認知度の向上にはコンテンツマーケティングが必須と回答した人は9割以上!実施の結果、7割以上が成果を実感している【未知調査】

認知度の向上にはコンテンツマーケティングが必須と回答した人は9割以上!実施の結果、7割以上が成果を実感している【未知調査】

未知株式会社は、全国の企業に在籍する20〜60代の方を対象に「コンテンツマーケティングの実施・成果」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


2年以内にコンテンツマーケティングを実施した方が59.7%

まず、「いつからコンテンツマーケティングを実施し始めましたか?」と質問したところ、

・半年以内:12.7%
・半年〜1年前:18.6%
・1〜2年前:28.4%
・2〜3年前:14.7%
・3〜4年前:11.8%
・5年以上前:13.7%

1〜2年前からコンテンツマーケティングを実施し始めた割合が最も多い結果となりました。

3年前から取り組み始めている企業の総数は、74.4%と7割以上を占めています。

コンテンツマーケティング実施の理由、第1位は『見込み顧客の拡大を狙うため』

次に「コンテンツマーケティングを実施しようと思った理由・目的を教えてください」と質問したところ、

・見込み顧客の拡大を狙うため:65人
・ユーザーからの認知を高められるため:55人
・商品・サービスの理解を深めてもらうため:27人
・商品・サービスの魅力を届けるため:26人
・広告費用が高いため:22人
・オリジナリティを出して競合と差別化を図るため:12人

と、『見込み顧客の拡大を狙うため』(65人)が最も多い回答数となりました。

主に、見込み顧客や認知の拡大、商品やサービスの理解を目的に実施されていることがわかりました。

力を入れているコンテンツマーケティングの上位2つは「SNS」「オウンドメディア・ブログの記事」

次に、「コンテンツマーケティングで力を入れているものを教えてください」と質問したところ、

・SNS:44人
・オウンドメディア・ブログの記事:30人
・ホワイトペーパー:30人
・メールマガジン:28人
・YouTubeなどの動画:28人
・プレスリリース:17人
・ランディングページ:12人
・ウェビナー:3人

と、SNSが最多の回答となりました。次いで、オウンドメディア・ブログ記事とホワイトペーパーが30人と多くの回答がありました。

SNSは拡散性が高く、多くのユーザーに情報を届けやすいといった特徴があります。

その上で、オウンドメディアやブログを活用して関連する情報をより深く届けられますので、認知と見込み顧客を増やす施策として目的と手段がマッチしていると言えるでしょう。

コンテンツマーケティング実施の懸念点は『運用方法』

次に、「コンテンツマーケティングを実施する際に感じた懸念点は何ですか?」と質問したところ、

・短期間で成果が出ない:27.5%
・コンテンツ制作や品質担保に手間がかかる:23.5%
・継続したコンテンツ制作が難しい:23.5%
・運用担当者に知識やスキルが求められる:15.7%
・ユーザーニーズから逆算したキーワード選定が難しい:2.0%
・運用コストがかかる:1.0%
・効果測定が難しい:6.9%

という結果となりました。

前提として、コンテンツマーケティングは短期で成果が得られる施策ではありません。そのため、成果が得られづらいことはもちろん、継続的なコンテンツ制作や品質担保の難しさ、体制づくりに苦戦されている企業様が多いことがわかります。

コンテンツマーケティングを活用した成果、7割を超える方が『上手くいった』と回答

次に、「コンテンツマーケティングを活用した成果について教えてください」と質問したところ、

・とても上手くいった:12.7%
・やや上手くいった:66.7%
・あまり上手くいかなかった:19.6%
・全く上手くいかなかった:1.0%

と、『上手くいった』と回答された割合が全体の79.4%を占めました。

コンテンツマーケティングは、戦略的かつ正しく、継続的に実施すればしっかりと成果としてあらわれることがわかります。

コンテンツマーケティング実施の成果は『アクセス数』が最多

次に、「具体的に成果のあった数値を教えてください」と質問したところ、

・アクセス数(訪問回数):63人
・PV数(表示回数):50人
・クリック率:32人
・売上:19人
・エンゲージメント率:11人
・その他:1人

とユーザーのアクセス数やPV数で成果が得られたという回答が多くありました。

しかし一方で、売上やエンゲージメント率と回答された割合は少ない傾向にありました。

コンテンツマーケティングの最終的な目的は企業によっても異なりますが、商品やサービスを購入・利用してもらい、売上を上げることでしょう。

コンテンツマーケティングを通じて、問い合わせや購入といったゴールにつなげるといった観点から見ると、改善の余地があると考えられます。

99.0%の方が今後もコンテンツマーケティングが必要と回答

最後に、「今後認知度を拡大するためにはコンテンツマーケティングが必須だと思われますか?」と質問したところ、

・とてもそう思う:53.9%
・ややそう思う:45.1%
・あまりそう思わない:1.0%
・全くそう思わない:0%

と、99.0%の割合で必須という回答が得られました。

コンテンツマーケティングは、これだけ重要視されていますので、注力するかしないかで売上や業績にも大きく影響するでしょう。

出典元:未知株式会社

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000068334.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連する投稿


