コスパ、タイパに次ぐ流行語候補「スぺパ」 Z世代の認知度は1割程度【RECCOO調査】

コスパ、タイパに次ぐ流行語候補「スぺパ」 Z世代の認知度は1割程度【RECCOO調査】

株式会社RECCOOは同社が運営するリサーチサービス「サークルアップ」にて、最新のZ世代調査としてスペースパフォーマンスの略称である「スぺパ」をテーマにした調査を実施し、その結果を公開しました。


「スぺパ」を知っている大学生は10%、意味まで分かる大学生はわずか2%。

スペパ(スペースパフォーマンス)とは、空間対効果(空間の利用効率を良くする暮らし方)のことで「コスパ」や「タイパ」のような意味で使われいます。

まだ耳馴染みのない「スぺパ」という言葉ですが、知っているし、意味もわかると回答した大学生は2%、知っている大学生は10%という結果になりました。

実際にスぺパを意識した空間作りをしている大学生は35%

スペパの概念を解説した上で追加調査をしたところ「実際にスぺパを意識した空間作りをしている」という大学生は35%という結果に。

「スぺパ」という言葉を聞いたことがない大学生が多いながらも、スぺパを実践している大学生は珍しくないことが判明しました。

具体的に何をしているか調査したところ、
・ベッドの下に収納スペースを作っている
・壁に付けられる家電を利用している
・複数機能のついた家電を利用している
・突っ張り棒をつかい上の空間を収納にしている

が挙げられていました。

スぺパが流行すると回答した大学生は50.5%

「スぺパ」という概念について、「これから流行する」と回答した大学生は50.5%となりました。土地の値上がりや単身世帯の増加など、狭小住宅が増加している中、無意識に空間作りをしている大学生が35%もいたことから、今後「スぺパ」という概念は定着していくのかも知れません。

調査概要

・調査日:2023年10月12日
・調査機関(調査主体):株式会社RECCOO
・調査対象:サークルアップに登録する大学1年〜4年生
・有効回答数(サンプル数):250人
・調査方法:サークルアップ for client のアンケートオファー

出典元:株式会社RECCOO

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000033607.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


事業会社マーケターの7割以上が生成AIを「導入済み」または「検証中」!生成AIが個人ツールから組織的な戦略資産へ【Sprocket調査】

事業会社マーケターの7割以上が生成AIを「導入済み」または「検証中」!生成AIが個人ツールから組織的な戦略資産へ【Sprocket調査】

株式会社Sprocketは、企業の生成AI導入・活用状況に関する最新調査を実施し、結果を公開しました。


レイ・フロンティア、大阪・関西万博初日の来場者データをもとにした行動傾向調査結果を公開

レイ・フロンティア、大阪・関西万博初日の来場者データをもとにした行動傾向調査結果を公開

レイ・フロンティア株式会社は、2025年4月13日に開催された大阪・関西万博の初日における来場者の行動を、同社のAI位置情報解析技術「SilentLog Analytics」を用いて分析した結果を公開しました。


VOSTOK NINE、主要オンラインマスメディア購入意向度調査2025を公開

VOSTOK NINE、主要オンラインマスメディア購入意向度調査2025を公開

株式会社VOSTOK NINEは、「購入・利用のきっかけとなる主要オンラインマスメディア調査2025」を実施し、その調査結果を公開しました。


コスメ・スキンケア用品のEC利用者、4割以上がレビューを"毎回"見る!良い評価と悪い評価のどちらを参考にするかは半々に【eBay Japan調査】

コスメ・スキンケア用品のEC利用者、4割以上がレビューを"毎回"見る!良い評価と悪い評価のどちらを参考にするかは半々に【eBay Japan調査】

eBay Japan合同会社は、全国の20代から30代女性を対象に「コスメの買い方とレビューに関する調査」を実施し、結果を公開しました。


約半数のBtoBマーケ担当者が「CPAの高騰」を実感!半数以上が「SNS」「SEO」の施策を強化する方針へ【IDEATECH調査】

約半数のBtoBマーケ担当者が「CPAの高騰」を実感!半数以上が「SNS」「SEO」の施策を強化する方針へ【IDEATECH調査】

株式会社IDEATECHは、BtoB企業のマーケティング担当者を対象に、【2025年版】 BtoBマーケティングの施策別CPAに関する実態調査を実施し、結果を公開しました。


最新の投稿


ChatGPTの登場で検索行動はどう変化した?「検索離れ」の5つの要因

ChatGPTの登場で検索行動はどう変化した?「検索離れ」の5つの要因

世間ではさまざまな「〇〇離れ」が話題になっています。その一つに、「検索離れ」があります。この記事では、実際に検索離れが起きているのか、検索ワードごとで変化に違いがあるのか、そして検索行動が変わった要因について、2022年からの3年間のデータを分析していきます。


事業会社マーケターの7割以上が生成AIを「導入済み」または「検証中」!生成AIが個人ツールから組織的な戦略資産へ【Sprocket調査】

事業会社マーケターの7割以上が生成AIを「導入済み」または「検証中」!生成AIが個人ツールから組織的な戦略資産へ【Sprocket調査】

株式会社Sprocketは、企業の生成AI導入・活用状況に関する最新調査を実施し、結果を公開しました。


レイ・フロンティア、大阪・関西万博初日の来場者データをもとにした行動傾向調査結果を公開

レイ・フロンティア、大阪・関西万博初日の来場者データをもとにした行動傾向調査結果を公開

レイ・フロンティア株式会社は、2025年4月13日に開催された大阪・関西万博の初日における来場者の行動を、同社のAI位置情報解析技術「SilentLog Analytics」を用いて分析した結果を公開しました。


適応力と柔軟性 ~ ナレッジマネジメントの導入

適応力と柔軟性 ~ ナレッジマネジメントの導入

経済や環境改善を底上げするためには企業や組織の能力向上が求められます。ではその求められる力とは一体何でしょうか。それは組織、及びそれを形成する人間が持つ、変化に対する適応力と柔軟性が軸であると説く本稿。企業成長に欠かせかない「暗黙知」にも言及し、広告・マーケティング業界に40年近く従事し、現在は株式会社創造開発研究所所長、一般社団法人マーケティング共創協会理事・研究フェローを務めている渡部数俊氏が真のナレッジマネジメントの重要性を解説します。


VOSTOK NINE、主要オンラインマスメディア購入意向度調査2025を公開

VOSTOK NINE、主要オンラインマスメディア購入意向度調査2025を公開

株式会社VOSTOK NINEは、「購入・利用のきっかけとなる主要オンラインマスメディア調査2025」を実施し、その調査結果を公開しました。


競合も、業界も、トレンドもわかる、マーケターのためのリサーチエンジン Dockpit 無料登録はこちら

アクセスランキング


>>総合人気ランキング

ページトップへ