全体の半数近くが「PV」をKPIに設定していると回答
オウンドメディア運営において設定しているKPIを聞いたところ、「PV数(45.6%)」が1位で、「UU数(42.7%)」「メルマガ登録数(32.6%)」「会員登録数(30.4%)」が続きました。
「公開記事数(23.9%)」といった、いわゆる“行動量”をKPIに設定していたり、ユーザーの関心度を測る指標にもなる「滞在時間(22.4%)」をKPIに設定していたり。CVを獲得するためにKPIもさまざまであることが分かりました。
3人に1人が「会員登録数」をCVに設定している
CVについては、「会員登録数(37.6%)」がもっとも多く、「メルマガ登録数(36.2%)」「資料DL数(31.8%)」「SNSフォロワー数(31.1%)」が続く結果となりました。
なかには「ウェビナー申込数(29.7%)」や「採用数(10.8%)」をCVに設定するなど、さまざまな目的でオウンドメディアを運用していることが明らかになりました。
現在のCV数に満足しているのはわずか26%
続いて、現在のCV数に満足しているか聞いたところ、「とても不満」「やや不満」が27.4%で、「とても満足」「やや満足」の26.0%をわずかに上回りました。
オウンドメディアは長期の運営が必要で、かつ莫大な費用がかかる一方、多くの企業が思うような効果を得られていないことが分かります。
CV数を増やす施策を「実施している」のは53%のみ
多くのオウンドメディア担当者が現在のCV数に満足していない一方、「CV数を増やす施策を実施している」と答えたのは53.6%にとどまりました。
対して「実施していない」と答えたのは44.2%。さまざまな目的を持ってオウンドメディアを運営している一方、半数近くの人がCV数を増やす施策を実施していないことが明らかになっています。
CV数を増やす施策を実施していない理由は「ノウハウがないから」
「CV数を増やす施策を実施していない」と回答した人に「実施していない理由」を聞いたところ、「ノウハウ不足(63.9%)」が圧倒的多数を占め、「リソース不足(21.3%)」「すでに満足しているから(14.7%)」が続きました。
現在のCV数に満足していないものの、ノウハウがなくてCV数を増やす施策を実施できていないことが分かりました。
約6割がCV数を増やすために「SEOによる流入数UP」を実施
一方、「CV数を増やす施策を実施している」と回答した人にどんな施策を実施しているか聞いたところ、「SEOによる流入数UP(59.4%)」「新規コンテンツの制作(58.1%)」が上位を占めました。
そのほか、「CTAの数を増やす(44.5%)」「ヒートマップで分析(43.2%)」「CTAの位置を変更(31.0%)」が続いています。
出典元:株式会社Wordeal
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。
編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。