6割以上が年末年始のマーケティング施策を行う!消費者の関心が高まる年末年始のアプローチに効果期待【NEXER調査】

6割以上が年末年始のマーケティング施策を行う!消費者の関心が高まる年末年始のアプローチに効果期待【NEXER調査】

株式会社NEXERは、マーケティング業務に携わった経験がある全国の男女を対象に、「年末年始のマーケティング施策」についてのアンケートを実施し、結果を公開しました。


年末年始のマーケティング施策、6割以上が「行う」と回答

まずは、年末年始休みにメルマガや広告運用、SNS運用などマーケティング施策を行うか聞いてみました。

あわせて6割以上の方が「行う」と回答しています。

年末年始に施策を行う理由を聞いてみたので、それぞれ一部を紹介します。

「通常より積極的に行う」回答理由

・年末年始は家にいる人が多く検討のフェーズに入りやすいので広告を配信する。(40代・男性)
・休みで世間は暇になる傾向があるのでキャンペーンを多く打ち出して動かす。(40代・男性)
・ボーナスシーズンでお客様の財布の紐が緩い時期だから。(50代・男性)

「通常通り行う」回答理由

・思い出してもらうため。(30代・女性)
・人の動きが分かる時期だから。(40代・男性)
・年末年始の需要を知りたいので。(50代・男性)
・人がSNSに寄り添う時間が多くなると思われるため。(60代・男性)

「一部行う」回答理由

・財布の紐が緩むから。(40代・女性)
・年末年始の時候の挨拶などは、比較的目に留まるし、意識されていると思うので。(40代・男性)
・他の投稿が少ないと思われるから。(40代・男性)

年末年始にもっとも有効だと感じているマーケティング施策、45.1%が「広告運用」

続いて年末年始に実施したことがあるマーケティング施策を、すべて選んでもらいました。

57.7%と半数以上の方が「広告運用」を選んでいます。

中でも、年末年始にもっとも有効だと感じているマーケティング施策をひとつだけ選んでもらいました。

45.1%の方が「広告運用」と回答しています。

それがもっとも有効だと感じている理由を聞いてみたので、一部を紹介します。

「広告運用(Google Ads、SNS広告など)」回答理由

・新規を取るのが大事。(40代・女性)
・インターネットをよく利用するから。(40代・男性)
・家にいてスマホを触っている時間が長いので広告配信が効く。(40代・男性)
・メールよりも信頼感がある。(40代・男性)
・より気に留めていただける機会があると思います。(50代・男性)

「SNS投稿・運用」回答理由

・SNSが主流になってきているからです。(30代・女性)
・ユーザーとの接点が近いから。(30代・男性)
・日頃の感謝を伝えられるタイミングだから。(30代・女性)

「メルマガ配信」回答理由

・広告よりも、メルマガを見る確率が高いから。(50代・男性)
・既存のお客さんにすぐに連絡できるから。(60代・男性)

26.8%が年末年始に通常とは異なるマーケティング施策を実施したことが「ある」

さらに、年末年始に通常とは異なるマーケティング施策を実施したことはあるか聞いてみました。

3割近くの方が、年末年始に通常とは異なるマーケティング施策を実施したことが「ある」と回答しています。

年末年始にどのようなマーケティング施策を実施したことがあるか聞いてみたので、一部を紹介します。

年末年始にどのようなマーケティング施策を実施したことがある?

・通常の購入時よりポイントが1.5倍、2倍になるなど。(40代・男性)
・年末年始福袋企画。(50代・男性)
・期間限定のキャンペーン。(60代・男性)


通常よりお得なキャンペーンをしたり、年末年始ならではの企画を実施したことがある方もいるようです。

調査概要

調査期間:2024年12月10日~12月19日
調査機関:株式会社NEXER(自社調査)
調査対象:事前調査で「マーケティング業務に携わったことがある」と回答した全国の男女
有効回答数:116サンプル
調査方法:インターネット調査

出典元:株式会社NEXERによるStrh株式会社のサポートを受けた調査

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001462.000044800.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

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