Z世代の6割以上が旅行に対して前向き
まず、今年の旅行の予定について聞いたところ、Z世代のうち「旅行に行く予定で、具体的なプランも考えている」と答えたのは23.0%。
「なんとなく旅行に行きたいと考えているが、具体的なプランは決まってない(38.1%)」と合わせると、6割以上のZ世代が旅行に対して前向きという結果になりました。
国内 or 海外では、国内旅行が6割の支持を集める
続いて、旅行に行くなら国内か海外かを聞いたところ、「国内旅行に行きたい」と回答した人が60.8%という結果に。
一方で、海外旅行と答えたのは18.7%。また、旅行そのものに行きたくないと回答した人も20.5%いました。
Z世代に人気の旅行先、第1位は北海道
上記の質問を踏まえ、旅行を「前向きに検討をしている」と答えた369人に対して行きたい旅行先を聞いたところ、トップは「北海道」で40.4%という結果になりました。
続いて、東京都を擁する「南関東(32.8%)」、大阪府や京都府を擁する「近畿地方(34.4%)」といった都市部が続く回答に。さらに「沖縄県」は26.6%で、ここまでの並びはお馴染みですが、続いて「九州地方(24.9%)」「東北地方(24.7%)」も追い上げを見せました。
海外では「ヨーロッパ(15.2%)」がもっとも多く、次いで「アメリカ(11.9%)」となりました。
Z世代が一緒に旅行したい相手は「家族」か「1人」
また、一緒に旅行したい相手を聞いたところ、国内旅行では「家族」がもっとも多く36.1%。次いで「1人(28.8%)」、「パートナー(20.5%)」という結果となりました。
友達は「2人」が16.9%、「3人以上」が14.1%と、わずかな差ではありますが、2人での旅行のほうが支持されることがわかりました。
さらに、「学生」と「社会人」に分けて分析すると、学生は友達と、社会人はパートナーと行くと答えた割合が高い傾向にありました。
海外旅行に関しても傾向はほぼ同じで、「家族(32.5%)」がもっとも多い結果に。
学生・社会人別では国内旅行同様の傾向が見えたものの、一緒に行く相手に「家族」と答えた割合は学生が多く、「1人」と答えた割合は社会人が多い点に関しては、海外旅行特有の差が見られました。
Z世代の48.8%が「社員旅行は行きたくない」
最後に、旅行に関するいくつかの項目について当てはまるものを回答してもらったところ、もっとも多かったのは「社員旅行は行きたくない」で、48.8%と過半数に迫る勢いでした。
また、「円安が改善したら、海外旅行をしてみたい」と答えた人が22.5%。その他、円安によって旅行先を変更したり、「あきらめた・延期した」と答えた人も一定数おり、昨今の経済状況が旅行の意向度(特に海外旅行)に大きく影響している可能性が高いと言えます。
調査概要
調査名:Z世代に聞いた!旅行に関する意識調査
対象条件:全国の18~27才
調査期間:2024年5月31~6月1日
調査方法:インターネットを利用したアンケート
調査有効回答数:604名
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出典元:僕と私と株式会社
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