推し活人口は約1384万人。前年より250万人増、特に30代前半女性で増加が顕著
本アンケートで「推し活をしている」と回答したのは全体の16.7%で前回2024年1月から2.6ポイント増加。人口換算すると推し活人口は1384万人で、前回調査の1136万人から250万人程度増加したことになります。
特に顕著なのは30代前半女性で8.2ポイント増の30.4%に。もともと高かった10~20代女性に続き、30代前半女性も3人に1人が推し活をしていることになります。
推し活出費は幅広いカテゴリーで発生。また金額も遠征・公式グッズ筆頭に増加
本調査で聴取した「遠征」~「ネイル」までの9カテゴリー全てで推し活出費が発生。
上位を見ると「公式グッズ」「チケット」「CD」といった推しに直接つながる出費に加え、「遠征」にお金を使う人が多いこともわかります。
また出費したそれぞれについて「1年前よりお金をかけるようになったか」を聞くと、すべてのカテゴリーで8割以上の人が、さらに「遠征」「公式グッズ」では9割以上の人が「1年前よりかけるようになった」と回答。出費額がここ数年で増加していることが伺えます。
推し活への出費は年間約25万円。日本全体では1年間で約3.5兆円が推し活に
推し活に1年間でかけた金額を聞いたところ、平均1人あたり255,035円という結果になりました。
この1人あたりの推し活出費額と推し活人口から、日本の15歳~69歳男女が1年間で推し活に使う費用を算出すると、約3兆5千億円という結果になりました。
調査概要
調査名 :第2回 推し活実態アンケート調査
回答者 :15~69歳の日本在住男女
回答人数:23,069人 (総務省人口推計2025年1月報をもとに性年代ウェイトバック集計)
実施期間:2025年1月16日~23日
出典元:株式会社CDG
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