ネット広告を65.4%が「邪魔に感じたことがある」と回答。購入・利用経験者が選ぶ、行動に移したくなる広告媒体の2位は「チラシ」【NEXER Group調査】

ネット広告を65.4%が「邪魔に感じたことがある」と回答。購入・利用経験者が選ぶ、行動に移したくなる広告媒体の2位は「チラシ」【NEXER Group調査】

株式会社NEXER Groupは、ポスティングの『関東ポスティング協同組合』と共同で、「チラシと他の広告媒体の効果に関する調査」を実施し、結果を公開しました。


25.0%が、広告がきっかけで商品・サービスを「購入・利用したことがある」と回答

まず、広告(テレビCM・ネット広告・SNS広告・チラシなど)がきっかけで、商品・サービスを購入・利用したことがあるかを聞いてみました。

その結果、「ある」が25.0%、「ない」が75.0%でした。

広告が日常的に目に入る時代でも、広告をきっかけに実際に購入・利用したことがあるとはっきり答えた方は、4人に1人にとどまっています。

目にする広告は数多くあっても、記憶に残り、行動につながるものはその一部のようです。だからこそ、どの媒体が「買ってみよう」「行ってみよう」という行動につながりやすいのかが、気になるところです。

72.0%が、購入・利用のきっかけになった広告媒体に「テレビCM」を選択

続いて、「広告がきっかけで購入・利用した経験がある」と回答した方に、それはどの媒体だったのかを聞いてみました。

最も多かったのは「テレビCM」で、72.0%でした。次いで「チラシ(新聞折込・ポスティング)」が40.0%、「店頭POP・看板」が33.6%、「ネット広告(バナー広告)」が24.8%と続きました。

注目したいのは、「チラシ(新聞折込・ポスティング)」が2位に入っている点です。デジタル広告が主流に見える今でも、チラシはネット広告を上回る割合で、商品・サービスの購入や利用のきっかけになっていました。

手元に届き、あとから見返せる紙の広告は、今も行動を後押しする媒体の一つとして機能しているようです。

46.4%が、最も行動に移したくなる広告媒体は「テレビCM」と回答

続いて、「広告がきっかけで購入・利用した経験がある」と回答した方に、広告媒体の中で、実際に「行動(購入・来店・利用など)に移したくなる」と最も感じるのはどれかを聞いてみました。

最も多かったのは「テレビCM」で、46.4%でした。次いで「チラシ(新聞折込・ポスティング)」が19.2%、「店頭POP・看板」が16.0%と続きました。

ここでも、「チラシ(新聞折込・ポスティング)」と「店頭POP・看板」が上位に入っています。

それぞれを選んだ理由も聞いてみたので、一部を紹介します。

「テレビCM」と回答した方

・一番目にも耳にも訴えるから。(20代・男性)
・テレビでCMしているということは、ある程度大きな会社の商品なので、信頼できるなと思えるから。(30代・女性)
・商品の概要や使い方がよくわかって、購買意欲をそそられるので。(40代・男性)

「チラシ(新聞折込・ポスティング)」と回答した方

・じっくり見れて購入意欲が湧くので。(20代・女性)
・子供の頃、チラシを見るのが好きだったから。(30代・男性)
・スーパーのチラシに掲載されている商品は、その日のうちにお店に行けば手に入れることができて便利だから。(40代・女性)

「店頭POP・看板」と回答した方

・店頭のショーウィンドウで目に止まると、すぐに商品を見ることができるので、購入するきっかけになりやすい。(30代・女性)
・その場で実物に触れられる。(40代・女性)
・押しつけがましくない広告が良いので。(40代・男性)

テレビCMを選んだ理由として、映像と音で印象に残りやすいことや、商品への信頼感につながることが挙げられました。

一方で、チラシはじっくり見られることや、掲載商品をその日のうちに買いに行きやすい点が評価されています。店頭POP・看板は、その場で実物を確認できることや、押しつけがましくない形で目に入ることが、行動のきっかけになっているようです。

65.4%が、ネット広告を「邪魔に感じたことがある」と回答

続いて、ネット広告(バナー広告・SNS広告など)について、「邪魔に感じる」「スキップ・非表示にしたい」と思ったことがあるかを聞いてみました。

その結果、「よくある」が46.4%、「ややある」が19.0%となり、合わせて65.4%が、ネット広告を邪魔に感じたことがあると回答しました。一方で、「あまりない」は12.0%、「まったくない」は22.6%でした。

それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。

「思ったことがある」と回答した方

・しつこい広告が多い。(20代・男性)
・Web記事を読んでいるときに、消さなければならないタイプの広告が現れると、読みたいものが読めなくなってイライラするから。(30代・女性)
・本編を早く見たいし、あまり興味がないから。(20代・女性)
・良いところで広告やCMが入ると、気が滅入るから。(30代・男性)
・読んでいる記事が見づらい時があるから。(40代・女性)

