SEOにおける動画コンテンツの活用目的は検索順位・ブランド認知度向上!約8割がSEO効果を実感している結果に【eclore調査】

SEOにおける動画コンテンツの活用目的は検索順位・ブランド認知度向上!約8割がSEO効果を実感している結果に【eclore調査】

株式会社ecloreは同社が提供する「ランクエスト」にて、動画コンテンツ活用者を対象に、SEO対策としての動画の有効性について調査を実施し、結果を公開しました。


動画コンテンツを活用している目的

最も多かった回答は「サイトの検索順位向上」(54%)で、多くの企業が動画コンテンツをSEOの一環として活用していることが分かります。続いて「ブランド認知度の向上」(42.7%)が目的として挙げられており、動画がブランド価値を高めるための有効な手段と考えられていることが示唆されます。

また、「コンバージョン率の向上」(24%)や「ユーザーエンゲージメントの向上」(14%)も一定の割合で支持されており、動画が単なる視覚的な要素にとどまらず、顧客との深い関係を築く手段としても活用されているようです。

動画コンテンツのSEO効果を実感しているか

「ある程度実感している」という回答が最も多く、全体の59.3%を占めています。次いで「とても実感している」が25.3%となっており、多くの企業が動画のSEO効果を一定以上認識していることがわかります。

一方で「あまり実感していない」や「全く実感していない」という回答は合計15.4%と少数でした。

どのタイプの動画コンテンツを最も使用しているか

最も多かった回答は「製品・サービスの紹介動画」(38.7%)で、多くの企業が自社の製品やサービスをアピールする手段として動画を活用していることが分かります。

次いで「ハウツー動画」や「成功事例の紹介動画」(各17.3%)が挙げられており、これらのコンテンツが顧客の理解を深めることや、信頼を築くために効果的なツールとして位置づけられていることが示唆されています。

この結果から、動画コンテンツは単なる広告手段にとどまらず、ユーザーとの関係構築やエンゲージメント強化の重要な役割を果たしていると考えられます。

動画コンテンツのSEO効果を測定する際に重視している指標

最も多かった回答は「動画の再生回数」(50.7%)で、多くの企業が動画コンテンツのSEO効果を測定する際に、再生回数を重要視していることがわかります。

次いで「視聴完了率」(36%)や「滞在時間の向上」(26%)が重視されており、動画がどれだけ視聴され、ユーザーがどれだけ長くサイトに滞在するかが、SEO効果の評価において重要とされていることが示唆されます。

これらの結果から、単なる視聴回数だけでなく、動画の内容が視聴者にとって価値あるものであるかどうかも重視されている傾向が見て取れます。

最も多かった回答は「どちらかといえば検討している」(48%)で、多くの企業が動画コンテンツを活用したSEO施策の強化を視野に入れていることがわかります。

「積極的に検討している」(38%)も比較的多く、企業が今後の動画活用に対して前向きな姿勢を示していることが示唆されます。

一方で、「特に検討していない」(13.3%)や「むしろ減少を検討している」(0.7%)と回答した企業も少数ながら存在するため、リソースや効果の面で慎重な姿勢をとっている企業も見受けられます。

調査概要

調査日:2024年11月13日
調査対象地域:全国
調査機関:Freeasy
調査方法:オンラインアンケート調査
調査人数:150人
調査対象:動画コンテンツ活用者150名

出典元:株式会社eclore/4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト

SEOコンサルティング業者おすすめ9選!選ぶポイントまで徹底解説 - 徹底的にSEO対策するならランクエスト

https://rank-quest.jp/column/column/seo-consulting/

自社サイトの集客効果を高めるには、SEO対策が欠かせません。 効果的なSEO対策を実施したいものの、「社内にノ

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000140336.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


消費者の約4割がドラッグストアチェーンを"使い分け"!会員アプリの利用者は約7割【メグリ調査】

消費者の約4割がドラッグストアチェーンを"使い分け"!会員アプリの利用者は約7割【メグリ調査】

メグリ株式会社は、都市部在住で、月1回以上、複数ブランドのドラッグストアを利用している20代〜70代の男女を対象に、ドラッグストアのアプリ活用に関する実態調査を実施し、結果を公開しました。


