BtoB企業の約5割が顧客満足度調査結果を「営業資料・サービス資料」に活用【IDEATECH調査】

BtoB企業の約5割が顧客満足度調査結果を「営業資料・サービス資料」に活用【IDEATECH調査】

株式会社IDEATECHは、自社のお客様に対して「顧客満足度調査」を実施した経験があるBtoB企業に勤務する会社員を対象に、「企業視点での顧客満足度調査に関する実態調査」を実施し、その結果を公開しました。


49.5%の企業が、「商品やサービスに関する問題点の把握」を目的に「顧客満足度調査」を実施

「Q1.あなたの企業が「顧客満足度調査」を実施している目的について教えてください。」と質問したところ、「商品やサービスに関する問題点の把握」が47.6%、「商品やサービスに関する品質の向上」が49.5%、新たな商品やサービスの開発が44.1%という回答となりました。

6割以上が「アンケート調査系(定量調査)」で「顧客満足度調査」を実施

「Q2.あなたの企業が「顧客満足度調査」を実施している手法について教えてください。」と質問したところ、「アンケート調査系(定量調査)」が60.4%、「インタビュー調査系(定性調査)」が13.5%という回答となりました。

「顧客満足度調査」を実施している頻度、「2~3か月に1回程度」が約4割

「Q3.あなたの企業が「顧客満足度調査」を実施している頻度について教えてください。」と質問したところ、「2~3か月に1回程度」が36.9%、「1か月に1回以上」が26.1%、「4~6か月に1回程度」が16.2%という回答となりました。

「顧客満足度調査」で調査をしている内容、「商品やサービスに対する総合満足度」が54.1%で最多

「Q4.あなたの企業が「顧客満足度調査」で調査をしている内容について、教えてください。」と質問したところ、「商品やサービスに対する総合満足度」が54.1%、「商品やサービスに対する要素別満足度」が41.4%、「商品やサービスの購入理由」が39.6%という回答となりました。

「顧客満足度調査」の結果で最も気になる調査内容、約半数が「商品やサービスに対する総合満足度」と回答

「Q5.あなた自身が、自社の「顧客満足度調査」の結果で、最も気になる調査内容について教えてください。」と質問したところ、「商品やサービスに対する総合満足度」が45.0%、「商品やサービスの購入理由」が41.4%、「商品やサービスに対する要素別満足度」が35.1%という回答となりました。

「顧客満足度調査」の結果を「営業資料/サービス資料に活用」している企業は約半数

「Q6.あなたの企業における「顧客満足度調査」の結果の活用方法を教えてください。」と質問したところ、「営業資料/サービス資料に活用」が49.5%、「社内で共有し組織全体の顧客志向を高める」が40.5%という回答となりました。

「顧客満足度調査」の結果を活用/確認している部署、「製品開発部門」が43.2%で最多に

「Q7.あなたの企業で「顧客満足度調査」の結果を、活用/確認している部署について教えてください。」と質問したところ、「製品開発部門」が43.2%、「カスタマーサポート部門」が42.3%、「営業部門」が41.4%という回答となりました。

「顧客満足度調査」の結果を活用することで、約6割から「顧客満足度の向上」に繋がったとの声

「Q8.あなたの企業が「顧客満足度調査」の結果を活用した際に、得た効果について教えてください。」と質問したところ、「顧客満足度の向上」が58.6%、「市場シェアの拡大」が37.8%、「新規顧客の獲得」が36.0%という回答となりました。

「顧客満足度調査」を実施時の悩みや課題、「時間がかかる」が54.1%で最多

「Q9.あなたの企業が「顧客満足度調査」を実施する上で、感じたことのある悩みや課題について教えてください。」と質問したところ、「時間がかかる」が54.1%という回答となりました。

調査概要

調査概要:「顧客満足度調査」に関する実態調査(企業視点)
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年10月11日〜同年10月12日
有効回答:自社のお客様に対して「顧客満足度調査」を実施した経験があるBtoB企業に勤務する会社員111名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

出典元:株式会社IDEATECH

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000179.000045863.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連する投稿


【December 2025 core update】Googleコアアルゴリズムアップデートをリリース(2025年12月)

【December 2025 core update】Googleコアアルゴリズムアップデートをリリース(2025年12月)

Googleが2025年12月のコアアルゴリズムアップデート(December 2025 core update)をリリースしました。


オンラインギフトを贈った経験がある人が約5割!10代では"体験型ギフト"が人気【LINEリサーチ調査】

オンラインギフトを贈った経験がある人が約5割!10代では"体験型ギフト"が人気【LINEリサーチ調査】

LINEリサーチは、全国の15~69歳の男女を対象に「オンラインギフト(eギフト)」を贈った経験について調査し、結果を公開しました。


電通グループ、「世界の広告費成長率予測(2024~2027)」を発表

電通グループ、「世界の広告費成長率予測(2024~2027)」を発表

電通グループは、世界56市場から収集したデータに基づき、「世界の広告費成長率予測」の最新値を発表しました。


ファン育成施策を行った企業の84.1%が効果を実感!「関係値の可視化」「顧客との継続的なコミュニケーション」がファン育成の重要な要素に【kazeniwa調査】

ファン育成施策を行った企業の84.1%が効果を実感!「関係値の可視化」「顧客との継続的なコミュニケーション」がファン育成の重要な要素に【kazeniwa調査】

株式会社kazeniwaは、ファン施策の実施率およびファン育成施策の効果に関する調査を実施し、結果を公開しました。


若年層の生成AI利用実態「ふと気になったことを調べる」が3割半ばで最多【LINEリサーチ調査】

若年層の生成AI利用実態「ふと気になったことを調べる」が3割半ばで最多【LINEリサーチ調査】

LINEリサーチは、、全国の15~24歳の男女を対象にした「生成AIサービスの利用とその内容」の継続調査として2025年9月期の結果を公開しました。


ページトップへ