生成AI(LLM:大規模言語モデル)を活用した「問診要約機能」について
今回提供を開始したクリニック向けの新機能「問診要約機能」は、患者さんがユビーメディカルナビで回答した20〜30問の症状や生活習慣等の情報と、フリーテキストで入力した医師への相談内容を生成AIが要約し、医師のPC画面上に共有するもの。この機能により、医師は「患者がどのような症状でどのような気になり・相談があるのか」を端的に理解することが可能となり、診療の品質向上が期待されるとのことです。
本機能は同社が現役医師を含めた開発チームと、今年7月に設立し、医療・ヘルスケア領域における生成AI等のイノベーションと安全性の両立を目指す研究組織「Ubie Lab」が共同で開発。生成AIの強みを活かしながらも安全性と信頼性に配慮し、要約による情報の見落とし防止の観点から、デフォルトは要約前の原文とし、要約時も常に要約前の原文を参照可能な状態としたセーフティネット構造を採用しています。
■実証実験では利用医師の満足度が向上、9割の医師が継続活用意向
開発に際し行った実証検証では、事前導入したクリニック10軒のうち9軒の医師の利用満足度が向上し、問診要約機能の継続活用意向を示し、「必要な情報を認知負荷低く速やかに取得した上で診察に臨めるようになった」「電子カルテへのコピーもより容易になった」などの声があったとのことです。
出典元:Ubie株式会社
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
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