BtoBデジマに取り組む約8割が成果を実感 年間予算は5,000万円未満の割合が約7割 【リーディング・ソリューション調査】

BtoBデジマに取り組む約8割が成果を実感 年間予算は5,000万円未満の割合が約7割 【リーディング・ソリューション調査】

株式会社リーディング・ソリューションは、BtoB企業に勤務する経営者・役員、会社員の中でも、デジタルマーケティングに関与している方を対象に、「BtoBデジタルマーケティング実態調査」を実施し、結果を公開しました。


デジタルマーケティングに取り組んでいる企業は、2022年までの時点で80%を越える

デジタルマーケティングの実施状況について、コロナ前から取り組んでいると回答したユーザーは約40%程度だったものの、コロナ禍以降の2020年~2022年にかけては約80%のユーザーが取り組んでおり、2023年に新たにデジタルマーケティングを始めた企業はわずか6.6%に留まりました。

本結果より、多くの企業にとってデジタルマーケティングは標準的な取り組みになったと言えそうです。

年間のデジタルマーケティング予算は5,000万円未満の割合が約70%を占める中、1億円以上と回答するユーザーも12.6%と比較的高い結果に

年間のデジタルマーケティング予算は「100万円~1,000万円未満」が40.7%と多くなっていますが、「1,000万円~5,000万円未満」で23.6%、「5,000万円~1億円未満」で6.9%、「1億円以上」は12.6%となっており、多くの企業が多額の費用をかけてデジタルマーケティングを実施。

デジタルマーケティングの期待が予算額に反映されていると言えそうです。

デジタルマーケティングに取り組んでいる約80%のユーザーが成果を実感

デジタルマーケティングの取り組み状況について、「成果が出ている」「大きく成果が出ている」と回答している割合は約80%であり、取り組み企業はデジタルマーケティングで何かしら成果を実感していると言えそうです。

デジタルマーケティング上の課題は、「人員リソース不足」が1位に

現状感じている課題を確認したところ「人員リソースが足りていない」「社内に専門知識を持った人材がいない」が1位・3位となっており、「人材の確保」に課題を持っている企業が多い結果となりました。

また、「費用対効果が合っていない/合っているか分からない」も22.1%と多くなっており、デジタルマーケティングの投資対効果を課題としている企業も多く見られます。

出典元:株式会社リーディング・ソリューション

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000021457.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

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