BtoBマーケティングで最重要視しているKPIは"新規リード獲得数"!新規獲得リード数が頭打ちになる課題も浮き彫りに【IDEATECH】

BtoBマーケティングで最重要視しているKPIは"新規リード獲得数"!新規獲得リード数が頭打ちになる課題も浮き彫りに【IDEATECH】

株式会社IDEATECHは、BtoBのマーケティング担当者を対象に、BtoBマーケティング担当者の受注率に関する意識調査を実施し、結果を公開しました。


マーケティング施策において重視しているKPI、第1位「新規リード獲得数」、第2位「受注率」

「Q1.現在のマーケティング施策において、あなたの部門が重視しているKPIをランキング形式で教えてください。」と質問したところ、1位が「新規リード獲得数」(32.1%)、2位が「受注率」(11.1%)、同率3位が「ウェブサイト訪問件数」「コンバージョン率」(7.9%)という回答となりました。

新規リード獲得数を優先する理由、58.0%が「マーケティング施策でコントロールできるKPIだから」と回答

Q1で「新規リード獲得数」を1番目または2番目にした方に、「Q2.新規リード獲得数を優先にする理由について教えてください。」と質問したところ、「マーケティング施策でコントロールできるKPIだから」が58.0%、「経営側から最も求められているKPIだから」が43.5%、「ナーチャリングを前提とした戦略設計をしているから」が34.8%という回答となりました。

新規リード獲得数を優先にマーケティングすることで、約半数が「新規獲得するリードの数が頭打ちになる」の課題あり

Q1で「新規リード獲得数」を1番目または2番目にした方に、「Q3.新規リード獲得数を優先にマーケティングを実施する上で、実感している課題について教えてください。」と質問したところ、「新規獲得するリードの数が頭打ちになる」が46.4%、「リードが多く取れる施策にコストが集中する」が46.4%、「営業部門からのリードの温度感の低さを指摘される」が40.6%という回答となりました。

約7割が、「リードの受注率管理の必要性が高まっていること」を実感

「Q4.あなたは、リードの受注率管理の必要性が高まっていると思いますか。」と質問したところ、「非常にそう思う」が30.5%、「ややそう思う」が37.9%という回答となりました。

リードの受注率管理の必要性が高まっている理由では、約6割が「企業全体で売り上げの増加するから」と回答

Q4で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q5.リードの受注率管理の必要性が高まっていると思う理由を教えてください。」と質問したところ、「企業全体で売り上げが増加するから」が57.7%、「営業部門の無駄な商談が減少するから」が46.9%、「無駄なマーケティングの費用を削減できるから」が46.2%という回答となりました。

リードが受注につながっているチャネル、第1位「Web広告」、第2位「展示会・イベント」

「Q6.あなたの企業では現在、どのチャネルからのリードが最も受注につながっていますか。ランキング形式で教えてください。」と質問したところ、1位が「Web広告」(25.3%)、2位が「展示会・イベント」(12.1%)、3位が「セミナー/ウェビナー」(11.1%)という回答となりました。

半数以上が、リードの受注率を上げるために「発信するコンテンツの見直しが必要」と回答

「Q7.リードの受注率を上げるために必要だと思う取り組みについて教えてください。」と質問したところ、「発信するコンテンツの見直し」が50.5%、「営業部門への詳細な顧客情報の提供」が34.7%、「受注率の高いチャネルでの施策の強化」が34.2%という回答となりました。

リードの受注率向上のために「見込みのデータ化、基準の明確さ、複数の提案」や「ゲット設定と獲得戦略」の必要性を感じる声も

Q7で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q8.Q7で回答した以外に、リードの受注率を上げるために必要だと思う取り組みがあれば、自由に教えてください。」と質問したところ、「見込みのデータ化、基準の明確さ、複数の提案」や「ゲット設定と獲得戦略」など86の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・62歳:クライアントが抱える課題の的確な把握と魅力的なソリューション提案。
・44歳:見込みのデータ化、基準の明確さ、複数の提案。
・45歳:リードの動機向上と決裁に向けた手厚いフォロー。
・48歳:マーケティング資料の精度向上。
・35歳:マーケティングと営業のタイムリーな情報共有や連携。意識の統一。
・58歳:ターゲット設定と獲得戦略
・57歳:ホットリードの獲得数。

リードの受注率を上げるための取り組みを実施する上でハードルになっていること、42.1%が、「効果的なナーチャリング方法がわからない」と回答

Q8で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.リードの受注率を上げるための取り組みを実施する上で、どのようなハードルがあると思いますか。」と質問したところ、「効果的なナーチャリング方法がわからない」が42.1%、「どのようなコンテンツを発信すべきかわからない」が34.2%、「どのチャネルに注力するべきかわからない」が31.6%という回答となりました。

調査概要

調査名称:BtoBマーケティング担当者の受注率に関する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年9月4日〜同年9月6日
有効回答:BtoBのマーケティング担当者190名