「思ったことがない」と回答した方

・見るのは嫌いではないから。(40代・女性)
・すぐに終わるので、イライラすることもなく待てる。(50代・男性)
・為になる情報があるから。(50代・女性)
・心動かされたことがないから。(20代・男性)
・何度も見ていると印象に残るので。(40代・女性)

ネット広告を邪魔に感じる理由として、しつこさや表示の邪魔さ、見たいコンテンツが中断されることへの不満が挙げられました。

一方で、邪魔に感じない方からは、すぐに終わるなら待てることや、役立つ情報があること、何度も見ることで印象に残ることなどが理由として挙げられています。ネット広告は接触機会が多い一方で、見せ方によっては不快感につながりやすい媒体でもあるようです。

53.2%が、チラシを「邪魔に感じたことがない」と回答

続いて、チラシ(新聞折込・ポスティングなど)について、「邪魔に感じる」「見たくない」と思ったことがあるかを聞いてみました。

その結果、「よくある」が25.0%、「ややある」が21.8%となり、合わせて46.8%が、チラシを邪魔に感じたことがあると回答しました。

一方で、「あまりない」は27.8%、「まったくない」は25.4%で、合わせて53.2%が、チラシを邪魔に感じたことがないと回答しています。

ネット広告で「邪魔に感じたことがある」と答えた方が65.4%だったのと比べると、チラシに対する受け止め方はやや異なるようです。

それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。

「思ったことがある」と回答した方

・ゴミになるし、関係のないチラシも入っているので邪魔だと思う。(30代・女性)
・興味がないものはそのままゴミになるので、ゴミを増やさないでほしいと思う。(30代・女性)
・興味のないチラシは見たくないので。(20代・女性)
・自分に関心のある広告ばかりが来るとは限らないから。(30代・女性)
・ほぼ毎日、買取業のチラシが入っているが、毎日はいらない。(40代・女性)

「思ったことがない」と回答した方

・そこまで嫌なデザインのものがあるわけではないから。(20代・女性)
・不快な内容のものはないし、自分に関係ないものはさっさと資源として捨てるので気にならない。(30代・女性)
・地域の情報が詰まっているので、とても価値があるしタイムリーで役立つものが多い。(40代・男性)
・見る・見ないを自分で選択できるから。(30代・女性)
・紙は強制的に見せられることがないから。(40代・男性)

チラシを邪魔に感じる理由として、興味のない内容が届くことや、紙ゴミになることへの不満が挙がりました。一方で、邪魔に感じない方からは、地域の情報が得られることや、見る・見ないを自分で選べることが評価されています。

ネット広告のように画面を遮ったり、動画を中断したりするものではないため、紙のチラシは自分のタイミングで確認できる広告として受け止められている面もあるようです。

36.2%が、チラシの「手元に残せる特徴が購買行動に影響する」と回答

最後に、チラシには「手元に残せる」「いつでも見返せる」という特徴がありますが、この点が購買行動に影響すると思うかを聞いてみました。

その結果、「強く影響する」が4.6%、「やや影響する」が31.6%となり、合わせて36.2%が、チラシの手元に残せる特徴が購買行動に影響すると回答しました。一方で、「あまり影響しない」は30.8%、「まったく影響しない」は33.0%でした。

それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。

「影響する」と回答した方

・目に入ると気になるから。(30代・女性)
・「そういえばあんなチラシが入っていたな」と後から見返して、実際に店舗やイベントに行くことを決められるから。(30代・女性)
・紙媒体は、何度でも見返すことができたり保管できたりという点でアドバンテージがある。(40代・男性)
・手元に残るのは大きい。(20代・男性)
・忘れた頃にふと見て、買いたくなる。(20代・女性)
・スマホで見るより、なぜか美味しそうに見える。(30代・女性)

「影響しない」と回答した方

・残せるけれど、残せたところのメリットがあまりないから。(20代・男性)
・すぐに時期がずれてしまうので、その時に旬のものを買うためには、チラシだと遅れてしまう可能性があるから。(30代・女性)
・見返すことが少ないから。(40代・女性)
・デジタルでも変わりないから。(30代・女性)
・手元に残したいと思うものが、最近は全くないから。(40代・女性)

チラシを手元に残せることで、後から見返して店舗やイベントに行くきっかけになるという声が見られました。また、何度でも確認できることや、忘れた頃にふと目に入ることを評価する意見も挙がっています。

一方で、見返す機会が少なく、デジタルでも変わらないと感じる方もいました。チラシの効果はすべての人に当てはまるわけではないものの、必要なタイミングで見返せる点は、紙媒体ならではの強みとして購買行動を後押しすることがあるようです。

調査概要

調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年7月6日 ~ 7月13日
調査対象者:全国の男女
有効回答:500サンプル
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
※「購入・利用のきっかけになった広告媒体」に関する設問は複数回答です。

出典元:株式会社NEXER Group・関東ポスティング協同組合

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003053.000044800.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

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