ふるさと納税は返礼品だけが目当て?地域貢献は二の次?ふるさと納税の本来の目的・意識とは【ONE FOR ONE調査】

ふるさと納税は返礼品だけが目当て?地域貢献は二の次?ふるさと納税の本来の目的・意識とは【ONE FOR ONE調査】

株式会社ONE FOR ONEでは、「ふるさと納税・寄付先を選ぶ基準」をテーマとしたアンケートを実施し、結果を公開しました。


博報堂DYMP、フォートナイトで体験設計・コンテンツ制作を行うAlcheとクリエイティブチームを組成

博報堂DYMP、フォートナイトで体験設計・コンテンツ制作を行うAlcheとクリエイティブチームを組成

株式会社博報堂DYメディアパートナーズは、ゲーム開発のためのリアルタイム3D制作ツールUnreal Engineを活用したコンテンツ制作に強みを持ち、バーチャルライブやゲーム制作などを行うAlche株式会社と、オンラインプラットフォーム「フォートナイト」を活用しブランドやIPの世界を体験できるコンテンツ企画・制作を行うクリエイティブチーム「ReIMAGINE」を組成したことを発表しました。


Shirofune、Google広告の好調な検索クエリ・キーワードをYahoo!広告やMicrosoft広告へシームレスに連携可能に

Shirofune、Google広告の好調な検索クエリ・キーワードをYahoo!広告やMicrosoft広告へシームレスに連携可能に

株式会社Shirofuneは、同社が提供する広告運用自動化ツール「Shirofune(シロフネ)」の広告作成機能に、検索クエリ・キーワード設定に関する新規の改善カードを追加したことを発表しました。


YOLO JAPAN、外国人口コミマーケティングサービス「外国人行列ラボ」をリリース

YOLO JAPAN、外国人口コミマーケティングサービス「外国人行列ラボ」をリリース

株式会社YOLO JAPANは、2024年11日5日(火)に外国人口コミマーケティングサービス「外国人行列ラボ」を正式リリースすることを発表しました。


一般社団法人日本エビデンスベーストマーケティング研究機構が設立を発表!「根拠のあるマーケティング」をけん引、啓蒙することを目指す

一般社団法人日本エビデンスベーストマーケティング研究機構が設立を発表!「根拠のあるマーケティング」をけん引、啓蒙することを目指す

「根拠のあるマーケティング」をけん引、啓蒙することを目的に設立されたマーケティングエビデンス研究の専門機関である、一般社団法人日本エビデンスベーストマーケティング研究機構は、2024年10月23日(水)に発足に伴う記者発表会を開催しました。企業のCMOやマーケティング担当役員に加え、ブランド戦略論の権威として知られる田中洋 中央大学名誉教授を招き、アカデミアの視点も交えつつ、さまざまな先行研究・再現研究を通して日本市場ならではの成長法則を発見し、広く一般的にエビデンスベーストマーケティングの普及を目指すとのことです。


最新の投稿


プレスリリースアワード2024イベントレポ。受賞プレスリリースから考える、優れたプレスリリースとは

プレスリリースアワード2024イベントレポ。受賞プレスリリースから考える、優れたプレスリリースとは

株式会社PR TIMESが開催した、優れたプレスリリースを表彰する「プレスリリースアワード2024」に、マナミナ編集部員が参加してきました。入賞したプレスリリースがどんなものだったか、今回のイベントから考えられる優れたプレスリリースとはどんなものなのかを紹介していきます。


ふるさと納税は返礼品だけが目当て?地域貢献は二の次?ふるさと納税の本来の目的・意識とは【ONE FOR ONE調査】

ふるさと納税は返礼品だけが目当て?地域貢献は二の次?ふるさと納税の本来の目的・意識とは【ONE FOR ONE調査】

株式会社ONE FOR ONEでは、「ふるさと納税・寄付先を選ぶ基準」をテーマとしたアンケートを実施し、結果を公開しました。


データ分析のヴァリューズ、 「デジタル・トレンド白書2024 – Z世代トレンド・SNS動向編」を公開

データ分析のヴァリューズ、 「デジタル・トレンド白書2024 – Z世代トレンド・SNS動向編」を公開

ヴァリューズは、国内最大規模の消費者Web行動ログパネルを保有し、データマーケティング・メディア「マナミナ」にて消費トレンドの自主調査を発信してきました。その中から注目領域の調査・コラムをピックアップし、白書として収録。2021年の発行から4回目を迎える「デジタル・トレンド白書2024」は、Z世代トレンド・SNS動向編、ライフスタイル・消費トレンド編の2部構成になっています。(「Z世代トレンド・SNS動向編」ページ数|140P)


博報堂DYMP、フォートナイトで体験設計・コンテンツ制作を行うAlcheとクリエイティブチームを組成

博報堂DYMP、フォートナイトで体験設計・コンテンツ制作を行うAlcheとクリエイティブチームを組成

株式会社博報堂DYメディアパートナーズは、ゲーム開発のためのリアルタイム3D制作ツールUnreal Engineを活用したコンテンツ制作に強みを持ち、バーチャルライブやゲーム制作などを行うAlche株式会社と、オンラインプラットフォーム「フォートナイト」を活用しブランドやIPの世界を体験できるコンテンツ企画・制作を行うクリエイティブチーム「ReIMAGINE」を組成したことを発表しました。


Shirofune、Google広告の好調な検索クエリ・キーワードをYahoo!広告やMicrosoft広告へシームレスに連携可能に

Shirofune、Google広告の好調な検索クエリ・キーワードをYahoo!広告やMicrosoft広告へシームレスに連携可能に

株式会社Shirofuneは、同社が提供する広告運用自動化ツール「Shirofune(シロフネ)」の広告作成機能に、検索クエリ・キーワード設定に関する新規の改善カードを追加したことを発表しました。


競合も、業界も、トレンドもわかる、マーケターのためのリサーチエンジン Dockpit 無料登録はこちら

アクセスランキング


>>総合人気ランキング

ページトップへ