出典元:株式会社IDEATECH/リサピー®︎

リサーチデータマーケティング リサピー®︎|IDEATECH

https://ideatech.jp/service/research-pr

リサピーは、マーケティング支援のリサーチサービスです。調査企画、調査〜ホワイトペーパー作成までコンテンツマーケティングの領域を包括的に支援し、リード獲得や受注を生み出すサービスで、過去400社以上を支援しています。

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000299.000045863.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連する投稿


スマホゲームを誰かと遊んでいる人は約5割!年齢が高いほどソロプレイが多い傾向が明らかに【Skyfall調査】

スマホゲームを誰かと遊んでいる人は約5割!年齢が高いほどソロプレイが多い傾向が明らかに【Skyfall調査】

株式会社Skyfallは、同社の運営するマーケティングリサーチ事業の一環として、全国の13歳から49歳の男女のうち、スマホアプリゲームを週に1回以上プレイする方を対象に、「スマホゲーム」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


SEO対策、企業の40%が重要視も実施率は25%未満【メディアリーチ調査】

SEO対策、企業の40%が重要視も実施率は25%未満【メディアリーチ調査】

株式会社メディアリーチは、企業のマーケティング課題を解明するための定期的な調査として、2024年11月に実施した『経営者・役員対象:SEO対策意識調査 2024・2025年』の結果を公開しました。


Z世代の6割以上は「SNS」が認知のきっかけに!特に「衣類・ファッション」はSNSで比較・検討を行う割合が高い【僕と私と調査】

Z世代の6割以上は「SNS」が認知のきっかけに!特に「衣類・ファッション」はSNSで比較・検討を行う割合が高い【僕と私と調査】

僕と私と株式会社は、全国のZ世代/Y世代/X世代を対象に、商品カテゴリー別のカスタマージャーニーに関する調査を実施し、結果を公開しました。


ポッドキャスト、マーケターの約8割が認知も活用は約1割!活用における課題は「制作ノウハウがない」が最多【オトバンク調査】

ポッドキャスト、マーケターの約8割が認知も活用は約1割!活用における課題は「制作ノウハウがない」が最多【オトバンク調査】

株式会社オトバンクは、企業のマーケティング担当者を対象に「ポッドキャストに関する調査」を実施し、結果を公開しました。


DB型サイトでSEO施策を実行して対策ページが上位化するまでにかかった期間は"6か月"が最多【eclore調査】

DB型サイトでSEO施策を実行して対策ページが上位化するまでにかかった期間は"6か月"が最多【eclore調査】

株式会社ecloreは、同社が運営する「ランクエスト」にて、データベース型サイト運営者を対象に、SEOの実施状況やその効果について調査を実施し、結果を公開しました。


最新の投稿


【2024年12月9日週】注目のマーケティングセミナー・勉強会・イベント情報まとめ

【2024年12月9日週】注目のマーケティングセミナー・勉強会・イベント情報まとめ

編集部がピックアップしたマーケティングセミナー・勉強会・イベントを一覧化してお届けします。


みんなの注目キーワードは?週間検索トレンドランキング(2024/11/04〜2024/11/10)

みんなの注目キーワードは?週間検索トレンドランキング(2024/11/04〜2024/11/10)

ヴァリューズのWeb行動ログ分析ツール「Dockpit(ドックピット)」をもとに、週次の検索急上昇ワードランキングを作成し、トレンドになっているキーワードを取り上げます。


スマホゲームを誰かと遊んでいる人は約5割!年齢が高いほどソロプレイが多い傾向が明らかに【Skyfall調査】

スマホゲームを誰かと遊んでいる人は約5割!年齢が高いほどソロプレイが多い傾向が明らかに【Skyfall調査】

株式会社Skyfallは、同社の運営するマーケティングリサーチ事業の一環として、全国の13歳から49歳の男女のうち、スマホアプリゲームを週に1回以上プレイする方を対象に、「スマホゲーム」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


リサーチャー菅原大介氏新刊!『ユーザーリサーチのすべて』出版記念セミナーレポート

リサーチャー菅原大介氏新刊!『ユーザーリサーチのすべて』出版記念セミナーレポート

リサーチャーである菅原大介氏の新刊『ユーザーリサーチのすべて』(マイナビ出版)が2024年10月に発売されました。 ユーザーリサーチは、定性および定量的な手法を駆使して顧客の真のニーズを明らかにし、企業がサービス改善や新たなマーケティング戦略の立案をする際に活用できるため、その重要性が高まっています。今回は出版を記念するセミナーとして、著者の菅原氏をはじめ、ブランディングテクノロジー株式会社 執行役員・CMOの黒澤友貴氏、株式会社マテリアルデジタル 取締役の川端康介氏をお迎えしてお話しいただきました。


SEO対策、企業の40%が重要視も実施率は25%未満【メディアリーチ調査】

SEO対策、企業の40%が重要視も実施率は25%未満【メディアリーチ調査】

株式会社メディアリーチは、企業のマーケティング課題を解明するための定期的な調査として、2024年11月に実施した『経営者・役員対象:SEO対策意識調査 2024・2025年』の結果を公開しました。


競合も、業界も、トレンドもわかる、マーケターのためのリサーチエンジン Dockpit 無料登録はこちら

アクセスランキング


>>総合人気ランキング

ページトップへ