約5割がWeb広告運用の成果に「満足していない」!約8割が広告運用の成果把握に課題を実感【富士フイルムビジネスイノベーション調査】

約5割がWeb広告運用の成果に「満足していない」!約8割が広告運用の成果把握に課題を実感【富士フイルムビジネスイノベーション調査】

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は、事業会社に勤めており、Web広告の運用に携わっているマーケティング担当者を対象に、広告運用と成果把握に関する実態調査を実施し、結果を公開しました。


LINEヤフー、法人向けサービス「LINEプロモーション絵文字」の正式提供を開始

LINEヤフー、法人向けサービス「LINEプロモーション絵文字」の正式提供を開始

LINEヤフー株式会社は、法人向けサービス「LINEプロモーション絵文字」の正式提供を、4月1日より開始したことを発表しました。


ReBearとOshicoco、Z世代の決済手段と消費行動についての合同調査結果を公開

ReBearとOshicoco、Z世代の決済手段と消費行動についての合同調査結果を公開

α・Z世代に特化したリサーチプラットフォームを運営するReBear合同会社と、推し活領域を専門としたマーケティング企画会社である株式会社Oshicocoは、「Z世代の決済手段と消費行動の多様化」について合同調査を実施し、結果を公開しました。


インフルエンサー活用の選定基準は「商品やサービスとの親和性」!7割が成功を実感するも「購買に繋がらない」課題も【PRIZMA調査】

インフルエンサー活用の選定基準は「商品やサービスとの親和性」!7割が成功を実感するも「購買に繋がらない」課題も【PRIZMA調査】

株式会社PRIZMAは、インフルエンサーを事業プロモーションに活用したことがあるBtoC業界の企業担当者を対象に「【2025年版】インフルエンサーPRの実態調査」を実施し、結果を公開しました。


最新の投稿


消費者の約4割がドラッグストアチェーンを"使い分け"!会員アプリの利用者は約7割【メグリ調査】

消費者の約4割がドラッグストアチェーンを"使い分け"!会員アプリの利用者は約7割【メグリ調査】

メグリ株式会社は、都市部在住で、月1回以上、複数ブランドのドラッグストアを利用している20代〜70代の男女を対象に、ドラッグストアのアプリ活用に関する実態調査を実施し、結果を公開しました。


約5割がWeb広告運用の成果に「満足していない」!約8割が広告運用の成果把握に課題を実感【富士フイルムビジネスイノベーション調査】

約5割がWeb広告運用の成果に「満足していない」!約8割が広告運用の成果把握に課題を実感【富士フイルムビジネスイノベーション調査】

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は、事業会社に勤めており、Web広告の運用に携わっているマーケティング担当者を対象に、広告運用と成果把握に関する実態調査を実施し、結果を公開しました。


人新世をめぐって ~ 人が起源の地質革命

人新世をめぐって ~ 人が起源の地質革命

SDGs(持続可能な開発目標)という言葉にも慣れ、人類と環境の関係に関しても再考が必要との認識が深まりつつある今。人類が我がもの顔で地球資源やそれら環境の利益だけを享受する行動を制し、あらゆる自然環境と共存するという考えとその行動を真剣に追求することを急がねばならない時に来ているかもしれません。本稿では「人新世(じんしんせい)」というワードをキーに、広告・マーケティング業界に40年近く従事し、現在は株式会社創造開発研究所所長、一般社団法人マーケティング共創協会理事・研究フェローを務めている渡部数俊氏が、人類と地球の歩んできた歴史関係の精緻な理解の薦め、そして未来のために今とるべき行動は何かを問いかけます。


LINEヤフー、法人向けサービス「LINEプロモーション絵文字」の正式提供を開始

LINEヤフー、法人向けサービス「LINEプロモーション絵文字」の正式提供を開始

LINEヤフー株式会社は、法人向けサービス「LINEプロモーション絵文字」の正式提供を、4月1日より開始したことを発表しました。


ReBearとOshicoco、Z世代の決済手段と消費行動についての合同調査結果を公開

ReBearとOshicoco、Z世代の決済手段と消費行動についての合同調査結果を公開

α・Z世代に特化したリサーチプラットフォームを運営するReBear合同会社と、推し活領域を専門としたマーケティング企画会社である株式会社Oshicocoは、「Z世代の決済手段と消費行動の多様化」について合同調査を実施し、結果を公開しました。


競合も、業界も、トレンドもわかる、マーケターのためのリサーチエンジン Dockpit 無料登録はこちら

アクセスランキング


>>総合人気ランキング

ページトップへ