし、要約時も常に要約前の原文を参照可能な状態としたセーフティネット構造を採用しています。

実証実験では利用医師の満足度が向上、9割の医師が継続活用意向

開発に際し行った実証検証では、事前導入したクリニック10軒のうち9軒の医師の利用満足度が向上し、問診要約機能の継続活用意向を示し、「必要な情報を認知負荷低く速やかに取得した上で診察に臨めるようになった」「電子カルテへのコピーもより容易になった」などの声があったとのことです。

出典元:Ubie株式会社

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000048083.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング AI

関連する投稿


【December 2025 core update】Googleコアアルゴリズムアップデートをリリース(2025年12月)

【December 2025 core update】Googleコアアルゴリズムアップデートをリリース(2025年12月)

Googleが2025年12月のコアアルゴリズムアップデート(December 2025 core update)をリリースしました。


オンラインギフトを贈った経験がある人が約5割!10代では"体験型ギフト"が人気【LINEリサーチ調査】

オンラインギフトを贈った経験がある人が約5割!10代では"体験型ギフト"が人気【LINEリサーチ調査】

LINEリサーチは、全国の15~69歳の男女を対象に「オンラインギフト(eギフト)」を贈った経験について調査し、結果を公開しました。


電通グループ、「世界の広告費成長率予測(2024~2027)」を発表

電通グループ、「世界の広告費成長率予測(2024~2027)」を発表

電通グループは、世界56市場から収集したデータに基づき、「世界の広告費成長率予測」の最新値を発表しました。


【無料レポート】デジタル・トレンド白書2025 – with AI編|ダウンロードページ

【無料レポート】デジタル・トレンド白書2025 – with AI編|ダウンロードページ

「デジタル・トレンド白書2025 – with AI編」は、急速に拡大し始めた「With AI」社会における消費者の行動変容を、国内最大規模の行動ログデータとアンケート調査に基づき分析したものです。各生成AIのユーザー推移やヘビーユーザーの属性分析、ChatGPT・Gemini等のサービス比較に加え、ビジネス・プライベートシーンでの活用実態、「AI彼女・彼氏」アプリの台頭など、AIトレンドに関する多角的な調査・コラムを収録しています。


ファン育成施策を行った企業の84.1%が効果を実感!「関係値の可視化」「顧客との継続的なコミュニケーション」がファン育成の重要な要素に【kazeniwa調査】

ファン育成施策を行った企業の84.1%が効果を実感!「関係値の可視化」「顧客との継続的なコミュニケーション」がファン育成の重要な要素に【kazeniwa調査】

株式会社kazeniwaは、ファン施策の実施率およびファン育成施策の効果に関する調査を実施し、結果を公開しました。


ページトップへ