Z世代は約4割がスマホのみで業務用の資料を作成!内2割弱が"ほぼ毎日"の頻度で【アデコ株式会社調べ】

Z世代は約4割がスマホのみで業務用の資料を作成!内2割弱が"ほぼ毎日"の頻度で【アデコ株式会社調べ】

アデコ株式会社は、全国のX世代・Y世代・Z世代の3世代の働き手を対象に、働き方や仕事に対する考え方についての比較調査を実施し、結果を公開しました。


全国のX世代・Y世代(ミレニアル世代)・Z世代の働き手の約7割が、PCとスマホの両方もしくはどちらかを貸与

全国のX世代(750人)、Y世代(850人)、Z世代(500人)の働き手2,050人に対し、「あなたは、勤務先からPCやスマホを貸与されていますか」と質問したところ、全体の29.8%が「PCとスマホどちらも貸与されている」、36.0%が「PCのみ貸与されている」、3.9%が「スマホのみ貸与されている」と回答しました。一方、PCとスマホどちらも貸与されていないと答えた回答者は30.4%でした。

Z世代は約4割がスマホのみで業務用の資料を作成。Y世代では約3割、X世代では約2割と、世代が上がるごとに割合が低下

勤務先からPCとスマホの両方、もしくはスマホのみを貸与されていると回答した全国のX世代(263人)、Y世代(275人)、Z世代(151人)の働き手689人に対し、「あなたは、貸与されたスマホのみを使って業務のための資料を作成することはありますか」と質問したところ、Z世代では約4割となる37.7%が「ある」と回答しました。

一方、「ある」と回答したY世代は32.0%、X世代は21.7%と、世代が上がるごとにスマホのみで業務用の資料を作成する働き手の割合が低くなりました。

次に、スマホのみを使って業務用の資料を作成する頻度について質問したところ、これもZ世代がもっとも高く、「PCとスマホの両方、もしくはスマホのみを貸与されている」と回答した働き手のうち、約2割となる16.6%が「ほぼ毎日」と回答しました。「ほぼ毎日」と回答したX世代は12.2%、Y世代は11.6%でした。

全体の約3割が、業務で生成AIを使用することを許可されている

勤務先からPCとスマホの両方、もしくはどちらかを貸与されていると回答した全国のX世代(528人)、Y世代(543人)、Z世代(355人)の働き手1,426人に対し、「あなたは、業務で生成AIを使用することを許可されていますか」と質問したところ、全体の約3割にあたる29.1%が「許可されている」と回答しました。

一方、「許可されていない」は33.2%で、3割以上の企業で生成AIの使用が禁止されていることがわかりました。また、全体の37.7%が「わからない」と回答しており、生成AIの使用に関する方針を定められていない、もしくは周知できてない企業が多い可能性があります。

続いて、業務で生成AIを使用することを許可されていると回答した全国のX世代(106人)、Y世代(133人)、Z世代(99人)の働き手338人に対し、使用頻度を質問したところ、業務で生成AIを使用する頻度がもっとも高かったのはZ世代で、2割以上となる20.2%がほぼ毎日使用していると回答しました。

Z世代は「プライベートよりも仕事を優先したい」、「一つの仕事に専念するよりも副業・兼業をしたい」、「出社するよりもリモートワークで働きたい」と考えている傾向あり

全国のX世代(750人)、Y世代(850人)、Z世代(500人)の働き手2,050人に対し、「どちらかといえば仕事よりもプライベートを優先したい/どちらかといえばプライベートよりも仕事を優先したい」、「どちらかといえば副業・兼業をしたい/どちらかといえば一つの仕事に専念したい」、「どちらかといえばリモートワークで働きたい/どちらかといえばオフィスに出社して働きたい」の3つの設問それぞれについて、どちらが回答者自身の考えにより近いか質問しました。

その結果、Z世代は、X世代・Y世代と比べて、「プライベートよりも仕事を優先したい」、「一つの仕事に専念するよりも副業・兼業をしたい」、「出社するよりもリモートワークで働きたい」と考えている働き手が多いことがわかりました。

※本調査の回答結果はすべて小数点第2位を四捨五入して算出したパーセント表示を行っているため、数値の合計が100%にならない場合があります

調査概要

調査対象:日本全国の勤続1年以上の会社員および公務員・団体職員
サンプル数:20代~50代の男女2,050人(各年齢男女25人ずつ)
調査方法:インターネット調査
実施時期:2024年6月27日~28日
調査実施会社:楽天インサイト株式会社

出典元:アデコ株式会社

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000950.000001264.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング Z世代

関連する投稿


DB型サイトでSEO施策を実行して対策ページが上位化するまでにかかった期間は"6か月"が最多【eclore調査】

DB型サイトでSEO施策を実行して対策ページが上位化するまでにかかった期間は"6か月"が最多【eclore調査】

株式会社ecloreは、同社が運営する「ランクエスト」にて、データベース型サイト運営者を対象に、SEOの実施状況やその効果について調査を実施し、結果を公開しました。


