【下半期総括】「ちょんまげ小僧」「ちいかわ」「呪術廻戦」は9月・12月期ともにTOP5に。12月期は「BeReal」が1位
2023年下半期(9月期・12月期)では、「ちょんまげ小僧」「ちいかわ」「呪術廻戦」が、5位以内に入り、9月期・12月期を通して継続的に流行している様子がわかりました。
最新の12月期を見てみると、9月期では8位だった「BeReal」が1位となっています。「BeReal」は、2023年の6月期から女性の19~22歳の年齢層ではTOP10に入っており、また他の年齢層でもじわじわと順位を上げ、今回ついに1位となりました。
Nintendo Switchで人気の 「スイカゲーム」、JO1やINIが誕生し 、2023年12月中旬にはME:Iが新たに誕生した公開オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」、アニメ「葬送のフリーレン」が、今回急上昇し、10位以内に入る結果となっています。
【最新12月期TOP30】「アレ(A.R.E/阪神優勝) 」や「インフルエンザ」が急上昇。ゲームやアニメタイトルも
若年流行調査ではTOP30常連の「Snow Man」や「なにわ男子」などのアイドルグループや「モンスターストライク」「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat 初音ミク」などのゲームタイトルが並びます。
19位には、人々の性格を16のタイプに分類する「MBTI診断」や22位に「アレ(A.R.E/阪神優勝)」が、急上昇ランクイン。これらは、『2023年流行った ヒト、コト』の調査でも年代別TOP10にランクインしていました。
また、2023年9月にサービス開始となった「モンスターハンターNow」や2023年10月からアニメ放送が始まった「薬屋のひとりごと」も急上昇でTOP30に入りました。
「インフルエンザ」が24位となっており、季節的な影響がうかがえます。
【最新12月期男女別】女性15~22歳では「BeReal」が1位。「葬送のフリーレン」「スイカゲーム」は男女各年代でランクイン
女性の15~18歳、19~22歳では「BeReal」が1位に。同じ年代の女性で流行っている影響か、男性の各年齢層でも10位以内に入る結果となっています。
総合2位となった「ちいかわ」は、女性すべての年齢層でTOP3に。「ちいかわ」は、1年以上前からランキングに入っており、継続して流行している様子がわかります。女性23~24歳の年齢層では1位となりました。
また、女性はすべての年齢層で「PRODUCE 101 JAPAN」が上位に。若年女性にとって注目の番組であることがわかります。
男性は、15~18歳では『ひき肉です』の挨拶が人気の「ちょんまげ小僧」 が1位、19~22歳でも2位となっています。女性でも15~18歳の年齢層で2位となっており、若年層の中でも下の年齢層でより話題になっている様子です。
男性は、「呪術廻戦」がすべての年齢層で2位以内に入っており、19~22歳、23~24歳の年齢層では1位となりました。「原神」や「モンスターストライク」などのゲームタイトルも男性すべての年齢層でランクインする結果となっています。
今回急上昇ランクインした総合5位の「スイカゲーム」と総合7位の「葬送のフリーレン」は、男女、すべての年齢層でランクインしていました。「葬送のフリーレン」は、男性が女性に比べやや割合が高く、「スイカゲーム」は、特に女性15~18歳で高い割合となりましたが、男女問わず若年層で全体的に流行している様子がわかります。
出典元:LINEリサーチ
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。
編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。