SEOに積極的に取り組んでいるサイトの9割以上が表示速度の重要性を認識!改善に取り組む目的は「顧客体験の向上」と「リピート率の改善」が上位【Repro調査】

SEOに積極的に取り組んでいるサイトの9割以上が表示速度の重要性を認識!改善に取り組む目的は「顧客体験の向上」と「リピート率の改善」が上位【Repro調査】

Repro株式会社は、Webサイト運営・管理者を対象とした、「Webサイトの表示速度改善についての実態調査」を実施し、結果を公開しました。


イードとガイエ、リアルとデジタルの融合でアニメファンの推し活を支援する広告パッケージを提供開始

イードとガイエ、リアルとデジタルの融合でアニメファンの推し活を支援する広告パッケージを提供開始

株式会社イードと株式会社ガイエは、全国のファミリーマート、ローソン(※一部店舗を除く)に設置されているマルチコピー機で展開するコンテンツサービス「エンタメプリント」を活用した広告パッケージ「Anime Touch Ad」を共同開発し、販売開始することを発表しました。


ネオマーケティング、ボーダーリンクとの協業で在日外国人リサーチサービスを提供開始

ネオマーケティング、ボーダーリンクとの協業で在日外国人リサーチサービスを提供開始

株式会社ネオマーケティングは、株式会社ボーダーリンクと協業し、在日外国人リサーチサービスを提供開始したことを発表しました。


コンテンツマーケで成果を上げるには営業部門との連携がカギ!?約9割のマーケターが営業視点を取り入れた効果とは【PRIZMA調査】

コンテンツマーケで成果を上げるには営業部門との連携がカギ!?約9割のマーケターが営業視点を取り入れた効果とは【PRIZMA調査】

株式会社PRIZMAは、コンテンツマーケティングに携わっているBtoB企業のマーケティング担当者を対象に、「コンテンツマーケティングに関する調査」を実施し、結果を公開しました。


最新の投稿


SEOに積極的に取り組んでいるサイトの9割以上が表示速度の重要性を認識!改善に取り組む目的は「顧客体験の向上」と「リピート率の改善」が上位【Repro調査】

SEOに積極的に取り組んでいるサイトの9割以上が表示速度の重要性を認識!改善に取り組む目的は「顧客体験の向上」と「リピート率の改善」が上位【Repro調査】

Repro株式会社は、Webサイト運営・管理者を対象とした、「Webサイトの表示速度改善についての実態調査」を実施し、結果を公開しました。


感性について ~ マーケティングとハプティクス

感性について ~ マーケティングとハプティクス

人には5感が備わっています。さらに突き詰めれば第6感という感覚も。それら人の持つ感性や感覚を補うべくあらゆる技術も日々進歩していますが、人のそれらの代替となるような技術はまだ未完の途上です。それほどに他に取って代われない私たちの感性・感覚。本稿では、広告・マーケティング業界に40年近く従事し、現在は株式会社創造開発研究所所長、一般社団法人マーケティング共創協会理事・研究フェローを務めている渡部数俊氏が、広告やマーケティングを通して人の感性の深さを説き、ハプティクス(Haptics)を用いて人の感覚の重要性を解説します。


イードとガイエ、リアルとデジタルの融合でアニメファンの推し活を支援する広告パッケージを提供開始

イードとガイエ、リアルとデジタルの融合でアニメファンの推し活を支援する広告パッケージを提供開始

株式会社イードと株式会社ガイエは、全国のファミリーマート、ローソン(※一部店舗を除く)に設置されているマルチコピー機で展開するコンテンツサービス「エンタメプリント」を活用した広告パッケージ「Anime Touch Ad」を共同開発し、販売開始することを発表しました。


ネオマーケティング、ボーダーリンクとの協業で在日外国人リサーチサービスを提供開始

ネオマーケティング、ボーダーリンクとの協業で在日外国人リサーチサービスを提供開始

株式会社ネオマーケティングは、株式会社ボーダーリンクと協業し、在日外国人リサーチサービスを提供開始したことを発表しました。


コンテンツマーケで成果を上げるには営業部門との連携がカギ!?約9割のマーケターが営業視点を取り入れた効果とは【PRIZMA調査】

コンテンツマーケで成果を上げるには営業部門との連携がカギ!?約9割のマーケターが営業視点を取り入れた効果とは【PRIZMA調査】

株式会社PRIZMAは、コンテンツマーケティングに携わっているBtoB企業のマーケティング担当者を対象に、「コンテンツマーケティングに関する調査」を実施し、結果を公開しました。


競合も、業界も、トレンドもわかる、マーケターのためのリサーチエンジン Dockpit 無料登録はこちら

アクセスランキング


>>総合人気ランキング

ページトップへ